2013年1月31日木曜日

本日より系統連係して送電開始

本日1/31、系統連係が完了して送電を開始しました。とはいえ、作業が遅れて日没間際なので正常に発電しているのかどうか?明日は朝から正常に動作するか?確認が出来ていない。中電のようなプロがやったので間違いはないと安心している。電柱には75KVAのトランスが3台載りました。税務的には、事業の用に供した日が1/31となる。2/1になると、1ヶ月分の減価償却費が少なくなるので、税金が多くなる。
中電のサービスステーション総出で対応してくれたのか?工事車両が道路にずらりです。2/1は午前中晴れみたいなので確認作業です。私は、早速土曜日は雨みたいなので、日曜日に確認しようと思っている。
第1発電所は 現在快晴だと1日に210KWくらいの発電するので、こちらも比較しようと思う。
あとは、フェンスの設置とフェンスの費用を支払って終わりだ。補助金申請して受け取りもこれからだ。これ以外に、防草対策、監視装置の設置をしていく。計画してから約8ヶ月。これから20年、これで食っていくのだから感慨深いものがある。
設置した場所は、沖通りというのだが、これからはソーラー通りに名称変更されるのかな?



2013年1月30日水曜日

続メガソーラーって儲かるの?

メガソーラーは余り儲からないということを書いた。しかし、企業はメガソーラーをやろうとしている?なぜだろうか?
メガソーラー設置する企業は業績好調で儲かっている企業が多い。つまりグリーン投資減税のせいだ。
からくりは、法人税の実行税率40%にある。業績好調で3億の利益が出たとする。このままだと40%1億2000万の税金を取られる。そこで、融資でもいいのだが、3億でメガソーラーを設置する。グリーン投資減税で即時償却にすると3億の利益は0となり、1億2000万の税金支払いから逃れることが出来るのだ。その上、消費税分も還付される。つまり、メガソーラーが約半額で出来てしまうのだ。そうなると表面利率は24%を超えることになる。これで、儲からないとしたら経営センスがないとしかいいようが無い。
企業は3億を他の事業に使うことが出来るのでさらに業績は好調になるという好循環。企業イメージは上がるし節税は出来るしということなので、メガソーラーは赤字にならなければいいというスタンスだ。赤字の企業にはこういうメリットが活かせない。
個人でも同じようなことは出来るが、年収?千万というサラリーマンは非常に少ない。税務署に個人事業主として開業届を出せば、事業所得とすることが出来る。色々な物を買って経費にすれば節税にもなるが、元々仕入れがなく、売り上げがほとんど利益になるのでそれなりの税金は覚悟しないといけない。税金の心配をするほど大儲け出来れば満足なのだが.....
このブログを読んだ方はきっとソーラーで大儲けできると信じていますので、ぜひやりましょう。

2013年1月28日月曜日

農地転用 頭が固い愛知県

静岡県でソーラー導入するため農地転用をした余勢を駆って、愛知県でも挑戦。
そもそもお客様はソーラーシェアリングでいきたかったのだが、今年度の価格を確保するとなると厳しい情勢だ。ソーラーシェアリングを認めてくれと愛知県農政課に問い合わせたが返事が来ない。職員はメール打ったことないのだろうか?
お客様も農地は一杯持っている。高齢のため、全て耕作出来ず、耕作放棄地になっている農地も有る。だから、農地にこだわる必要がないとのことで、農地転用して雑種地にして設置することを決断された。

私の取り組んでいる農家がソーラー導入するスキームとしては、
1:ソーラーシェアリングで農業を続ける。
2:農地転用してソーラー導入して、売電収入で農業を続ける。
ということなので、農家がソーラー導入して経営を安定させるというスキームに沿っている。

申請書類を整えて事前相談に行くのだが、問題発生。地元の豊田市農業委員会がいうには、ソーラーでの農転は愛知県で初とのことで、前例がない。このため思考停止状態になってしまっている。静岡県ではこのように申請したということを出すと、愛知県には愛知県のやり方があると答えになっていない対応で疲れる。農業委員会というのは地方自治法でも認められて独立した機関で、裁量権が有るので、個々の委員会や事務局で対応が違う。甘い所と厳しい所が出てくる。相談する場合は、担当者を決めて交渉しないとひっくり返る場合が出てくる。
とはいえ、申請に間に合わせるべく書類を作成している。申請書類でくせ者は、その他必要と認められる資料というもので、なんでこんなのが必要なの?というものまで有る。確実に転用するために、先行して設備認定を行って欲しいとのことだ。手続き関係は、農地転用が出来てからすべきものだ。もし、許可が出なかった場合宙に浮いてしまうからだ。融資の条件でも農地転用が降りることとなっていたりする。しかし、実際には、農転申請受理するということは、許可が出るという見通しが有るということだ。許可が降りる見込みの無いものは受理しない。門前払いなのだ。
受理された案件は、農業委員会で承認されていく。農業委員会の議事録を見ると、原案通り承認することに異議有りませんか? (異議無し)  異議ないものと認め承認いたすこととします。といった感じなのだ。
だから、この場合は、書類が整っていれば申請が出来るのだが、窓口が初めてのことで何か不備が有ると責任問題になるので普通なら要らないような書類まで出せと要求して来るのだ。ソーラーシェアリングやりたいといえば、農転してやってくれと言いながら、農転しようとすると山のような書類を出せと。農地へのソーラー導入はハードルが高いです。私が市長ならこういう職員は免職にするか、研修センターに放り込んで定年まで出て来れないようにするのだが。
2月5日の申請まで約1週間。DIYでやるので、文書代のみで収まる。何でもかんでも行政書士に頼んだら手数料でソーラー出来なくなってしまい、計画の変更を余儀なくされる。
静岡県浜松市では、農地転用してソーラー導入するということがちらほら出始めて来ている。

2013年1月26日土曜日

系統連係費用が決定した

1月31日か遅くとも2月1日に系統連係されて、晴れて送電開始となる。時間的には半日仕事だそうだ。申請を出した時、希望は1月末としたのでほぼ予定通りだ。
当初は、安川の3相パワコンは絶縁トランス設置しなければと思っていたので、かなりの金額を覚悟していた。絶縁トランスだけで60万掛かるから。
そこで、新電元でいこうと思ったのだが、新電元だと複数台連係が出来ないとのことで、安川でも絶縁トランス無しで出来る場合が有るということで安川でいくことにした。
ところが、中電は絶縁トランス必要とのことで、5設備だと500万くらい覚悟した。
しかし、交渉の結果、専用回線を引いてもらえることになり、150万で済みそうということになっていた。
このほど最終見積もりが示されて、100万以下で済むことになった。費用は当初の計画と比べると、膨らむことも多い。当初見積もりを下回ることはまれなので非常にうれしい。5設備なので1設備20万円。スケールメリットが出た格好だ。
付帯工事では、追加の工事費用が掛かって+150万。農地転用では負担金が+130万。といった具合で、1円2円の世界ではない。売電20年でも、実質19.5年になってしまうほど影響は大きい。
支払いは、振り込み用紙が送られて来るので、現金を持ってコンビニで支払う。ネットバンキングの振込は駄目だそうだ。これが領収書となるので税金の申告時に必要になる。工事前に全額支払うのが原則になる。1/31までに振り込んでくれというが、振り込み用紙は1/28発送とのことでまだ到着していない。
一つの設備単独の場合、系統連係となると70万円ということになる。絶縁トランス設置だと100万円だ。一つの設備なら単相の連係でいいのだが、複数台だと抑制も考慮しないといけないので3相を選択することになる。
普段は1円安いガソリンスタンドを探しているのに、金額が大きいので麻痺している。ちなみに、見積もりに対しては値引き交渉はしなかった。すれば安くなったのだろうか?
マイナス分は値引きでは有りません。パワコンが待機電力を消費するため、買電契約が必要になる。電力料金は買電の場合、設置費用は無料になる。売電の場合は有料になる。ということで買電分については差しいてくれるということだ。
以下は目安であり、個々の条件、工事内容によっては増減します。ご参考です。

