2013年11月30日土曜日

草対策

ソーラー設置すると草対策が必要になってくる。防草シート、除草剤散布、草刈り。どういう風に対応していいのか?狭い所なら何とかだが、広大な土地になると対応が難しい。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131128-OYT1T01558.htm?from=blist
ソーラーではないが、こちらの記事によれば、ヤギで除草を行ったとの事だ。住民からも別れを惜しむ声が聞かれているとの事だ。この方法はいいと思うが、何せ生き物なので管理を思うとなかなか導入もしにくい。田んぼに合鴨を入れて除草するという方法もあるが、最後は鴨を殺して食べてしまうというのも躊躇してしまいます。とはいえ、私は肉は食べるし卵も食べる。矛盾していますね。人間とは欲が深く罪深い生き物です。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1311/29/news031.html
動物であっても、家族の一員となれば物を捨てるというような対応は出来無い。むしろ、動物の方が人間よりもかわいいという事はあると思います。
http://www.green-farm.asia/yagi.html
こちらを見るとレンタルもありますし販売もしています。オスが1頭15000円となっています。

2013年11月28日木曜日

ミカンの収穫

ソーラーシェアリング:ソラポンとは違いますが、ミカンの収穫に入ります。ミカンに関しては、ソーラーシェアリングではないのでソラミンではないです。
経営規模は小さいです。ビジネスとしては小さ過ぎ、趣味としては多過ぎというレベルです。ですので、手間がかかって利益的にはありません。ある人からどれくらいの売り上げなのか聞かれましたのでお答えしました。納得していましたが、年間収入だと分かるとびっくりしていました。月収だと思っていたのです。農業のみで生活するには、規模を拡大するとか多角化でもしないと無理です。多角化といってもそんなに簡単に収益に結びつきません。
小規模で出来るのもソーラーシェアリング等のおかげになります。収穫したミカンは販売もいたしますので、ご入用の方はご連絡をお願いいたします。ご希望であればミカン狩りも可能です。試食は無料です。現地に来られるのであれば送料は不要になります。10Kg=1500ー2000円程度。贈答用も可能です。自身が収穫した物をお世話になった方に贈られると喜ばれると思います。発送も承ります。場所にもよりますが、収穫から24時間以内にお届けが可能になります。
当方のミカンは まずいミカンはひとつもない という自負がありますので、お世話になった方へのプレゼントといたしたいと思います。ソーラーシェアリングを通じて社会に貢献したいというのが当社のコンセプトになります。

11月の売電収支

検針後、暫く放置しておりました。
11月11日検針の結果。10月8日から11月11日までの34日間。振込は12/2予定。
第1(58.74KW)は売電5037KW=211554円。日当り148KW、6222円/日。買電95KW=1961円。差引209593円。
第2(48.6KW)は売電4550KW=191100円。日当り134KW、5621円/日。買電23KW=867円。差引190233円。
今月検針期間が長いにも関わらず下がりました。日照が弱く、短く、パネルに影の影響という事と思います。来月検針日以降には一年で一番日照時間が短い冬至を控えております。ですので、さらに下がると思います。冬至前後2ヶ月位は余り期待出来ないと思います。文字通り、冬の時代です。正月の餅代が確保出来そうにありません。

ソーラーの市場性

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20131127/318901/?ST=energytech
こちらの記事によると1.3Mを55650万円で売却したとの事である。製造原価は35500万円との事だ。売電40円といえ価格は高めである。
売電36円とすれば、50KWで1926万円ということになる。分譲案件でも表面利回り10%くらいで価格2000万くらいで出ている。
小さければ小さいなりに減価されると思うが、リスクばかりあげつらうのではなく、こういった市場プレミアムを金融機関も評価してもらえるとありがたい。

2013年11月27日水曜日

土地は所有か賃借か?

