2013年5月28日火曜日

発電効率向上の試み その5  改善

リフレクタの角度を変えて設置してみた。出力調べると左で2%、右で1.5%の向上、角度の浅い右側の方が効果がないようだ。光が反射する時の角度が不適切で光がパネルにあたらないようだ。ただし、この現象は今だけという季節的要因かも知れない。
色々な資料を調べるとパネル角度がある程度無いと効果がないらしい。リフレクタの角度を余り急にすると、今度は冬期などリフレクタの影がパネルに掛かってしまうのでその塩梅が必要だ。出力も大幅に増加すると分かるのだが、僅かしか上がらないのでなかなか見極めが難しい。

効果がいまいちなので、基本的にはハンファと同じような感じにしてトライするつもりだ。お手本があると楽である。資材を購入する費用が無いので、組み直して対応をするつもり。シートもアルミシートにするかも知れない。
現在一部組立て中。一面張るか半分にするか検討中。新しい方法だと、リフレクタのフレームの剛性がアップ。一種のトラス工法ともいえると思う。通路を通るのが楽になりました。その反面、部材が多く掛かる。
サラリーマンの場合、費用は会社持ちなので失敗しても平気だ。私の場合、効果があれば独り占めだが、失敗した場合は負担しなければならない。だから、恐る恐るやることになる。

ソーラーシェアリング ワールドビジネスサテライトで放映

ソーラーシェアリングもマスコミ等で登場する機会が多くなっている。
私の事例ではないが、5/28のワールドビジネスサテライトで放映。
こちらから視聴出来ます。↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_42121/
場所は千葉県で、ソーラーシェアリング考案の長島氏のお膝元にあたり、長島氏の指導やアドバイスを受けて設置された設備になる。
http://kazusatsurumaisolar.jp
ここは、CBC(愛知、岐阜、三重)でも取り上げられ、先日放映された。
個人ではなく会社関連がやっている所で、設置事業を事業の多角化、新規事業として取り組んでいるようだ。このように、宣伝を兼ねて出てくるということが多い。
私の方はというと、中日新聞(経済部)から取材を受けた。そのうち4度目の記事になろうかと思う。日本農業新聞、読売新聞から取材申込がある。
昨年夏に、読売新聞の女性記者から取材を受けたのだが、記事にならなかった経緯があり何を今更という気がしないでもない。その時点ではソーラーシェアリングの意味とか意義が分からなかったのだろう。今回、別の記者が仕切り直しで再取材ということだ。私の所は別のメディアで知ったということだ。
番組でフジプレアム社の事例を放映していた。ハウス上にパネルを設置した所、作物の生育が悪かったとでていた。これは、作物がトマトだからだ。トマトは非常に日光を必要とする作物なのだ。つまり、パネルの下の作物は余り日光が無くても育つものでないと成り立たないということになる。
追尾型はどうしても設備費が掛かるので発電量が多くなっても回収に時間がかかる。この会社としては補助金が出ないかなとのことである。
ここでもLooop社が登場した。共同創業者で愛知県出身の深谷取締役がコメントをしていた。聞く所によると、今年度の目標は売り上げ100億、利益30億を目指すという。
今後は、広く知られればニュースにもならなくなるが、現状では普及が進んでいない。農地の上にソーラーパネルを設置するという非常に簡単なことなのだが、農地法や費用などクリアすべき課題が存在する。
ソーラーシェアリングは農水省が認めたものの、現状ではまだ設置事例がないのではないかと思う。通知以上のことは何も決まっていない状態なので、どこの農業委員会も詳細が分からない状態だと思う。愛知県の場合、みよし市でやりたいという相談が寄せられているそうですが、詳細決まってないので待ってもらっている状態。
愛知県としては、疑問点を農水省に問い合わせているが返事が無いとのこと。5月中に回答が無い場合、愛知県自身で指針を作り対応をするつもりだそうだ。となった場合、各農業委員会毎によって対応が違ってきますので全国一律でなくなる可能性が出てくるので、また混乱しそうだ。
不確かな情報だと、第2、3種農地の場合、永久転用。それ以外は一時転用だそうです。永久転用の場合土地全てが対象で、一時転用だと柱部分が該当するそうです。永久転用後はそこは農地ではありません。一時転用の場合は農地です。同じことをやっても農地の種類によって地目が異なってしまうことになるということです。
運用で考えると、どちらが楽かと言えば永久転用です。一時転用は用意する書類も多いし、3年毎に更新も必要になります。税金面では一時転用の方が有利です。
農地といっても法面のような耕作不適地の場合、ソーラーシェアリングではなく地上設置型が認められています。ですので、平地ではソーラーシェアリング、法面では地上設置とすることが可能になってきます。
今回の通知でソーラーシェアリングが解禁となったものの第2、第3種農地には永久転用しないとソーラー設置が認められないということになりそうな情勢でなんだかなあという気持ちです。
雑種地、宅地で農業をする意味があるのかどうか?家庭菜園ならいいですが、作物を売るほどの規模となると固定資産税が支払えないかもしれません。農業は儲かりませんので。
ソーラーシェアリングが解禁されて却って不自由なことになったともいえると思います。ソーラーシェアリングの方が設置費用が掛かります。パネルも沢山設置出来ません。その上、固定資産税も上がるでは、第2、第3種農地は農業をするなというふうになってしまったと感じます。そして、農地を転用することで農地を減らすということに繋がっていきます。農地を守る政策と相反するのではないか?
仮に第2、第3種農地に設置した場合、農地転用を拒んでも現況雑種地としての課税がされるのであれば、面倒な手続きはしたくありません。つまり、農地転用の手続きをするのを省略出来るということでしょうか?
今後、どういう判断が出てくるのか注視したいと思います。