【工事内容】 
  電柱1本新設(144,600円/本) 
  高圧線3条新設(85,800円/3条) 
  変圧器3台新設(364,800円/3台) 
        (共用分595,200円) 
  引込線5本新設 
  計量器10台新設 
 【工事費負担金】    
  ●1さま 
   共用分:198,400円(共用分595,200÷3契約) 
   引込線: 47,100円(68,500円−21,400円) 
   計量器:26,300円(購入用) 
       19,600円(供給用 26,300円−6,700円) 
  ●2さま 
   引込線:68,500円 
   計量器:26,300円(購入用) 
       19,600円(供給用 26,300円−6,700円) 
  ●3さま 
   共用分:156,400円(共用分595,200÷3契約−42,000円) 
   引込線: 51,400円(68,500円−17,100円) 
   計量器:26,300円(購入用) 
       19,600円(供給用 26,300円−6,700円) 
  ●4さま 
   引込線:68,500円 
   計量器:26,300円(購入用) 
       19,600円(供給用 26,300円−6,700円) 
  ●5さま 
   共用分:198,400円(共用分595,200÷3契約) 
   引込線: 47,100円(68,500円−21,400円) 
   計量器:26,300円(購入用) 
       19,600円(供給用 26,300円−6,700円) 

設備認定

2013/1/10から10-50KW未満の設備認定が電子申請に変わった。これまでは、紙の申請だったのだ。
感想は、申請がものすごく楽になったということだ。その反面、紙の時は発電所の名称が必要だったが、電子申請ではなくなってしまって何か寂しいような気がしないでもない。
今回1/25に申請したが、今年度の価格でやれるかどうか?この辺がぎりぎりでは無いかと思う。年度末ということで事業者の申請が殺到して審査が遅れた場合、アウトになりかねない。ドキドキしている。50KWで3円だと20年で300万円。これは大きい。
設備認定申請と並行して電力会社への申請も進めている。認定取得と同時に駆け込めるようにするためだ。
行政書士等の人が申請を業にして代行することは出来るが、資格のない人は法律違反になる。ただし、金を取らなければ業にならないので問題はない。この辺は、サービスということになってくる。今までの紙の申請を思えば非常に楽なので、負担にもならないと思う。
第1発電所の場合、制度が始まったばかりということで、6月20日申請、7月4日認定と約2週間だった。現在やっている所は10月17日に申請して11月9日に認定された。
電子申請になってスムーズになったと思いきや、代行センターからメールが来た。それによると登録のないパネルを採用するのであれば、太陽光のパネルの確認書類とメンテナンス体制表を紙で出せという物だ。
そこで、改めて要求資料を用意して郵送することにする。そういったことを考えると認定に1ヶ月は厳しいのかも知れない。とはいえ、まだまだ間に合うレベルなので安心している。第1発電所で経験しているからいいが、そうでなかったら悩むと思う。

2013年1月24日木曜日

設置費用

1/19の日経報道では、価格据え置きとの記事が出た。よく読むと太陽光は小幅に下げる案も有ると書いてあり、誤報とも言い切れないような 表現で記者の筆の冴えさえ感じる。私を始め、記事を読んだ人の多くが42円維持と思い込んでしまった。まだ、価格は決定ではないが、今後設置検討者は下がるということを前提に進めて行かないといけない。
一般の人が設置する場合50KW未満が多いと思う。静岡県の事業者向けの補助金応募状況によると、規模20KW、40万円/KWが平均となっている。殆どが工場屋根に設置する場合だそうだ。ちなみに、応募状況と乖離が大きい場合は調査するとのことで、当発電所は調査対象になっている。残念ながら、設置価格は守秘義務が有って公表出来ない。
2013.1.21に開催された価格算定委員会で使用された資料が公表されたので、これを読み解こうと思う。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/008_02_00.pdf
非住宅の場合、規模が大きくなるに連れて、外国産のパネル使用率が上がり、KW単価も下がっていく傾向が読み取れる。ドイツなどは外国産パネルが多かったと聞いていたので、国産化率が高いなという印象。中国に対するイメージが先行するせいか?近くのソーラーやっている会社だと、中国製は故障が多いとかネガティブに攻撃してくる。規模の大きな設備では2012年度はKW単価32.5万円だったのが現状28万円まで下がっていることから、買い取り価格引き下げても仕方のない情勢。安く設置出来て、高く売れるとなると2012年に設置した人と比べて不公平になるだからだ。将来安く出来て高く売れるのであれば、設置は控えられ普及は進まない。
ところが、ここに来て円安が進んでいる。設置価格の足かせになりかねない。特に外国産パネルの使用比率の高い設備(メガソーラー)に影響が出る。
今なら50KW未満であればなんとか滑り込みセーフの状態。来年度やろうとしているのなら、予約で価格を確保して工事は遅らせることで対応できる。50KWだと価格が3円下がると年間15万円、20年で300万円減ということになるので、慌てて申請する価値はあると思う。投資額の3倍のリターンが有るので、設置費用でいえば100万円節約出来る計算になる。
50KW未満では余りスケールメリットが出ないようで、設置価格KW40万は当たり前の世界である。これをKW30万以下でやろうとするならそれなりの物にしないと厳しい。自動車でいえば、どこかに行くという目的が同じであっても、高級車で行くか軽自動車で行くかの違いだ。高級車の方が満足感も大きいが、費用も維持費も掛かる。そういう割り切りが出来るかどうかがポイントになる。

2013年1月20日日曜日

メガソーラーって儲かるの?