必要経費という面では、賃借だと必要経費に出来ます。所有だと、費用化出来るのは、固定資産税くらいです。売却でもしない限り費用化が出来ません。購入費用は巨額です。だから、賃借の方が有利かと思います。という風に以前は考えていました。
権利関係などを考えると所有の方がいいと思います。でも、所有になるとその土地を分筆登記しないといけなくなります。このとき、土地を測量しないといけなくなります。図面などに線を一本入れるだけなのですが、これがものすごく費用が掛かります。
ソーラーやるような土地は広くて辺鄙な所です。そういう土地は、測量も大変です。といったことから何十万とか100万単位で費用が掛かります。それに比べるとと登記費用は非常に安いです。個人でも出来てしまいます。
そこそこの場所だと、担保としても出せるので全くのデッドストックにはなりません。動産担保の場合、土地、設備上下で出せないと融資が降りない場合も有ります。
ですので、私は所有でいく方針です。もちろん、賃借のよい所も有りますので、それは設置者の判断ということになります。

2013年11月26日火曜日

投資でリスクを取る

何か商売とか事業を始める場合の初期投資はどれくらい掛かる物だろか?
ソーラー50KWで1500万円くらい。フランチャイズのリサイクルショップだと、300坪で1000万くらいの費用が掛かる。これ以外、土地、店舗の費用などは別。商品の仕入れ費用が2500万円。ざっと合計5000万程度ということになる。
これだけの金額なら、ソーラーを設置すれば、750ー800万程度の収入になる。リサイクルショップの経営がうまくいく保証は無い。浜松を基盤としたリサイクルショップが経営不振で破綻した。
もちろん、上記のような店舗でソーラー以上に稼ぐ場合もある。リスクをどこまで許容できるかどうか。リサイクルショップでなくてもコンビニでもいいし、美容院でもいいと思う。創業補助金応募見ると、大きな物から小さな物まで色々な販売店や製造など多岐に渡っています。
こういったリスクを取ること無く、会社に行って仕事をせず給料をもらうというのが一番賢明なのかもしれません。

2013年11月25日月曜日

パネルのこだわり。国産、外国産はどう判断するのか?

パネルは国産信仰があるのではないか?国産外国産どこで線引きすればいいのか?
外国製、例えばカナディアンソーラーはどうであろうか?会社はカナダだが、パネルは中国で製造している。東芝でもパネル製造は外国でしている。
家電メーカーでも、中国で製造しているところもある。日本の会社が中国で製造しているのだが、外国製ということになるのか?中国の会社で正信ソーラーが福岡県で製造を始める。これも海外製になるのか?例えば、部品は中国で作り組み立てを国内という場合、部品を国内で作り中国で組み立てという場合もある。こうなるとどっちがどっちだか分かりません。
こうして考えると国産,外国産という区別は余り意味が無いように感じる。パワコンも国内メーカーであっても、個々の部品を見ると中国製造であったりする。国内メーカーが関わるとパネル価格も20−40%位価格が上がってしまう。これがブランドでありのれん代という事であろう。
浜松市の600KWソーラーは、当初国産パネルを採用しようとしたが、中国製のパネルにした結果30%安くなる事が分かり、浮いた費用を付帯費用などに充てた。どちらがいいとか悪いとかは一概にいえない。事業者次第ということになります。
中国製は不良品が多いという先入観などもありなかなか払拭出来ない所でもある。産総研が公表したデータでは、5年以内の不良が20%位あったという。国産であっても不良率は0ではありません。不具合に気がつかなければ、不良は0です。
こうしてみると。外国産だからとか国内産だからという事は余り関係ないと私は考えています。こうした事に費用を掛けても発電に寄与しない。壊れたらどうしようかとウジウジ悩むよりも、壊れたら壊れた時という事で割り切った対応をした方が良いのでは無いかと思います。