全国農業新聞 2013.4.26

太陽光パネル転用で新基準 農水省が通知 支柱部分は転用必要 優良農地、一時転用で

 昨年7月から始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)により、各地で再エネ施設の導入が相次いでいる。9割以上を太陽光発電が占め、JAや農業者などの関心も高い。農業関係では畜舎や農業用倉庫などへの設置が多いが、農地への設置も増えている。農地全面を転用する場合が一般的だが、作物を栽培しながら上部に太陽光発電パネルを設置する動きもあるため、農水省は、転用許可制度上の新たな判断基準を示した。
 農水省は昨年3月、優良農地の確保に支障を生じないことを前提に、耕作放棄地の活用など再生可能エネルギーの発電設備の設置における農地制度の取り扱いを明確化した。
 耕作放棄地に設置する場合には、農業委員会が農地に該当しないと判断した土地は農地法の規制対象外であるため転用許可は不要。耕作農地については、農地転用許可基準に基づき、第2種・第3種農地(都市化が見込まれる農地)では転用して設置するとし、法面、畦畔の場合には一時転用許可(3年以内)が必要としている。
 一定のまとまりがあるなど良好な営農条件を備えている第1種農地と、第1種農地のうち市街化調整区域にあるとくに良好な営農条件を備えている甲種農地での農地の全面転用は認めていない。
 ところが、農業現場では、従来は想定していなかった動きがでてきた。機械作業ができるように支柱を高くしてパネルを設置し、パネルの間隔も開けて一定量の日照が確保できるようにして作物を栽培するもので、農地を転用する必要がないのではないかとの主張だ。米や果樹、被覆作物などで取り組む農業者が現れ、「ソーラーシェアリング」と称してこのような取り組みを積極的に推奨する研究者や事業者の動きもある。
 現場の農業委員会や県などは転用にあたるかどうかの判断に悩み、農水省に明確な基準を示すよう求めていた。
 このため、同省は3月31日付で「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱について」(農村振興局長通知)と、「営農型発電設備の設置についての農地法第3条第1項の許可の取扱について」(経営局農地政策課長通知)を都道府県知事や農業委員会組織などに通知した。
 [2013-4-26]

2013年5月25日土曜日

発電効率向上の試み その4 コスト

リフレクタを設置するとフレーム、金具、ビス、シートなどの材料費が掛かる。50KW分で25万円ほど。作業時間は約20時間。50KW分の売電年間225万円として2%効率向上だと5万円の増収。ということは約5年強で回収ということになるが、人件費が入っていない。
こんなに費用を掛かけて、効率向上分が少ないからやるのはちょっとということになるのだろうか?シートも汚れや破れがあればその都度更新が必要になる。こういったことが出来るのは売電収入があるからだ。発電所の所長様が暇で、意欲があればというレベルになる。やるかどうかはこういった遊び心をくすぐり、喜びがあるかどうか。それなら、天気が晴れるようにお祈りをしていた方がずっといいような気もする。
確実に発電アップを考えるのであれば、パネルの増設だ。例えば、12KW=278.5万を14.4KW=315万にした場合、4セット購入で146万で約20%、9.6KWのアップとなる。KW=15.2万円だ。効率2%アップのリフレクタだとKW=25万円となるのでパネル増設の方が有利である。アップ率5%以上だと同等ということになる。欠点は土地が必要であるのとこの場合なら初めから設置する必要があることだ。
地面の草対策として防草シートを検討されているのであれば、アルミシートか白い防草シートを敷くことで反射光を取り込むことが出来るかも知れない。これだと1石2鳥になる。これなら、パフォーマンスが低くても乗れるのではないだろうか?
反射光、散乱光関連としてエネルギーファームという会社から発電効率を上げる反射シートが発表されている。
http://www.energy-f.com/sun.html
資料
http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101418/201210227764/_prw_OA1fl_XOoh4CO8.pdf
これらからすると、朝夕の方が効果があるというものだ。正午頃だと寄与分が無いようだ。正午頃が一番反射が多いと思っていたので、ちょっとこれにはショックだ。
そもそも朝夕は日照が弱いのでそれほど発電には寄与しないと考えていた。太陽の角度が浅い場合の方が光を有効に取り込むことが出来る。
今くらいの時期だと、日の出、日の入りまでの1時間の発電量は1日の内1%。朝夕で2%。各2時間になると4%ずつなので合計8%。つまり、山の影響で日の出(?)が朝8時で日の入り(?)が夕方4時という場合は50KWシステムだと約25KWh位の発電量が影響を受ける。正午頃の発電量だと30分強程度の発電量である。
また、電柱などの影が掛かる場合、散乱光は回り込むので影をぼやけた感じにして影響を少なくすることが出来る。
これまで晴天続きでしたが、月末に掛けて天気の悪い日が続きそうです。もう梅雨入りを暗示するような天候だ。こういった時こそリフレクタが効果を発揮するのではないかと期待したくなります。暫くは発電量を注視していきたいと思います。
角度を変えるとか材質を変えることでパフォーマンスが変わるかも知れないので、こちらも並行して進めたいと思います。