自治体公募のメガソーラーを設置することになった建設屋さんが私の発電所見学に来ました。世間ではメガソーラー儲かるみたいな話になっていますが、どうかと聞いた所実際には儲からないとのことでした。
そこは、パネルは中国のサンテックの物を採用してコストを下げましたが、それ以外に掛かったので余り安くは出来なかったそうです。ですので、土地代、金利、ランニングコストなどを考えると社会貢献事業だそうです。会社の宣伝にはなっているとのことです。
私の所を見た感想は、安く設置出来るような工夫が見られ参考になった。これからは構造をシンプルにして初期投資が掛からないような工夫をしないと収益あげるのは厳しいとのことでした。自治体の公募の場合、土地が自治体の物であるため地元への貢献とか、地域への理解活動のような設備も設置しなければならないなど色々な縛りが有る上、地代などもオークションになるので、なかなか安く出来ないようになっています。
2メガのメガソーラーを設置した場合の費用の平均を太陽光発電協会が出しています。初期費用は65000万で、系統連係費3000万。合計68000万円です。
期待収入は20年で147200万円です。8%抑制と消費税分は収入に出来ないためです。一方支出はというと20年で約13億になります。ここで問題なのは、前提条件が資金、土地ともに自前ということになっています。支出に、金利や地代を足すと、事業としては厳しいといわざるを得ません。この条件でやる人はいないのではないかと思います。話題のメガソーラーはそんなに儲かる物ではなく、バラ色ではないということになります。
ソーラーは儲からなくて駄目なのかというとそうではないと思います。やり方を変えれば十分に採算が合うと思います。初期通しを減らして、ランニングコストを減らすことに尽きますが、メガの場合法律の規制などが有りそんなには減らせないです。低圧の場合だと対応出来ます。とはいえ、メガを低圧20個に分割するということになると電力会社が嫌がることは必至です。こういうことは認められていますが、そのうち認められなくなる可能性もあります。今は、制度開始のごたごたをついてやったもん勝ちの状態です。

2013年1月19日土曜日

太陽光売電価格来年度も42円維持か?

1/19の日経1面に出ています。これが決定ではないですが、誤報ということは考えられないと思います。売電価格高いという意見が有るのも事実です。業界筋の観測では下がるという見方も有りました。
日経は、2011年8月には、42円20年ではという観測記事を出していて見事当てています。昨年も維持との予想を出しています。さすが天下の日経です。その日経新聞に私は掲載されたことを自慢出来ると思います。エヘン!知り合いの中には日経を読むことよりも取っていることを自慢する人が少なからずいます。
ところが、1/22になるとどうも怪しくなってきました。設備価格の低下を受けて37円になりそうという報道が出て来たのです。現在のKW単価は32.5万円から28万円に下がっているということです。1/21の会議資料。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/008_02_00.pdf
私は来年度は下がると見て、現在設置を進めています。外れているので、私の読みなどはあてになりません。ということを考慮して、今後の設置費用はどうなるのでしょうか?
政府、日銀などではインフレ誘導をする見込みです。仮にそうなった場合、設置費用は上昇します。1ドル70円台が90円まで円安になって来ています。輸入物価は上がります。ガソリンなども上がって来ています。中国製のパネルも上がると思います。こういった中で、売電価格は据え置きとのことで、微妙な感じです。来年2014年は、消費税が3%上がりますので、1500万の設置費用だと45万円負担増となります。駆け込みで上がる可能性もあります。
設置価格が、来年度後半に向けて下がると見れば様子見だし、上がると思えば設置です。正式に売電価格決定まで今しばらくということになります。
設備認定をとり電力会社と受給契約を結べば価格は確保出来るので、その後タイミングを見計らうということも出来ます。
工事自体は1ヶ月弱で完了しますが、現在、パワコンの受給が逼迫していて納期に4ヶ月くらいかかっています。現在契約しても売電は夏頃になります。現在の再エネ法以前のRPS法の時は、系統連係がいつまでにと期限が切られていましたので、そういうことがお示しされる可能性もあります。以前、九州電力では、2013.6/30までに系統連係が完了することと出ていたこともありました。
http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/company/liberal/elec/taiyoko_tankahyo_l_1206.pdf
再エネ法には3年間は事業者の利潤に配慮するとの文言が有りますので、残り2年が勝負と思います。再来年の売電価格については全くの白紙です。
価格も流動的でどうなるかわからない状態です。やろうというのであれば即行動することが大事です。価格を確保すれば工事は後でも大丈夫とのことです。
しかし、天下の日経が誤報を出すのかとショックです。

2013年1月16日水曜日

パワコンの保証

パワーコンディショナー。私はインバータという方がしっくりします。機能は、直流を交流に変換します。太陽電池は直流です。この時の周波数は0です。これを電力会社と同じ周波数50/60Hzにします。電気の周波数を変換する装置です。周波数は系統を検知して自動的にコントロールしているます。
この機能は色々な設備に応用されているので、インバータ制御という言葉は耳にしたことが有ると思います。で、これがどういうことをやっているかというと、きめ細やかな制御をするという風に説明されてよくわからないと思います。
例えば、家庭用の電気製品の仕様書を見ると50HZで**Wとか60Hzで**Wという風に表記されていると思います。ここで注目は50Hzと60Hzでは数値が違います。60Hzの方が2割高いということです。つまり、周波数が高いとそれだけ能力が高くなります。周波数が低いとそれに比例する訳です。負荷が高い時は周波数を上げ、負荷の低い時は周波数を下げてきめ細やかな制御をしているということになります。
パワコンにはメーカー保証が1年ついています。保証の最初の日というのは、発電を開始した日ではなく、パワコンが納入された日からという風になっています。これは、パワコンは受け渡しを持って所有権がユーザーに移転するからです。ですので、送電開始日が極端に遅れると保証も短くなってしまいます。
パワコンの保証は1年ですが、期待寿命は10年以上と説明されています。産業用はデザインは無骨ですが、家庭用のような柔さはないのではないかと思います。家庭用は、10年保証になっています。安心の様な気がしますが、余分な保証料が価格に入っていることになります。とはいえ、60万円以上もするパワコンが壊れたら一大事です。そこで、9年の延長保証を受けることも出来ます。安川だとPV1000 (10KW)で5万円/台、新電元で15万円/台となっています。この価格は、10年故障することはないというメーカーの自信が感じられます。私は、延長保証に入っていません。壊れたらその時に対応するというスタンスです。そのために、売電収入を飲み食いに全て使うのではなく、修繕積み立てをするという方針です。保証といっても、壊れてから修理完了するまでの、売電の機会損失は対象外になっています。
家庭用の室内用のパワコンを使って野立てで設置する場合、保護ケースが必要になります。熱がこもるので換気扇も必要ではないでしょうか?機種によっては接続箱。これらが必要になってきます。産業用の物だとこれらが要らないので設置が楽です。直射日光を避けるため、太陽電池の下に設置するのが一般的です。
第0発電所は、シャープ製で設置後8年で1度パワコンが壊れて無償で交換してもらっています。それから10年経ちましたが、まだ壊れていません。そろそろでしょうか?設置当時は1台100万円したのが、故障交換時は35万円、今だと20万円以下という風に値段が下がって来ております。

2013年1月12日土曜日

ウェッジから取材を受けました

※ウェッジについて・・・JR東海のグループ会社で、東海道新幹線のグリーン車に搭載されている月刊誌「WEDGE」を発行しています。(一部駅の売店や書店でも販売)発行部数は15万部、1部400円で発売されています。取り扱うテーマは、政治、経済、産業などグリーン車に乗られる客層をターゲットにしております。
http://wedge.ismedia.jp/category/wedge
「人にやさしい技術」という環境にやさしい技術を紹介する連載するので「ソーラーシェアリング坪井第1発電所」を取り上げさせていただきたいとのことで取材依頼がありました。(2/20発行「WEDGE」3月号に掲載予定)私の所を知った経緯は、2012.9.5の日本経済新聞に掲載されたことがきっかけだそうです。