2013年11月23日土曜日

確定申告が近づいてきました。

サラリーマンでいえば年末調整の季節です。12月が個人税の締めになります。
今年、ソーラー設置したのでグリーン投資減税を使って税金を取り戻すぞと準備しているいう方もいるかと思います。経産省のページにグリーン投資減税についてのお知らせが載っています。色々なソーラー業者のページにも載っています。
グリーン投資減税の条件として青色申告をする人が対象と出ております。税務署に申請をすれば簡単に適用出来るような感じです。
実際はというと、普通の個人レベルでは使えないということになります。でも、個人が青色申告すれば出来ると書いてあります。エネ庁、国税庁どちらが正しいのか?
答えはどちらも正しいです。エネ庁では、個人の場合でも投資減税の対象になるとしています。国税庁ではこの税制が該当するのは事業所得であるとしています。アパートの屋根で余剰売電は不動産所得になりますので使うことが出来ません。全量売電の場合、雑所得になるとされていますので、使用出来ません。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shotoku/02/46.htm
雑所得は、損失の繰り越しが出来無い所得になります。損失があったとしても損失が無いものとされます。例えば、100万円の損失があったとしても所得は0円と計算されてしまいます。ですので、仮に即時償却や割増償却が使えたとしてもほとんどの減価償却分は無駄になってしまいます。ちなみに、雑所得の場合だと、青色控除65万円が使えませんので、青色申告の意味がありません。
個人レベルでは精々、消費税課税業者になって消費税還付を狙うということくらいしか手は無いと思います。ソーラーの場合、課税売り上げ1000万以下は消費税の納税義務が無いのでその辺で手を打つしかないと思います。
とはいえ、インターネット上ではグリーン投資減税が適用されるとおおっぴらに出ていますが、これは法人向けであって、個人ではないという事を認識しておいた方がいいと思います。

2013年11月22日金曜日

ソーラー複数台連係に逆風 

ソーラー低圧複数台連係は高圧扱いということになってきた。具体的には、以下の通りとなっている。低圧のよい所は、設備費が安く出来る事、法定点検が不要などまだ許容範囲内ではあるが、今後もどうかという事は保証出来ません。
自動復帰出来ませんので、150KWクラスだと1日止まると3万4万の収益が失われる事になります。遠方の場合、管理はどうすればいいのか?事業者の責任において対応することになります。
複数台連係に限らず、ソーラー業界は逆風状態です。今までは我が世の春を謳歌してきましたが、一転して冬の時代になりそうな予感です。2015年問題いわれていますが2014年問題となってきているように感じます。

1 出力電力の抑制について
  発電容量が変電所の負荷容量を超過した時に、出力電力の抑制をお願いすることがあります。

2 発電設備の解列について
  停電工事、配電線故障、配電線系統切替等により、非配電線形態となる時に、解列をお願いすることがあり 
  ます。

3 発電復帰の再投入について
  配電線停電復帰時の配電線形態確認の為、復帰後の投入阻止時間は手動復帰となり、当社へ連絡後に復帰願
  います。自動再連系ではなく、手動での復帰として下さい。
   他のリレー整定値についても変更および確認願いします。
 
4 電力系統側への電圧上昇対策について
  系統側への電圧上昇を抑制する手段(電圧抑制が顕著に発生する場合等)として進み力率での固定があります。力率固定での上昇抑制も考慮し、力率指定制御機能の搭載をしょうよういたします。

5 運転力率の変更について

   電圧抑制が顕著に発生する場合、力率変更でのお願いする事があります。


2013年11月21日木曜日

来年度の売電価格 消費税込みだった。

エネ庁の出している文書だと、2014年34円、2015年以降30円という前提で出ている。よく読んでみると、これは税込みの価格だという事だ。
ということは、2014年は32.4円と思ったが、4月から8%に消費税が上がるので31.5円。2015年は10%になるので27.3円まで下がるという事なのだろうか?想像以上に下がるという事だ。
昨日は読みが浅くて30円+消費税という風に考えていた。それほど下がらないという風に楽観していた。20円後半になってくると普通の買電価格と変わらないレベルである。
驚きの価格だが、事前にこういう情報を出しておくことでショックを和らげるという事かも知れない。どちらにしても下がるのは決定的だ。3年間は事業者の利潤に配慮するとの事でしたが2年で終ってしまう様な気がします。
既に、2020年までの認定量は確保しているので、ガツガツする必要がないという事かも知れない。実質的には後3ヶ月が勝負ということになった。電力の対応も逆風だが頑張ります。

2013年11月20日水曜日

ソーラー売電価格は30円が底?