2013年5月24日金曜日

パネルにホットスポット発生

パネルの製造工程に問題があるとパネルの一部に異常高温が発生する。電気が流れにくくなると熱になるためである。原因として思い浮かぶのは製造工程での不良である。私の所でもあろうことか発生していた。やはり中国製は駄目なのか?


画像を見て欲しい。サーモグラフィで計測したパネルの温度である。ある特定のセルが高温になっているのが分かる。この状態がひどくなると熱のためパネルが破損する場合がある。こうなると出力が出なくなってしまう。ループの場合、25年の出力保証が付いている。とはいえ、脱着、返却、交換などの作業は自分で行わないといけない。その期間の売電収入は入って来ない。こういったことを考えると憂鬱になってしまった。
ホットスポットの原因は画像3をご覧いただき判断して欲しい。鳥(取り)除いた所、ホットスポットは解消した。
こういうものは取り除いても落下して来るので始末が悪い。時々は点検して目に余る所は是正した方が良いと思う。モップやクリーナーにつきましては、税務署様も費用として認めてくださいます。

2013年5月23日木曜日

発電効率向上の試み その3  途中経過

電流センサによる計測では差が見られる。
光の反射はどれくらい差がでているのか?正午頃の照度。パネル角度は20度です。
照度計による測定。上はリフレクタ無し、下はリフレクタ有り
ただし、アレイの一番下なので上部になると反射効果は余りありません。
従って照度差6.4%有っても発電出力差2%になってしまいます。


発電効率向上の試み その2  途中経過

最近、気温上昇のために出力が少し落ちているように感じます。パネル温度が上がると出力が落ちる特性を持っています。逆に温度が下がると出力が上がります。
リフレクターシステム取り付け後の 累積発電量です。PV電力は天気で振れますので無視してください。U9-11で見てください。画像2は比較のため非取り付けシステムの発電量です。
系統としては12.15KWのパネルになります。パワコンはPV-1000安川電機になります。
同じ角度同じ方位なのでほとんど同じ発電量になります。
設置して約4ヶ月で電柱の影の影響などもあり発電量に0.44%の差が生じております。
金額では、約1000円、月250円。日では8円です。誤差の範囲になります。
発電量は、ほぼ同じということになります。ここでのほぼという言葉ですが、長崎の佐世保という地名ですが、昔はサセホといっていたのがサセボというようになりました。こういったことから、どちらも同じという意味でほぼ同じという風に使われるようになったとか。
どれだけ差が出るのか出ないのかを見て行きたいと思います。



設置してから48時間後の数値です。48時間ですので参考記録に過ぎません。
リフレクタ有り:発電180.8KW
リフレクタ無し:発電177.2KW
その差2%です。
今後はデータロガーで記録、分析してみたいと思います。ただし、安い機種であるので精度に問題があります。明らかに違うというのであればはっきりしますが、微々たる物だと因果関係が分かりません。やらないよりも効果はあると思いますが目に見えるほどのものだとうれしさがあります。一目瞭然と言うことです。
日射といっても直接あたる光以外に乱反射や散乱光などがありそれぞれが発電に寄与しております。リフレクターを付けることにより、直射日光が反射してパネルに行くのと、パネルにあたって反射した光がリフレクターに反射してパネルに戻るということが考えられます。本来ならアレイ全体をカバー出来ればいいのですが、精々1/3くらいしかカバー出来ておりません。
朝夕に強いのか?昼に強いのか?
季節によってどうなのか?
角度可変で発電量はどうなるのか?(最適角度は?)
テーマとして取り組んで参りたいと思います。
こういった課題に付いてヒントをお持ちの方はぜひともお知らせください。