アッパーミドル層をターゲットにしているとのことで、ソラポンの客層にぴったりと思いお受けいたしました。担当はジャーナリストの武末高裕氏。
本日13時に現地でとの約束でしたが、道に迷ったとのことで迎えに行きました。約3時間ほど取材をして帰って行きました。ソーラーシェアリングの良さを見て触れて確かめていただけたと思います。3月以降デビューの予定ですが、世界初の栽培方法によるソラポンを試食してもらいした。ソラポンの糖度は14.7%でまずまずでした。比較で食べたみかんは12.7%でした。静岡県の農業試験場での生育状況だと糖度14%とのことで遜色のない生育状況となっています。
農地へのソーラー導入がイノベーションであることを理解してもらったと思いますが、発行までの1ヶ月でどのような記事に仕上げるのか楽しみです。
現在設置中の発電所も見学されて行きました。本日は発電日和でした。

パネル設置完了

パネル設置が完了です。1/10と11で270W単結晶パネル900枚が納入されてきました。
僅か3日で乗せ終えました。ポールも5本立て終えました。電気配線はこれからですが、形は出来ました。車が通りすがりながら見て行く人もちらほらです。脇見運転はいけませんよ!
1/15位には完成するみたいでとにかく工事が早いです。正月を挟まなかったら1ヶ月で完成していたと思います。
パワコン等部材の納期が遅れ気味なので、今から契約しても夏くらいでないと無理な状況です。今年の価格を確保して、工事は後でも出来るようになっています。円安でパネル単価が上がる可能性もあります。
パネルの色は黒いのですが、青空が反射して青く見えます。上の画像だけで30KW分のパネルになります。
トーエネックが系統連係の下見に来ましたので、月内連係も視野に入ってきました。楽しみです。希望は1/27です。この日はモーツァルトと息子の誕生日なので。ただし、この日は日曜日なので(中電休日)対応してくれない様な気がします。設置者としては1日も早く開始して欲しいです。融資の返済は既に始まっています。遅れると破産してしまいます。


2013年1月11日金曜日

1月の売電収支

ソーラーシェアリング坪井第1発電所は全量売電となっています。12月10日から1月9日までの31日間の売電3478KWで146076円となりました。一方買電122KWで2081円でした。
全量売電なのに買電って何?と思われるかと思いますが、パワコンは電気を消費します。通常は太陽電池からの電力を消費しますが、太陽が出ていない時や夜は中部電力から買うことになります。単価は通常の電気料金と同じです。待機電力ということになります。おじいさんやおばあさんだとコンセントを使わない時に抜いてしまうということを実践していました。いちいち、盤のブレーカーを入り切りすれば電気代の節約にはなると思います。買電気代には再エネ発電促進賦課金39円が加算されています。
ソーラーをしないと損する時代になっています。しなくても、儲け損ねるだけではないかとお思いでしょうが、ソーラー付けない人は一方的に再エネ発電促進賦課金を払うだけになります。今後さらに普及して電気代の10%になったと仮定します。月の電気代が1万円の人だと月1000円、年12000円。20年で24万円です。
仮に思い切って100KW付ければ20年で1億弱の収入が入ります。建設費3000万なら7000万の利益になります。しかも、これは不労所得です。
私はループの代理店をやっています。中国製パネルは怪しいとか、ループ自体が怪しいとかなんだかんだ言ってやらない人も多いです。ここで思い切ってやるかどうかで、これからの人生が変わると思います。出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかに尽きると思います。
ループの社長は、2メガのソーラーを設置したい。そうすれば社員を20年食って行かせることが出来るといっているそうです。操業から2年経っていませんが発展ぶりには目を見張ります。今年はとりあえずメガソーラーを設置するそうです。安く見積もっても2億の金が要ると思います。ソーラー業界はそういう資金を出せる勢いが有るのでしょう。

2013年1月10日木曜日

発電のシミュレーションって

発電のシミュレーションをしますが、どれくらい精度があるのでしょうか?期待しすぎもいけないと思います。そもそもある条件下でのものですので、その条件を満たさないと出ないです。一番良い条件なので、上限と見ておいた方が良いと思います。
当たり前のことを書きましたが、どういう時に出ないのか?
1番は天候です。不順だったりすると即影響が出ます。好天ばかり続くと予想以上に発電をすることもあります。
2番目は影です。電柱や電線はそこら中に有ります。木や建物の影など全く日陰にならないという好条件の所の方が少ないのではないでしょうか?電柱や送電線など何らかの影が掛かる場合が有ると考えた方がいいと思います。私の発電所では東側に送電線が走っております。エリアによっては、この電線が影になる午前中は出力が10%ダウンします。
ソーラーシェアリング第1発電所のパネルを下からサーモグラフィでチェックしますと左上から右下に線が走っているのが分かります。これは電線の影の影響でパネルにホットスポットが発生しております。影の部分が抵抗となり電気が流れにくくなることにより起こります。その結果パネルの一部に温度上昇が起こる現象です。これは異常ではありません。また、パネルのハンダ不良が原因のホットスポットは出力がでない場合も有ります。これは異常です。実際この状態を突き止めるのは難儀です。
地上設置の場合、アレイとアレイの高低差の2.3倍くらいのスペースがないと影の影響を受けることになります。つまり、高さ1mなら2.3mの間隔を入れないといけないことになります。こんなことしたら土地がいくら有っても足りません。土地にどれだけパネルを敷き、どれだけ収入が見込めるのかを検討することが必要になります。また、高性能パネルを採用することで、設置面積を節約することもできます。
発電効率がいいのは緯度と同じくらいの角度といわれています。角度は30度くらいです。この条件を無条件に受け入れるのには問題が有ります。これには先の前提と同じで、1年中影にならないといった条件が必要です。冬は影の影響を受けるが、春、夏、秋で挽回するというのであれば、低角度での設置をした方が合理的になります。角度が低い方が風の影響を受けにくくなります。現在設置中の発電所は20度にしています。高低差1mで間隔1.5mにしています。
3番目は、抑制の問題です。メガソーラーは抑制が8%かかるという前提になっています。発電しても売れないのが8%有るということは、売電価格が40円ではなく実質36.8円ということになります。抑制とは系統で電気が余ってしまっている時に起こります。
そういう時は、系統電圧が有る一定以上になってしまい、パワコンが送電を止めてしまう仕様になっています。家庭用の場合、単相100Vです。基準は101+-6Vなので上限107Vで送電が出来なくなります。一方、3相200Vだと基準は202+-20Vなので上限222Vで送電が出来なくなります。単相では214V相当で掛かることになるので、3相の方が抑制が起きにくいということになります。
住宅用のソーラーは単相での連係が多く、それらが多く設置されている激戦区に有っては抑制の頻度も高いと聞きます。50KWクラスになるとちょっとした調整では手に負えないので、トランスの設置などの対策(費用が掛かる)が必要になります。普通のトランスを購入する場合、KVA=1万円くらいが相場です。中電だとサイズに関わらず1台13万円と格安です。ソーラーシェアリング坪井第1発電所の電柱には75KVAが2台設置されています。






2013年1月9日水曜日

ソーラーシェアリング日本初はどこ?