エネ庁開示の資料です。
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonseisaku/10th/10th-6.pdf
推計の前提において2015年以降は30円で固定との前提で見通しを立てております。
まあ、だからといって固定化されるかどうかは分かりません。調達価格も下がればそれなりに下がると思います。
この見通しに安心せず、行動を起こすべきだと思います。

2013年11月19日火曜日

ソーラーは打ち止め?

昨日の日経記事を読み返して気がついた。2020年度までの普及目標である認定量がほぼ終っている。認定を取っただけという物もあるので、真水部分がどれ位なのか?実態がよくわかっていない。経産省も調査中である。とはいえ、今後は積極的に認定しなくてもいいような方向に行くのではなかろうか?
となると、従来からいわれている優遇価格、優遇税制、公庫等による優遇金利、土地問題と相まってソーラーバブルも一巻の終わりということになる。
最近の記事を見ているとどうも先行きに対してネガティブな記事が多い。だからこそ、早くやらなければという気持ちになってくる。

2013年11月18日月曜日

来年度売電価格は30円? 太陽光、購入価格2割下げ 再生エネ多様化へ経産省検討

本日の日経に出ています。想定以上に下がりそうです。

太陽光、購入価格2割下げ 再生エネ多様化へ経産省検討 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS17015_X11C13A1MM8000/?dg=1
詳しくは記事を見てもらいたいが、試算だと14年度34円、15年度30円と想定していたのを歪み是正のために修正するかも知れない。価格は正式には決まってはいないが、KW=30円、20円台というロードマップが現実味を帯びてきました。今年度中に、何が何でもということになります。年度末に掛けて駆け込みが発生しそうです。

2013年11月17日日曜日

影の影響

ソーラーは日陰だと影響を受けます。しかし、日陰になると全く発電しないという訳ではありません。曇であっても発電する事からも明らかです。とはいえ日陰=発電0という先入観はなかなか拭いきれる物ではありません。
照度計をお持ちの方だと分かりますが、日陰であっても、反射光や散乱光が入るためにそこそこの照度は確保出来ます。ですので、周りに障害物があっても影響は限定的です。もちろん無いに越したことはありません。
日影になる所には設置しないとすると土地コストが上昇してきます。朝夕の一時期であれば、影響は数%に収まります。
例えば、東西面にパネルを設置すると効率は南面の85%となります。朝夕に影響を受けてもそんな物です。影は太陽高度により変化しますので、日陰部分は全てではなく、一部分となりますので影響はさらに小さくなってきます。
下記画像は当社自社発電所における設置前の机上計算です。
南面には木、東面には建物があります。影の影響を考えて控えて設置します。
建物の高さは15m、木は10mになります。当然、空けて設置しますがこの前提条件で試算をすると2%影響を受けます。
一番影の影響を受ける冬期はそもそも発電量が少ないので、影の影響を受けたとしても年間で見ると限定的になります。冬期ではなくそれ以外の季節で取り返すという戦略というか度胸が必要になります。予想以上に下ブレしてもいいような財務基盤は必要になります。ご利用は計画的にという事です。