2013年5月21日火曜日

発電効率向上の試み

まずは画像を見ていただきたい。これはどういうものか分かるだろうか?
フレームを組み立てていく。








出来上がりです。トライなので12KW分です。
PVJapan 2012で参考出品されていたリフレクターシステム、こちらのものだと30%効率が上がるそうです。設置費用などについては言及が無いのでわかりません。それをソーラーシェアリング坪井流に対応したものです。
費用対効果を考えなければもっと大規模に、もっといいものをということになりますが、資金が乏しいのでセコクやりました。この辺が私の限界です。
こういうことを試みるとすぐに効果が無いとか否定的なことを言う人がいます。無駄かもしれませんが、その積み重ねが成果として出てくると思います。(?)
トライなので、不具合あると思います。それを改善していくのが大切です。PDCAのCAになります。
画像3の左下見ると電柱の影が掛かっています。影の影響は効率ダウンになってきます。
こういったことを勘案して効果はどれくらいなのか次回報告いたします。お楽しみに。
効果がない場合は何らかの改善を試みますが、全く効果がない場合は他へ転用いたします。

2013年5月20日月曜日

ソーラーのメンテ パネルの汚れ

自動車の窓が汚れるようにパネルも汚れてくる。雨が降ると汚れが流されるというサイクルを繰り返す。汚れてくると効率が落ちて全然発電しないのではないかと心配になって来るのではないか?私はきれいにしてもすぐ汚れるので労力の割にはどうかな?という立場である。住宅の屋根ならともかく、野立てなら手の届く所は、目につく鳥の糞は除去しています。昨日の雨でパネルもきれいになったかなと思います。
50KWパネルを高圧洗浄機で手入れしているという事例を見つけたので報告します。
http://solar-connect.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/04/post_f290.html
上記4/18に洗浄して下記の発電量です。
http://solar-connect.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/20134_9641.html
言及が無いので、どの区画かは分かりませんが、同じ容量で比較ということだとすれば、1と2では無いかと思います。効果があるとすれば最大値2の物かと思われます。
どれくらい利益が有ったかというとわずか2016円ということになります。
きれいになったパネルも既に汚れていると思われます。この結果からすると残念な結果と言わざるを得ません。
雨が降ったくらいなら防水は大丈夫と思いますが、高圧洗浄というのは圧力が70Kg/cm2かかります。これくらいの圧力だとシール部分からパネル内に水が浸透する可能性も考えられると思います。

パネル洗浄後の結果に付いて更新がありました。
http://solar-connect.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/05/post_a02c.html
費用対効果からすると無いということだそうです。とはいえ、パネルが汚れていると気になります。発電所の所長として、現地現物で設備に何か異常は無いかと気を配るのは大切です。

パネルをきれいにする行為は必要と思います。鳥の糞、埃など汚れがひどいということであれば、時々は清掃した方がいいと思います。ただ、期待するほどは発電量が増える訳ではないということになります。この事例を持ってどうだというにはデータが少なすぎますので、実践された方がおられましたら、結果を教えていただきたいと思います。データとは英語で言うと複数形になります。単数形だとデータムになります。データを出せと言われたら複数出してくださいということです。
角度可変のことも書きましたが、発電量を上げるということは、労力、費用を掛けてもそう簡単には上がる物ではないことです。でも、そういった努力を放棄せよと言っている訳ではないです。塵も積もりれば山となると言います。私もそれに取り組んでいますので、結果をお知らせしたいと思います。偉大なる失敗にならないように頑張ります。


2013年5月17日金曜日

テレビ東京 モーニングサテライト 特集 ソーラーシェアリング

本日より、テレビ東京のHPから番組がストリーミングで見られるようになりました。
見逃してしまった方、視聴出来ないエリアの方、もう一度見たいという方ぜひご覧下さい。
ここからです。↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/feature/post_40950/
番組の取材では、あれも言ったしこれも言ったのですが、殆どがカットされていました。見られた方は???と思われるかもしれません。
なんだ大したことが無いと思われる内容かも知れません。それで終わってしまっては駄目で、俺ならこうするという、ひらめきを感じることが出来るかどうかが大事です。
私の設備は、先月は28万円、今月は40万円の売電収入ということで、番組では6年程度といっていましたが5年程度で回収が終わるかもしれません。
番組に出ている会社ループは、1年以上前から農地への展開は有望市場と見て取り組み、私の事例を参考にして、すでに製品化しています。今後も改良され進化していくと思います。
私はループの代理店をやっており、ビジネスパートナーとして良好な関係を維持しております。
ご参考
http://hatsudenkakaku.info/entry40.html
関連としてメガソーラーの今後についてもご覧下さい。↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/feature/post_38627/
これからはメガは難しくなっていくと思います。ミドルの時代になってくると思います。