実際にはどこが初めてなのでしょうか?
本家本元の長島氏のところなのでしょうか?ここは、宅地で家庭菜園をしていて、その上にソーラー設置しています。
その辺の農家が農地で勝手にやっているのも有ると思います。ただし、農業委員会が公式的に認めたものでは有りません。農業委員会は農地パトロールということをしています。その時に見つけた場合、規模が小さければ黙認でしょうが、ある程度の規模だと転用してくれとの指導を受けることになると思います。そこが、転用出来る所であればいいですが、転用出来ない所だと撤去ということになります。某農業委員会によれば、指導をしても撤去費用がないとのらりくらりという人もいるそうです。
三重県伊賀市の和田さんは水田でソーラーシェアリングをやっています。ここは送電開始が2012.3だそうです。RPS法での送電になります。恐らく転用出来ない青地と思われます。しかも、借地だというのが気になります。いずれ返還する時には撤去しないといけなくなります。特許申請中とのことですが、果たして認められるのでしょうか?広く事業展開したいとのことでした。
三重県菰野町の小椋さんは着工2012.4送電2012.9.15となっています。第3銀行のリリースを見ると、三重県農政課が調べた所、全国に事例がなかったそうで、そのことを理由に全国初としています。つまり、長島氏の所は宅地なので農業と発電を同時に行っている事例とは見なかったようです。(家庭菜園は農業としてはカウントされません)
http://www.daisanbank.co.jp/archives/001/201210/20120424104017.pdf
私の第1発電所の場合は、2012.2着工、2012.5完成、申込2012.7.1、送電開始2012.8.24となっております。小椋さんよりも少しばかり早くやっています。ですので、名刺上には再エネ法下での日本初認定のソーラーシェアリングとしています。
どうでもいい話では有りますが、こだわりは持ちたいと思います。蓮舫にいわせれば2番では駄目なんですか?といわれそうですけど。
少なくとも、上記事例は全国的に見ても非常に珍しい事例になります。だからこそ、新聞等に取り上げられるのであって、その辺に設置したというだけなら記事にはなりません。農地として認められているということは、農地で作っている電気も農作物ということになると思います。これがイノベーションであるというのが私の主張です。

現在第2、第3発電所を設置中です。今から17年ほど前に自宅に設置をしました。中電の豊田営業所管内では8番目でした。初め、3.1KW(補助金KW=90万でした)その後2.08KW増設して5.18KWにしています。ここは第0発電所ということになります。

2013年1月5日土曜日

補助金の効果

ソーラー設置するなら補助金欲しいというのが心情でしょう。住宅に関しては、国、県、市などから出ます。非住宅になると自治体によっては出たり出なかったりということになります。
例えば静岡県では、事業者向けの補助金制度があって1/10か100万までの少ない方が出ます。応募が殺到して予算追加すること3回、800件の交付が決まりました。お隣の愛知県になると制度がありません。静岡県浜松市も50万までの補助金制度があります。併給出来るのでうまくいけば150万もらえます。静岡県の場合、設置地で出ますので私の様に愛知県在住の外資でももらうことが出来ます。
補助金の要項が有るのでうまく制度を使うと手厚くなります。例えば、静岡県で250KWを設置する場合。250KWを1設備で設置の場合は、補助金100万円でます。一方、これを50KWを5設備で設置する場合補助金は500万円でます。この場合だと、設置費用、ランニングコストともに5設備にした方が安くなります。補助金も多くもらえてハッピーということになります。
補助金のインセンティブ効果はというと、あります。愛知県と静岡県を比べると愛知県の方が金持ちです。経済規模は2倍となっています。経産省が発表している非住宅の太陽光発電の認定数(11末)を見ると、全国3位で静岡県の方が多くなっています。これは、上記の補助件数800件がカウントされるからだと思います。自治体が再エネ導入に積極的かどうかということがポイントとなります。愛知県のような所は金持ちなので補助金出さなくてもそこそこ導入が進むともいえると思います。
補助金は、議会で予算が承認されないと出ませんので、来年度はどうかということは分かりません。また、交付を受ける時は、決定までは工事着工出来ないことになっております。予算執行上の問題も有るので、工事完了にも期限が有ります。補助金は税金から捻出しているので色々な縛りも有りますが、もらえるのであればもらった方がいいと思います。補助金もらった場合は、収入にはなりませんので、税金はかかりません。
買い取り制度の価格が高かったためか予想以上に導入が進んでいます。こういった状況からすると補助金無しでも導入が進むということで来年度は減額されるかもしれません。そもそも導入することで儲けるのに、その上補助金なんてずるいという意見が有ることも事実です。事業者の財産取得のために補助をするのはどうかという意見ですが、系統連係費は事業者の負担になります。設置後は電力会社の所有となり、他人がその設備を使用する場合、無償で使用することが出来ます。ですので、系統連係費を補助するという方向に行くかもしれません。或は融資保証とか利子補給という風に形を変えるかもしれません。
この方法はよく取り入れられており、例えば昭和40年代に耕耘機が広まった時の要因の一つといわれています。皮肉なことに、耕耘機の普及により、耕作に人手が要らないようになり、農業から工業等へ労働人口がシフトして農業が衰退してしまいました。それまでは、農地は600万ha、農業人口1500万でした。今では農地460万ha、農業人口300万人となっています。この衰退して行く農業を振興させるのが、ソーラーシェアリングだというのが私の信念です。

最後のハードル 系統連係

ソーラー設置して最後の関門が系統連係になります。費用によっては事業を断念に追い込まれたケースも出ています。設備を先行して設置してしまった場合、いくらであろうともやらざるを得ません。ある程度の規模になるとトランスを新たに設置するというバンク分割が必要になってきます。この方が、抑制を回避出来るのでいい場合も有ります。
この時に、同じトランスから複数系統の連係ができるかどうかという問題が有ります。
例えば、新電元50KWを2系統設置する場合で行くと、バンクが2つ必要になります。
つまり、電柱2本でトランス4台の設置になります。安川だと、電柱1本トランス3台の設置となります。トータルでは安川に軍配が上がります。
これはどういうことかというと、連係にさいしては同じトランスに接続する系統同士が仲良く出来るかどうかということを証明する必要が有ります。複数台連係試験証明書というものが必要になります。これがないと電力会社は認めてくれません。
現在の状況だと、新電元1系統の場合はいいですが、複数系統だったり安川とだったりという場合はだめです。安川だけの場合、8系統までOKです。
複数台連係試験証明書はメーカーが試験証明する義務が有るのですが、新電元のパワコンは複数になるとトラブルが起こるらしくて証明書を出せないとのことです。
まとめると、安川の場合絶縁トランスが必要。専用回線を引く場合は、絶縁トランス不要。複数連係が可能。
新電元の場合、絶縁トランスが不要。専用回線も不要。ただし、複数系統の連係が出来ない。ただ、設置したトランスを誰にも使わせたく無いという場合は、新電元を使えば自分専用となり、他の人が使うことによる電圧抑制を防ぐことも可能になります。
50KW 1系統の場合は問題無いですが、複数系統の場合に問題が出て来て、安く出来ると思ったのに費用が掛かってしまったということになることも考えられますので、検討が必要です。こういったことはSIの腕の見せ所ということになります。 
私個人では、安川の方が対応が良いので好きです。

下記は目安です。
例えば、50KW低圧1系統の場合。(電柱1本建柱)
安川(絶縁トランス無し)110万円。:新電元60万円
250KWを低圧5系統の場合。
安川(絶縁トランス無し)電柱1本、1系統30万円:新電元、電柱5本、1系統60万円。
電柱だらけになって影の影響をもろに受けることになります。