2013年11月16日土曜日

ソーラーパネルメーカーの憂鬱

設置したソーラーパネル。日本製か外国製か?今回、内外メーカー2社が淘汰されました。最近まで、有力メーカーのシャープの危機が大きくクローズアップされておりました。
国産メーカーの一角、大手自動車メーカー、世界のホンダの子会社だったホンダソルテックがソーラーパネルからの事業撤退を発表しました。化合物系のパネルで市場シェアが拡大出来なかった。化合物系はSF社と競合でしたが、勝てませんでした。これで、国産メーカーが1社減ることになります。一方、外国メーカーでは、サンテックが弱小メーカーに飲み込まれる事が決まりました。国内外メーカーが1社減ることになります。
パネル業界はこのように、パネル生産量世界1になっても、親会社が世界の大企業であってもうまくいかない位厳しい状況です。日本のFITにより一時的に息を吹き返しつつ有ります。その一方で、優遇価格や優遇税制の見直しの期限が有るので予断を許しません。その辺を見越してかSF社は設備増強をしない方針です。
メーカーだけでなく、ソーラー設置業者に有っても、システム価格の下落で利益率が減っています。業績好調として有名だったとされた企業であっても、実際には粉飾で資金繰りに困り企業トップが詐欺で捕まりました。
新規案件を取り、やっていくのが健全な姿ですが、40円案件でいえば10年分くらいのバックオーダーが有ります。優良資産であれば安泰といえば安泰なのかもしれませんが制度が変わった場合、一気に無価値になる可能性もあります。
将来はどうなるのか見通せないようになってきました。ということで、少々弱気になっております。


2013年11月15日金曜日

ゼネコン大手の中間決算からみるソーラー設置費用

ゼネコン大手の中間決算が出揃った。消費税増税前の駆け込みの影響もあって増収との事だが、個別に見ると意外な事に減益という決算もあった。理由は、資材の価格上昇と人手不足による人件費の上昇という事だ。
ソーラーの設置価格も同じだとすると余り下がらないのかも知れない。既に下げているところも出ている。売電価格は下がると思われるので、それなりの価格にしないと設置見送りを招く。設置業者も競争激化で利益が減れば体力の無い所は脱落すると感じている。
アベノミクスで、物価は上がるという見方が90%という調査結果も出ています。こういったなかで、ソーラーだけ逆行するのでしょうか?その辺を見極めたいと思いますが、制度が変わるかも知れないのでどちらに振れても対応出来るような準備が必要と思います。

2013年11月14日木曜日

低圧複数台連係は高圧扱い

低圧の複数台連係は認められております。電力会社にもよりますが、低圧複数の合計容量が50KWを超えると高圧扱いになるという通告を受けました。色々と低圧ソーラーのいい所が減ってきています。
これは同じ電柱のトランスからの物になります。ですので、一つの低圧設備であれば問題有りません。後から同じ電柱とトランスを使用する場合、手動復帰になります。今回の決定以前に設置された物は対象外というので、後から設置すると手動復帰になると思います。2台設置するのであれば、時間をおいて設置するのであれば先行設備は自動復帰でいいのかもしれません。この方法だと手間がかかります。
具体的には、停電等が有った場合、高圧設備は手動復帰、低圧設備は自動復帰だったのですが、手動復帰になります。復帰しない事には売電収入が入ってきません。設置場所は近場の場合はいいですが、遠くなるとどうするのか?近くの人に復帰してもらうのか?オーナーが現場に駆けつけるか?遠い所に分散させると管理が大変になります。
これを回避する方法は、設備毎に電柱とトランスを用意することになります。費用は50ー100万くらいかかります。それなら手動復帰を選んだ方が良くなります。
停電を検知するために発電モニタを設置する事が必須となりますので、その費用も上乗せになります。2015年問題の前に、色々な壁が出てきそうです。
この事例のように、規則や仕組みの不備が次々と是正されてきます。これに対抗するには不備の有る内にやったもの勝ちとなります。後でやった方がいい場合も有りますのでその辺をどう判断するのかということになってきます。