先日ソーラーメンテをしていた所、静岡県警のパトカーが来ました。他県ナンバーの車が止まっているのでなーんでか?ということで事情を聞かれました。発電罪で逮捕かとドキッとしました。ソーラーシェアリングも今後は許可制になって来るので、無断でやった場合違法行為として発電罪というものができてくるのでしょうか?
警察もこのようにパトロールをしていてくれるので、防犯上安心です。監視カメラを付けたとしても駆けつけるまでには犯人は逃げてしまっています。無いよりも付けた方がいいですけど。常時監視しているわけにはいきません。心配で心配で夜も寝られないでは困ります。何が有っても大丈夫なように不沈空母作るのがいいのでしょうか?経済性を考えるとどこかで線を引かないといけなくなります。保険に加入するとか、割り切りというか度胸もソーラー設置には必要です。

2013年5月14日火曜日

5月の売電収支

5月の売電収支としていますが、検針日が10日なので実質は4月の売電収支といってもいいのかもしれません。快晴で条件が良いと1設備で15000円くらいの発電をします。検針日当日、朝の8時頃中部電力の方が来ました。
日照時間の統計を調べると、このところほぼ1日中晴れている状態で、日照時間は平年比2倍になっています。1ヶ月で考えても平年比40%増ですので、この数字が巡航と考えるには無理が有ります。
沖縄地方は梅雨入りしました。当地方も来月から梅雨入りですのでダウンすると思います。という具合で1年でならしていくとそれなりに落ち着くのではないかと思います。こういった時に設置出来ていたというのは運が強いと思います。

5月10日検針の結果。4月8日から5月9日までの32日間。振込は5/30予定。
第1(58.5KW)は売電9510KW=399420円。12481円/日当り。買電95KW=1798円。差引397622円。日当り297KWで、予想発電量の177KW/dをクリアということになります。
第2(48.6KW)は売電8214KW=344988円。10780円/日当り。買電0KW=273円。差引344715円。日当り256KWで、予想発電量の147KW/dをクリアということになります。
パフォーマンスで見ると第2の方が4%ほど良いことになります。第1は電柱や配線の影の影響を受けるためです。

今回、第2の買電が0でした。他の設備は25KWあったのに。ここだけ消費がありません。同じ設備構成なので0ということはあり得ないのですが???先月の検針では同じような消費電力でした。なお、使用量0の場合は基本料金の半額請求となりますので273円になります。
そもそも、パワコンは太陽電池の電力で稼働しています。ですので、太陽が出ている時は商用電力を消費しません。夜間などに待機電力として消費しますが、消費電力は15Wなので、使用量自体は僅かです。電気メーターは直列になっているので、配線が外れているのであれば、売電メーターのみ回るということはあり得ません。つまり、売電メーターが動くということは配線が繋がっているという事です。この配線工事を行ったのは中部電力です。原因はよくわかりませんが、こちらとしては電気料金を払わなくてもいいのでありがたいです。僅か500円程度ですが、日頃の行いに対してのご褒美でしょうか?現在、メーターが故障しているのではないかとのことで中部電力が調査中です。叩けば動き出すのでしょうか?こんなこともあるのかなという驚きです。
売電メーターが壊れていて、月間の発電量0というのはきついです。まさかこういうことは起こらないという先入観があるので、パネル、パワコンに異常があるのかとパニックになってしまいます。カウントされなかった電力は電力会社と協議して補償される見込みです。
メーターは有効期限10年間なので10年後交換ということになっています。うまくいけば10年間電気代半額なんでしょうか?現実的には、相応の電気料金を払うということになります。
しかし、考えてみると売電はこういったリスクもあるのかなと思いました。日頃から発電量などをチェックする習慣を付けておかないとまずいです。私の所のように同じ設備を複数設置するということは、比較ができますので早い段階でトラブルを把握することが出来ます。1設備の場合、比較ができませんのでトラブルに気がつきにくくなります。

2013年5月12日日曜日

ソーラーのメンテ

昨日雨が降り、パネル下が水浸し。地面の中央部がへこんでいるので水たまりが発生。
浜松市の農地転用は自然浸透でもいいので何もしなくても良いが、愛知県だと自然浸透は不可なので排水路を設置する必要が有ります。水はけ悪いがそのうち改善するものと思っていたので対策を先送りしていた。梅雨を控え改善されないのでアクションを起こすことにしました。
電気に水分は良く無いし、架台は鉄製なのでこれまた良く無い。条堀りをして排水対策をした。地面は転圧したせいか固くて、なかなか掘れなかった。排水路ができてしまえば、排水効果もあり画像の通り水が引きました。暑くて日差しが強かったので大いに日に焼けてしまった。まだ何日か掛かりそう。
 今後は防草シートを敷かないといけない。暑くなるので大変だ。来年にしようかと弱気になります。
こういった作業は、自分でやった場合経費節減になるが、費用計上ができません。人に頼み費用を払うと計上出来ます。自分がやると大変で、その上税金を多く納めないといけない。なんか変ではないか?これではうれしさが無い。
税務署の人はソーラーは経費がほとんど掛からないとうれしそうにいうけど、ソーラーもメンテをしっかりやれば経費が掛かります。メンテフリーだと売電収入=所得となりがっぽり納税になります。