愛知県豊田加茂事務所との折衝

豊田市農政課では判断出来ないとのことで、上部組織である愛知県豊田加茂事務所農政課と折衝をしました。
愛知県豊田加茂事務所の判断は転用が必要とのことでした。その根拠は下記の局長通知だそうです。
この通知が出された経緯は、ソーラー設置での農地転用する場合の基準が出されていたにもかかわらず、周知徹底されておらず、農地転用許可が認められないということが有るため、改めて周知徹底したという所に有ります。農地転用は、農業を止めて、例えば家を建てるとか駐車場にするとか資材置き場にする場合などの時に行うものです。農業を続けながらではないということです。ソーラーシェアリングは農地で農業を続けながら行うものなので、上記とは全く次元が違うと私は思います。
ここは、通知の解釈ということになると思いますが、役人的発想で転用が要るとした方が後で何か問題が有った場合、無難だからでしょうか?責任回避のためには何でもかんでも転用ということになります。
通知をよく読むと、2種3種農地にソーラー設置の場合は転用すれば設置可能となっています。これは、農地をパネルで覆う場合です。こうなると耕作が出来ず、農地として認められなくなります。だから、転用して設置ということになります。
ソーラーシェアリングのような形態の場合、農地をパネルで覆う訳でもなく農地を耕作出来るので農地のままになります。農地であれば転用不要です。
つまり、この通知は農地に対していろいろな設置方法を規定していない。設置の基準が曖昧ということになると思います。この通達の上位法である農地法では、農地の定義として農地は耕作出来ることとされています。他県の事例でも同じような判断になったのはこういうことです。
そもそもこの通知は、農地へのソーラー設置の基準が周知徹底出来なかったので改めて出されたものであります。ソーラー設置で農地転用する場合、2種、3種農地は出来るということを伝えたかったということです。
ご参考 P99
http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/publication/240629/fu/item8.pdf


2013年1月4日金曜日

朝日新聞7面に掲載

ソーラーシェアリングの取り組みが、本日の7面に掲載されました。
朝寒かったのですが、気になってコンビニまで買いに行ってしまいました。
記者が取材に来たとき、光飽和点だとか、青地、白地などと細かいことをごちゃごちゃ説明したのですが、そういったことは省略されて優しい表現になっていました。まあ、読者にとっては、設置にいくらかかって、いくら儲かるかということが一番知りたいことなので。そういったことを農業者が判断して決断していただければうれしいです。
取材は11/25だったのですが、この1枚の写真を撮るために何百枚もの撮影をしました。足を半歩前にしてくれとか、少し横に行ってくれとか、太陽がここに来るまで待って欲しいなどとの注文をされました。そのこだわりの写真です。
日経新聞や中日新聞は記者がカメラマンも兼任して1人での取材でしたが、朝日新聞は記者、カメラマン、運転手の3人で来ました。
朝日新聞、ウエッジは
http://hatsudenkakaku.info/entry40.html
こちらのページを見て取材申し込んできました。日経や中日は、私から取材申し込みました。中日の後の記事は日経や自社の記事を見て別の記者が来ました。SBSは日経記事を見てきました。マスコミも新聞やインターネットを見てこれはと思うネタを探して取材に行くのが分かります。
いい技術だから、イノベーションだからでは分かってもらえません。
プレゼンテーションをこちらからしないと(しても)なかなか分かってもらえません。
マスコミに出るまでは、怪しいとかうさん臭いといった感じで見られていましたが、出ると一転して評価が変わりました。初めから認めてくれたのは、隣地のおばさんでした。
もちろん儲かるということも大切ですが、普通のおばさんでも理解出来る分かりやすさが、普及のポイントになります。

2013年1月3日木曜日

マスコミの力

ペンは剣よりも強しと言いますが、マスコミの影響力は大きいです。
愛知県の場合、地方紙の中日新聞が圧倒的に多いのが事実です。当方も中日新聞をとっています。
私が掲載された中日新聞の記事
http://eco.chunichi.co.jp/news/2012/10/001248.html
年賀状にも見たよと書いて来た人が何人かいました。
私は新聞等のメディアに出ることにより、ソーラーシェアリングの理解を深めて浸透、普及に努めるという戦略が有ります。普及ということにはまだまだ至っていないです。
ちなみに、家族、職場の人からも質問有りましたが、取材費は1円たりとももらっておりません。掲載されたものを頂くくらいです。(日経はくれませんでした)

近くのヤマダ電機のソーラー担当者の話だと、中日新聞記事の切り抜きを持ってこういうことをしたいといって来店した人が何人もいたそうです。一部の読者は中日新聞に問い合わせて、私に連絡をしていただいた方もいました。日経の時もSBSや他の雑誌の時も同様でした。という具合に、ソーラーシェアリングやりたいが、どうしていいのか分からないという人が多いということです。
1/4の朝日新聞に掲載されますが、どういった反応になるのか興味津々です。記者の話だと写真集みたいな感じとのことです。

購買数ですが、以下の様になっています。

朝日新聞 東海版(愛知、三重、岐阜+静岡県の一部)発行部数40万部くらいです。
中日新聞 静岡県版は14万部です。
中日新聞 三河版は10万部です。
日本経済新聞 静岡県版は7万部です。
全国的には、朝日800万部、日経300万部強、中日300万部弱といった部数になっています。

愛知県豊田市農業委員会との折衝

昨年末から居住地の愛知県豊田市農業委員会との折衝を始めました。豊田市の人でソーラーシェアリング48KW設置希望の方が見えるからです。
掲載新聞や光飽和点、構造図や計画書などの資料を元に農地として認めて欲しいというお願いをしました。しかし、豊田市農業委員会としては前例がなくて判断出来ないので、愛知県農政部に判断をしてもらうとのことでした。
その結果は、転用して欲しいとのことでした。とりあえずは、静岡県浜松市の例と同じような対応で驚きもせずということです。新聞などの資料は見たとのことでしたが、報道が正しいかどうか分からないという回答でした。農業委員会等に関する法律というものがあって、そこに定められた農業委員会の上部組織、全国農業会議所という組織が発行している全国農業新聞(2012.9.28)に載っている全国各地におけるソーラーシェアリングの事例(三重県の2事例。記事の片隅3行ほど私の事例)が出ているのですが、それについて聞くと答えることが出来ませんでした。初めから資料を見ることなく転用という考えが透けて見えます。
以上のやり取りは農業委員会の事務局が間に入っているので、第2ラウンドは直接対決することになりました。連休後折衝します。

連休中に検索していた所、岐阜県でも三重県のタマリュー方式のソーラーシェアリングをやるみたいです。ここの土地は農地ではないと思いますが、下ではシキミとかを育てるようです。業者は三重県のタマリュー施工した業者です。

大規模太陽光発電へ協定 パネル下でシキミなど栽培 岐阜県と共同企業体 


日本農業新聞 (要登録)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=18100
岐阜県
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/gyoji/sangi/solar_kyoutei.data/kyoutei_solar.pdf

福井ではあっと驚くソーラーシェアリングです。
もしかしたらリンク切れになっているかもしれません。
画像が小さいですが、高速道路の橋桁の下と同じような構造です。
こういった理解有る農業委員会だといいのですが、頑迷固陋な部署だと疲れます。