2013年11月12日火曜日

消費税益税問題

来年4月からの消費税増税では、売電金額は外税になるので売電収入が増益になります。
そのためというのではありませんが、消費税が事業者の懐に入る益税問題に対して見直しをされるようです。
はじめに記載した通り、売電価格は外税なので、消費増税により実入りが増えます。課税売り上げ1000万円以下だと納税義務が有りません。今回は簡易課税の方の見直しになります。課税売り上げ5000万以下の層が対象です。ソーラーだとメガクラスが対象になります。
消費税の納税業者は約500万社で、この内、130万社が簡易課税を選択しています。その内の8割が益税になっているとの報告がなされています。とはいえ、益税になった消費税には、所得税や住民税が掛かりますので、丸々懐に入る訳では有りません。しかし、消費税の公平性から見直しというふうになるようです。
課税売り上げ5000万まではこの簡易課税を選ぶことが出来ます。簡易課税とは業種により、みなし仕入れ率を決めておいて納税する仕組みになっています。ソーラーのように仕入れが無いような場合、この制度を選ぶと消費税が本来の50%から90%少なくて済むというシステムになっています。今回このみなし仕入れ率を見直すという事が出てきています。
ソーラー2015年問題といわれていますが、2014年問題となるかもしれません。

2013年11月11日月曜日

パネルの角度による収益

角度10度と20度では、20度の方が4%位多く発電するとされています。それなら、角度20度の方がいいのでは?
効率的には、20度の方がいいのですが、面積が20%多く必要になってしまいます。広大な土地であれば問題はありませんが、限られた土地であれば多くのパネルを設置した方が、収益額は多くなります。土地コストも20%程度抑えることが出来ます。
もちろん角度0という方が多く設置出来ますが、メンテナンススペースが取れません。東西南北のスペースを考えると敷地の90%位が使用出来ます。
効率からすると30度の方がいいです。土地の事や風などの事などから最近ではこの角度で設置するというのは余り見受けられなくなってきています。

2013年11月10日日曜日

今年のソラポン

11月になって少し黄色くなってきました。今年は余りなっておりません。柑橘は沢山実がなる年、ならない年、表年と裏年が有ります。こういう特性を隔年結果というのですが、平準化するには実を摘果する必要が有ります。
せっかくなっている物をわざわざ取って捨てるという事ですので、もったいない様な気がします。
デコポンのような品種に有っては、大玉の方が人気があります。大きい方が高いという事です。小玉を多量よりも大玉を少量栽培した方が収入が多くなります。そうなると、トータルの収穫量は減ります。
ソーラーシェアリングは、収量について基準を設けています。しかし、農家は収入を多くしたいという事で、相反しております。これが経済という事です。ただ作ればいいというものではないのですが、20%減までは認めるという風になっております。
今年の作柄は全体的には余りなってないです。画像のような感じの木ばかりではないです。画像の木はなり過ぎです。実は小さく、来年は結果が少ないと思います。

2013年11月8日金曜日

設備認定 変更出来るもの出来ないもの

設備認定をしてから変更が有った場合は、軽微変更の場合は問題ないが、そうでない場合は変更後に認定がおりた時が基準日になる。変更自体ががダメな場合も有る。
事業者の変更は軽微変更で出来るが、設置場所の住所変更は変更申請ができない。誤字脱字であっても訂正ができない。パソコンに変換を任せて確認をしないとこのようなことがおきてしまう。この場合は新たに取り直しをしないといけない。
今年の4月までは認められていたが、制度の不備の見直しでダメになりました。これが認められていたときは、発電の権利を売買する事が可能だった。だから、例えば自分の自宅を設置場所にして認定を取っておいて、他の場所に変更してしまう方法です。これを売りさばいていた人がいると言いますから、目端の利く人は一儲け出来たと思います。
新規と変更だと変更の方が時間がかかります。ですので、変更をするよりも新規で取直した方がいいと思います。まだ、年度末まで、5ヶ月くらい有りますので、時間に余裕が有ります。
とはいえ、土地を確保しない事には確実性が確保出来ません。決断する時期になってきております。