どのような費用が掛かるのか出してみました。
内製の場合の人件費は0です。外注の場合は人件費が掛かります。
除草、防草費用:除草剤を散布するか防草シートを敷くか、それとも草を1本1本抜く。
修繕費用:ペンキ塗装や破損箇所の修繕。
各種保険料:火災、盗難に対する保険料。設置費用の0.5%位。
点検費用:交通費は対象。外注だと費用が発生。
監視装置:設置に50万くらい。年間5万円の通信料。
電気代:パワコンの待機電力。年間3000円位/台。
固定資産税:評価額の1.4%。当初3年間は2/3に軽減。初年度12万位。
土地費用:借地の場合地代。所有の場合固定資産税。
金利:融資で設置した場合。元金部分は費用計上不可。
減価償却費:現金支出の無い支出。
青色申告控除65万円。利益が出たときのみ。
個人事業税:事業所得290万円を超えた部分は5%。地方税。
その他:メンテ等で必要なもの。
その他:車両費用。点検する時に移動で自動車が必要な場合など合理性が認められる時。ただし、高級外車は無理と思う。税務署の見解になります。

国などではKW=1万円かかるとか設置費用の1.6%+販管費0.25%かかるという目安を出しています。パワコンが故障した場合の費用は50-100万掛かりますのでそれを見越して修繕積み立てをするということからも上記金額は妥当性があると思います。故障した場合、先送りすれば収入が入ってきません。パワコンも小さなものを複数台にするとリスクの分散化ができます。



2013年5月10日金曜日

モーニングサテライトで放映

テレビ東京系の番組で放映されました。経済のビジネス番組なのでそれなりに反応がありました。視聴者の本気度が違っています。ループ社や私に対して問い合わせがありました。これをビジネスに活かすために出ているのですが、なかなかうまくいかないです。
ページビューを解析すると番組放映後に急増してるのが分かります。
知り合いにも取材を受けて放映されると連絡した所、さんざんバカにされました。本日番組を視聴したら途端に凄いとおだてられました。新聞に載った時もそうでしたが、それまではうさん臭いとか怪しいといった見方をされていました。私が、いかに信用が無いのかを感じさせられました。
私自身は番組見てないのでどんな内容かは把握していません。撮り直しなどが多くてどういう内容になるのか放映されないと分からないです。3時間以上撮影されても映像になるのは3分程度。私自身何を言ったのか忘れています。
後日録画されたものをもらうことになっています。金銭の謝礼はありません。こういう番組に出るともらうものだと思われるみたいです。メーキャップも無しでそのままで出ます。普通の百姓の親父として登場です。
普通の露地物との比較をした映像が流れました。この露地物は、テレビ東京のスタッフが店で買って来たものです。私が用意したものではありません。すり替えちょんぼをしたものではないです。普通に栽培したものと比べて品質的に遜色が無いということです。上にソーラー設置しても下の作物は育つということです。どうも光信仰みたいなものがあります。これが今までの常識なのですが、頑迷固陋な迷信であったということになります。
いままでは、農業に学問は要らないという状態であったかもしれませんが、農業はサイエンスの時代です。これからは、農学博士号を取らないと農家はやっていけない時代が来るかもしれません。

2013年5月8日水曜日

角度可変による効率の向上

ソーラーパネルは太陽光と直角になるように設置するのが発電効率が上がります。こういったことから角度可変の試みが行われています。
例えば、冬45度、春、秋30度、夏15度と変えた場合の年間の発電量の増加は3.5%です。一方、毎月最適角度にした場合では5%の増加になります。
太陽光追尾型の装置にすると1.5倍くらいになります。ただし、費用が2倍以上かかります。
といった具合で、費用や手間をかけてもそれほど発電量が増えないという事になっています。
ソーラーシェアリングでもパネル可変をうたっているものも有りますが、私は否定的な考えです。理由は、高所にあるので作業が危険であること。頻繁に変えることでネジの締め忘れなどが発生してパネルの脱落が発生する恐れが有ること。パネルや配線にストレスがかかり不具合が発生する可能性があること。などからです。20-30年稼働するものなので負荷を与えないことが重要と思います。
固定する場合,最適な角度は緯度と同じ位といわれています。最近のトレンドでは、角度は低くするというのが主流です。理由は、その方がパネルを多く設置出来るのと台風など風の影響を抑えるためです。多少影になったり効率が悪くなろうともトータルで考えるとその方が有利ということになります。メガソーラーも今後は土地の問題からどんどん設置されていく方向ではなく、ミドルクラスに移行していくと見られます。
日経にも農地でプチソーラーという記事が出ていました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD300HQ_R00C13A5000000/