サニックスとの比較

ソーラーフロンティアとの比較をしましたが、今回はサニックスとの比較です。
新聞広告にも出ています。
野立てだと50KWで税込み1460万円です。
パネルは韓国製、家庭用のパワコンで単相での低圧連係になります。
工法は置基礎で角度10度となっています。
工事費込みのKW単価も29.4万円と安いです。

これに対抗するため、ループも新しい商品投入しました。
14.58KWで335万円(税抜き)。パネルは中国製、パワコンは産業用で3相低圧連係です。
工法はパイプ打ち込みで角度は20度30度など選べます。
58.32KW 契約は40KWになります。工事費込みで1596万円(税込み)
工事費込みのKW単価も27.4万円。

サニックスは50KWなのでループの40KWよりも多いかというとさにあらず。
パワコンの能力を活かすには、パネルを多く乗せることになります。
発電効率はロスがあるのでパネル出力の80%位が精々です。
従って、発電はループに軍配が上がります。
1年でみると発電条件がいい時などは、出力抑制が掛かりますが、そういうことは年間にしても余りないのが通常です。
安川のパワコンPV1000は10KWですが、実際には10.5KWまで発電します。
電流は28.6Aで抑制が掛かります。この時のパネルの発電は11KW位になります。
1系統約12.5KWなので、かなり効率の良い発電ということになります。

ソーラーシェアリング坪井第1発電所は、58.5KWでパワコン50KWになっています。
パワコン1台分60万円くらいが低減出来ていることになります。
こういったことでコストパフォーマンスをあげての設定になっております。
ただ、1系統12.5KWでも出力抑制が掛かりましたので、14.58KWだともっと掛かることになります。冬場に強いシステムともいえると思います。

安川のパワコンは系統連係する場合、絶縁トランスの設置を求められる場合があります。
下記に中電からの見積もりを記します。
これを回避する場合、専用のトランスを中電に用意してもらうか、他社のパワコンを使うかということになります。
絶縁トランス設置だと1台約60万くらい掛かります。
電柱設置場所などがあれば専用の方がいいです。
今回設置しているものは、案①で行くことにしました。5設備でシェアするので、台あたり30万で済みそうです。絶縁トランス設置でいくと台あたり80万になります。
ですので、何系統かある場合は専用回線を引いてもらった方が安くなります。
トランスなどは中電の所有になるので、管理や修繕は中電がやってくれます。
専用回線の話ですが、こちらからいわないと中電はやってくれません。このことを知らないと絶縁トランス設置ということになります。今回もぎりぎりまでこの問題が解決せずやきもきしました。最後の系統連係になってストップしてしまいますので、事前に協議をしておくことが大事と思います。

以下中電からの見積もりです。

案①(建柱1本・トランス3台のデルタ結線・5台連係)
・建柱・トランス3台設置費用 ¥974,400
案②(建柱1本)
・建柱1本設置費用 (絶縁トランス5台お客様用意) ¥843,200
案③(建柱2本・トランス6台のデルタ結線・3台2台連係)
・建柱2本・トランス6台設置費用 ¥1,948,800
共通設備費・メーター10台 ¥229,500・引き込み線 ¥291,200

絶縁トランス設置例 50KVA 重さ約300Kg 価格約50万円。
設置者の所有になるので、管理や修繕は設置者の責任。

ソーラーフロンティアとの比較

他の事業者が私たちよりも1ヶ月遅れで農地転用申請してソーラー設置しています。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/conference/files/rid00854/gijiroku2410.pdf
この方は、茶畑だった所に140Wパネル348枚、規模48.72KWで設置しました。既に発電を開始しているそうです。
完成が早かったのは、茶畑で埋め立ての必要がなかったのと規模が小さかったからです。
50KW程度なら1ヶ月程度で完成します。
メーカーはソーラーフロンティアの製品になります。
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2012/C007975.html
特徴として、国産パネル、家庭用のパワコンということになります。
単相100Vでの低圧系統連係になります。
ソーラーフロンティアのパネルは、発電量が結晶系のパネルよりも10%多いのが長所になります。国産というのもポイントです。
短所としては、
1:発電効率が劣る→設置面積が多く要る。
2:重い→普通の結晶系の1.5倍くらい。
3:高い→44万円=KWで、償却に10年くらい掛かる。
4:パック商品なので小回りが利かない。(パネルは145W固定)
5:結晶系と比べて電圧が高いので別途接続箱が必要。
6:250-300Wが主流の結晶系と比べて半分の出力なので、配線工事など手間がかかる。
50KW設置で総額2200-2300万円くらいではないかと想像します。
静岡県の事業者向けの補助金の応募状況によると、規模20KWで、KW=40万円が平均だそうです。国の価格算定委員会だと32.5万円とされています。

一方、私たちの設備は
中国製パネル 270Wパネル180枚、規模48.6KW。(これを5設備)
パワコンは産業用10KW(安川電機)で3相200Vでの低圧系統連係になります。
償却は6年くらいと想定しています。
ソーラーは投資物件になりますので、不沈空母を作ると償却が遅れます。
目的をはっきりさせないと儲かるものも儲かりません。
設置費用以外に掛かるのは、造成費用とフェンスなどの付帯費用です。
農地が区画整理などで税金投入されていると、転用にあたって返還しなくてはいけません。
系統連係費用も自己負担になります。電柱が近くにないとか抑制対策など系統連係費用が巨額になる場合もあり、こういったことを考慮しないと、事業として成り立たなくなって社会貢献事業になってしまう恐れもあります。

農地でのソーラーはイノベーション

手前味噌の話ですが、農地でのソーラーが何故イノベーションなのか?
農地に設置すればいいだけではないか?
農地にソーラー設置したいと農業委員会に相談すると、間違いなく転用してくれといわれます。
農地には色々種類が有って、転用出来る農地と出来ない農地があります。転用出来る所には設置出来ますが、転用したら農地ではなくなります。転用出来ないということは設置出来ません。つまり、農地にソーラー導入ということは出来ないということになります。
農地転用せずに設置した場合、コストは20%増になります。それなのに何故設置したかというと、農地へソーラー導入出来るということを実証したかったからです。
今後、転用出来ない農地への導入事業展開を検討しているためです。日本の国土ので一番多いのは森林ですが、次に多いのが農地です。この広大な農地は非常に有望な市場ということでターゲットにしたい。

ここまで、農地への導入の難しさを書いてきました。何故、ソーラーシェアリング坪井第1発電所は、農地であるにもかかわらず設置出来たのでしょうか?事実、農業委員会に農地である(農地転用の必要がない)と認められています。
今まで通り農業を継続している。
農作業出来るスペースを確保している。
作物の生育に支障がない。
といったことをクリアしているからです。
従って、作物の栽培が主であり、発電は従という位置づけになります。こういった事例は出始めて来ていますが、まだまだ少数です。
下記画像は6月のもので、遮光することにより作物が育たないのではないかという意見もありましたが、雑草も青々としています。このあと、雑草対策のため、防草シートを全面に敷きました。
今後、農水省が基準を近々発表するとのことで、内容が気になる所です。恐らく下記のような基準が示されるものと予想されます。そうなった場合、転用出来ない農地にも設置出来ることになり、普及に弾みがつくものと予想されます。