企業がメガソーラーを田舎に設置するという話はよく有ります。これだと、金持ちはより金持ちになるだけで、地方は恩恵を受けることが無い。ソーラーシェアリングだと、農家も恩恵を受けることが出来る。静岡県では、農家の所得1000万、浜松市は750万を目標とするとしていますが、現実にこれだけ儲けることが出来るのはほんの一部に過ぎません。ほとんどの農家は100万のレベルです。実際にはこれよりも低いです。土地の集約化や規模拡大といった今までのやり方で農家の所得を上げることができるかどうか?

パネルとパワコンのバランス


パネルとパワコンのバランス。ソーラーの発電量はいつも100%出る訳ではない。朝、夕、冬期、曇天時などは出力はかなり低いものになる。一般的にはパネルとパワコンは1:1で設置される場合が多い。経済性からどれくらいの比率がいいのか考えてみました。
当方の発電所はパネル12.15KW:パワコン10KWという構成になっています。ループの商品では14.4KW:10KWというものもあります。パネルがオーバースペックになり無駄になるのでは?と思われるかもしれません。
その辺を検証してみるとパネル12.15KWで発電11.1KWの場合、パワコン側での出力は10.5KWでした。ほぼ無駄無く発電です。春から秋に掛けての快晴時で11時から13時くらいまでは10KW以上は出力カットが起こります。
快晴日とは日当りの平均雲量が15%未満の日をいい、静岡県の場合年間41日程度有ります。
天気でも晴れとか曇とか有りますが、晴れとは雲量が8割までをいい、雲が空一面にあっても(薄曇り)地面に影が映るようだと晴れということだそうです。ですので、日照時間が長いというだけでは発電量には比例しません。日射量、日射の強さが重要になってきます。
14.4KW:10KW構成の場合、朝、夕や冬期などは日射量が少なくなるので、無駄無く発電(出力抑制なし)出来ます。10時頃から15時頃は出力カットになってきます。1日あたり発電しきれない電力は約7%程度です。これを1年間で見ると実際にはもっと低い数値となります。冬、曇の日、薄曇りの日などがあるので、実際には3%程度になります。。パワコンの有効利用を考え、コストパフォーマンスを考えてみるとこのバランスが落としどころになって来るのかもしれません。たとえば、14.4KWを4セットにした場合、57.6KW:パワコンは4台で済みます。従来なら5台設置していました。パワコン減らすことにより付属設備や工事費80万円程度費用が削減出来ます。しかも、20年で見るとパワコンの更新費用を勘案しないといけなくなります。合わせて約150万円。一方期待される電気代は20年で150万円です。150万得るために150万の出費が掛かるとしたら、投資する意味は有るのでしょうか?有ると思われた方は社会貢献事業に向いておられます。
14.4:10というバランスは、ソーラーのリターンが3倍弱なので合理的なバランスだと思われます。
発電しきれない損を取ることでパフォーマンスという得を取りトータルで勝つ。こういったことで発電の経済をプラスに持っていくことが必要と思います。しかるに欲が深いだけでは駄目で、限られた土地、資金、頭脳を有効に使う読みの深さが必要になってきます。

2013年5月2日木曜日

報告 シンポジウム  農業と太陽光発電の両立に向けて

4/15に開催された、かずさDNA研究所と京都大学 SACIが共催のシンポジウム。
京都大学 SACIのIはイノベーションです。ソーラーシェアリングはイノベーションです。
シンポジウムには予定以上の人が集まり盛況とのことでした。
参加者の半数以上は太陽電池を開発している企業でしたが、ソーラーシェアリングに興味をもった農業関係者、および、ソーラーシェアリングを事業化したい企業の方などが参加されました。
セミナーの様子は、京都大学のホームページに掲載されています。
(かずさDNA研究所 センター長 東北大学客員教授でもある柴田大輔先生の発表風景)
http://www.saci.kyoto-u.ac.jp/?p=3012


当日の発表資料もここからダウンロードしていただけます。
何やら難しい資料です。百姓の親父が関わる場合、難しい理屈は知らなくても簡単に導入出来るようなものでないと困ります。研究者や技術者の課題になってくると思います。
ソーラーシェアリングの可能性、課題などいろいろな問題が提起されました。
今後、新しい製品が開発されていくことと思います。バイオ技術を使って光を必要としない品種改良もされていくと思います。
こちらのP16に出ている関西電力の発電コスト、石油の場合だと太陽光発電に匹敵する位コストが掛かります。その結果、電力会社は大幅な赤字に陥り、電気料金の値上げを申請しています。各国の趨勢でも、コスト高の石油火力発電の比率は低いです。最近、石炭火力発電を新設するとのニュースが出ていました。
ソーラーシェアリングはまだまだ完成したものでは有りませんので、普及する過程においていろいろな形になっていくと思います。普及学の観点からすると異文化間屈折ということになります。