2012.11.14の朝日新聞には三重県が国に先駆けて独自の基準を発表するとあります。
原則として農地転用を必要とするが、土地利用の主目的が耕作であって、(1)作物の収量と品質の低下を招かないことを示す根拠がある(2)農地の占有が太陽光発電施設の支柱脚の部分に限られ、必要最低限の面積である――の二つの要件を満たす場合、農地転用を必要としない基準にしたいという。
発電パネルの設置相談が農家などから寄せられた場合、農業後継者の有無も含め、「太陽光パネル下で農業を継続的にできるかどうか」を主な判断基準にしたいとの考え方を示した。


2013年1月2日水曜日

確定申告準備

2012.8.24から送電開始。初日は17:00からだったので収入168円。
初回の9/10検針では2週間余りで160650円でした。年内約4ヶ月の売り上げは約84万円。
事業所得としての申告が必要で年末から準備中。
減価償却があるので、初年度としては約170万円の赤字。
他の所得と通算出来るので税金約25万円還付見込み。
これ以外に、消費税70万円還付見込み。
青色申告で、消費税納税業者としての届け出が必要。
細かい計算はeTaxがやってくれるので素人でもやれないことはないです。
今年度は、増設する発電所の収益が寄与するので、
黒字決算になる見込み。納税も発生しそう。
消費税は90万円ほど還付見込み。
固定資産税は3年間2/3に減免されます。
このように、制度を知っていればお得になる事もあります。
税理士も不勉強の人がいて知らないということもあります。

消費税還付受けた場合、事業所得もしくは雑所得になります。仮に70万還付、所得税率10%、地方税10%とすると手取りは56万円ということになります。
ソーラーの場合、一度設置すると仕入れはないし、経費も掛からないのでモロに税金がかかってきます。
今回は消費税還付請求しますが、課税売り上げが1000万以下の場合、消費税の納付をしなくても良いことになっております。ですので、ソーラー単独しかない場合であれば、かなりの人が消費税を懐に入れることが出来ます。外税なので、消費増税が有ればその分実入りも増えるということになっています。


静岡県初 農地転用してソーラー設置

農家がソーラー導入して経営を安定させる取り組みの第2弾
農家によっては耕作放棄地になっている所も多々有ります。
農家にはマンパワーがなくて(金も)、全てを耕作出来る訳ではありません。
こういった農地を選別して選択と集中するのがスキーム。
発電収入を農業に再投資することで、農業を振興させるということが目的です。

農地2820m2を転用して243KWのソーラー発電所設置。
規模的にはメガソーラーの1/4。48.6KW設備を5台設置。
全国的には、神奈川、長野、熊本などでの先行事例があります。
静岡県では初めての取り組み。
在住している愛知県豊田市ではまだありません。

静岡県より事業者向け補助金交付有り。
(7/10 申請 → 8/3 補助金500万円決定)
在住している愛知県には制度無し。

7月農地転用書類準備 行政書士を通さずにDIYで準備。
資金がないので経費節減でいかないといけなかったため。
農業委員会から、簡単に出来るといわれてやってみましたが大変でした。
申請に掛かる費用は証明書交付などの文書代のみ
区画整理されていたため補助金等130万円返還した!
8/24申請書類提出→ 9/5説明会→ 9/21転用許可
2012.9.14における農業委員会の議事録です。
静岡県として初めての農地転用してのソーラー設置。
1月末完成、その後連係開始予定。
電気は地域の皆様に使っていただきます。

9.22 稲刈り。
9/末 埋立開始。
10末 埋立完了。
12/5 部材受入、架台設置開始
12/8 架台設置中
12/17 2週間ほどで完成
1月からパネル設置予定


ソラポン生育状況

上にソーラー付けると作物が育たないのではないか?とお思いの方も多いと思います。
ご親切なことに農業委員会に対して、私の取り組みを作物が育つ訳がないとかあんなのインチキだなどと連絡された方がいるそうです。

ソラポンは差別化された付加価値がついたオンリーワンの商品だと思っております。
これをどう販売するか頭を悩ませています。
例えば一般市場に出荷した場合、ソラポンではなくデコポンとして販売されてしまいます。
ソーラー付ければ作物も高く売れる取り組みにしたい。
農家に対するインセンティブになるモデルとしたい。
販売方法など ご意見を頂きたいと思います。
メールは solapom@gmail.com まで。
(電気で儲けて、作物で儲けるとは欲が深いとかいう意見は無しでお願いします)

2012.10.4に地元SBS TVで放映された時には、まだ青かったソラポンが黄色く色付いて育っています。(TV放映された果実です)
3月頃SBS TVが取材に来ますので、また放映されると思います。
その時、糖度などを計測するなど比較したいと思っております。



朝日新聞1月4日付 記事掲載予定

購売部数800万部で全国第2位の朝日新聞2013.1.4付に掲載されます。
これまで、日本経済新聞 2012.9.5
中日新聞 2012.9.15/2012.10.14/2012.10.31などに掲載されました。
http://eco.chunichi.co.jp/news/2012/10/001248.html
http://www.ne.jp/asahi/kato/jsa/photovoltaic/tyuuniti.png

なぜか新聞には”日”がつくものが多い。ソーラーは日で発電するので相性がいい。
日経エレクトロニクス 2013.2.4号(2/1発売)にも掲載予定です。
http://techon.nikkeibp.co.jp/NED/pc/
月刊誌「WEDGE」3月号(2/20発売)にも掲載予定です。
http://wedge.ismedia.jp/category/wedge
農地での発電はイノベーションということで引き続き注目されています。

品質=スピード

ソーラーシェアリング坪井です。
再エネ法下における電気事業者になります。色々とここから情報発信をしていきます。よろしくお願いいたします。何分未熟なのでお手柔らかにお願いいたします。

ソーラーシェアリング坪井第1発電所に付きましては、静岡県浜松市農業委員会から農地であると認められています。
ここで栽培されている画期的な作物は2つです。
1:ソラポン
  ソーラーを使って栽培しているデコポン
  ソーラーシェアリングプレミアムデコポン愛称ソラポン
2:電気
  農地認定されている所で栽培しています
 
これらの取り組みはイノベーションです農家が導入することで、様々な問題を解決する手段。このイノベーションを普及させるべく頑張っていきたいと考えております。

ソーラーシェアリング坪井第1発電所 概要
静岡県初の設備認定取得。
58.5KW(中電との契約は49.9KW低圧連係)
2012.8.24 全量売電開始。
敷地:約770m2(農地)
場所:静岡県浜松市北区細江町気賀8387
これらに紹介されています。
http://hatsudenkakaku.info/entry40.html
http://www.ne.jp/asahi/kato/jsa/photovoltaic/index.html
関連ページ
http://www.d3.dion.ne.jp/~higashi9/sola1.htm

季刊地域 2012秋号掲載。
http://kikanchiiki.net/contents/?p=1604
PVeye (太陽光発電業界誌)2012.11号掲載。
http://visonpress.com/pveye8.html
SBS TV (イブニングeye) 2012.10.4放映

現在、隣地に243KW(48.6KW 5設備)をそれぞれ低圧連係設置中。2月頃、送電開始予定。今後進み具合を公開していきます。皆さんが一番知りたい、収益等に付きましても公開していきます。