日経CNBCモーニングサテライトで放映予定

日経新聞社系のテレビ局であるテレビ東京が5/1に取材に来ました。5/10 日経CNBCモーニングサテライトで放映予定です。愛知県の場合、系列TV局のテレビ愛知でも放映となります。
見逃してしまったとか視聴出来ないエリアという場合、インターネットでストリーミングでの視聴が出来ます。ただし、ダウンロードは出来ないようです。見るだけです。(1回見れば充分?)
番組の内容は、ソーラーシェアリングはどういうものなのか?ということになります。番組では、農水省、ループ社の取材、今後設置される案件(高知県ブルーベリー農家の取り組み)も織り込まれることになります。TVで放映されるかは分かりませんが、パネル下で取れた作物と普通の露地物との比較もいたしました。お土産としてお渡ししましたので、今頃テレビ東京のラボで調査、分析をされているかもしれません。
日本の農業規模はGDPで8兆円。TPPで半減するともいわれています。生産者は農産物の価格を下げないと売れなくなります。こうなると今でも少ない農家の利益はありません。むしろ赤字になる可能性有りです。こうなった場合、ソーラーシェアリングとセットに考えると営農が可能になります。赤字の農業部門を支える仕組みが成り立ってきます。
これまで農水省は食料安保論を出したり、自給率向上を出したりしてきましたが、もはやこれまでの様な気がします。カロリーベースで39%の自給率、日本では食料が全然足りないのか?毎日出る膨大な廃棄食料は何なのか?ゴミ箱は食べ残しの食料であふれています。
私の所を視察に来た東京大学の川島准教授は農産物は作り過ぎで、その結果価格が上がらないと主張されています。必要な時に必要なだけ生産するというトヨタのジャストインタイムという考え方でやらないと成り立たないということになります。本来の市場経済なら成り立たないのを補助金などをつぎ込むことで無理に延命していることになります。
TPPで農業半減→これまで以上の補助金投入→財源は税金→増税。このサイクルを変えるのはソーラーシェアリング。ソーラーシェアリングが大規模に普及すれば、農業規模8兆円は20兆円にもなる可能性を秘めています。そうなれば、補助金、増税無しでもやれるのではないかとTVカメラに向かって話しましたが、放映されるかどうか?
ソーラー導入するとすぐに売電で大儲けといった感じで見られますが、こういった先入観が導入のモチベーションになってくると思います。住宅用に屋根に設置する人も多いですが、地球温暖化防止とか環境保全などということをいう人はほとんどいません。どれくらい売電で儲かるかということばかりが全面に出てきます。こういった人間の欲をうまく利用することで農地への導入を促進していきたいと考えています。

農地で栽培した電気は農作物か?この件で浜松市農業委員会と意見交換。
金に色はついてないけど、どういう風な扱いになるのか?農業委員会では、電気は農作物ではないとの見解。
しかし、私は、農地で生み出されるのであれば農作物だと思っています。ここでもう意見が噛み合なくなっています。農地での再エネが農業=農作物という私の主張。これがイノベーションであり、象徴がソラポンと位置づけています。

分譲による太陽光発電所

ソーラーも分譲物件が登場し始めた。50KW未満の低圧連係物件で、20年間の定期借地権付、メンテナンス、保証付きで2544万円。収入は年間210万円を見込む。表面利回りは8.27%。自前で発電所を所有する場合に比べて利回りは低くなるが自分で土地などの手配をする場合と比べて手間がかからない。
上記を金利1%10年で融資を受けて購入する場合、融資資金を返済しても20年で純益約1500万円の収入が得られる計算になる。ここから各種税等の負担を考えると丸々懐に入る訳でないが、1円の金がなくても利益が得られるのである。
今後は土地がない、自己資金がなくても新しい投資の形として広がっていくのではないかと思う。
上記の場合、売電価格は昨年の40円。今後の物件は若干設備費が下がり、メンテナンス費用はそのままだと思われるので、今年度のものだと表面利回り8.1%位になるのではないか?現在計画中のソーラーシェアリングの案件がこのような形態になるかも知れないので参考になってくる。こういった価格帯なら投資側としても乗れるのでしょうか?
税務署の見解は、こういった投資案件は雑所得の扱いになるようです。なるようですというのは、取り扱いがはっきりしていないからです。今後はっきりしてくると思います。雑所得の場合、損益通算と損失の繰り越しなどが出来ません。