2013年11月7日木曜日

設備認定と稼働のズレについて 経産省の考え

ちょといい話になります。
経済産業省 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課長 村上敬亮氏が経済産業省は、一定の期間内に着工できない案件の設備認定を取り消すという考えはありませんと下記の中で明らかにしています。設置するための努力もせず、権利のみを保持しているのがけしからんとしています。
http://www.solarjournal.jp/10373/murakami-2/2/
来年以降に自社発電所を複数計画しておりますが、安心をいたしました。
しかし、いつ制度が変わるかは分かりません。いつでも出来るような体制に持って行くのが大切です。簡単に出来れば誰も苦労はしないというのが本音です。その苦労をしようとしています。実現した場合、苦労は報われると思うから頑張ることが出来ます。

2013年11月6日水曜日

原野の件で

紹介された原野は約2000m2の広さである。このように近くには住宅が有り、平坦で、木が生い茂っている訳ではない。電柱も有る。広さもまあまあ。適地である。地主が安くてもいいので売りたいとの事であった。買い主としては安く買いたいのだが、ここにきて適正な価格でないとという事で風向きが変わってきそうな雰囲気である。適正な価格とはいくらなのか?これもあってないような物であり、悩む所です。
これまでずっと塩漬けで何ともならなくて困っていたのに。お互いの欲と欲がぶつかり合います。売電価格が高ければそれなりの評価が有りますが、時限的なものだけに、欲をかきすぎると元の塩漬けの土地に戻るという事もあり得ます。ソーラーというチャンスを逃すと次は無いということになると思います。
イソップ物語の金のオノ銀のオノや芥川の蜘蛛の糸と同じような展開ということになります。読みは深く欲は浅くです。

2013年11月5日火曜日

当ブログ閲覧数

閲覧者数は分かるようになっています。ほぼコンスタントに見られているのですが、TV、新聞などでソーラーシェアリングの事が出ますと、キーワード検索をしてこちらのページを閲覧されます。そうすると、閲覧数が突出します。
11月4日の朝に急増しているので、何かあったようです。何があったのかはこちらでは分かりませんが、何かあったのは分かります。なんだったのでしょうか?

2013年11月4日月曜日

ソーラー設置の地目

ソーラー設置の1丁目1番地は土地です。土地がないことにはどうしようも有りません。土地といっても色々な種類が有ります。地目でいうと、よく知られているのは宅地、雑種地、農地、山林など色々。この他、池沼、原野というのも有ります。耕作放棄地という言葉をよく聞きますが、これは地目では有りません。
今回、原野という土地を紹介された。隣接地は農地であり、何ら変わる所が無い(草が生えている)のだが、決定的に違うのは、農地にはソーラー設置出来無いが、原野だと設置が出来るという事である。おひさま農場(かつて農地にソーラー設置して撤去に追い込まれた)が茶畑の隣りの原野にソーラーを設置した事例が紹介されています。
原野とは、雑草や低木の生えている荒れ地や草原。未開拓で人の手の入っていない野原。ということで、野菜などを作って手を入れてしまうと、農地になってしまう所でもある。
というか、地目の変更は簡単には出来無いが、現況が変わるという事で、野菜を作れば農地になるし、ソーラー設置すれば雑種地になるという事だ。この辺がややこしい。
いついかなる時にどうなるかは分からないので、下手に手を入れない事が大切であると感じている。生産性の低い土地なので価値は低いが、ソーラー設置となると無価値の土地が息を吹き返す。永年塩漬けだった土地が、道路が通るという事で化けるのと同じ感覚である。
年に1回、固定資産税の課税通知書が来ますので、一度見直してみるとお宝がみつかるかもしれません。えてしてこういった土地は、固定資産税も安いので埋もれてしまう事が多いと思います。
原野というとどんな所だろうか?と思われると思います。画像の手前が原野で、向こう側が農地になります。差はほとんどないと思います。地目という名前が違うだけです。

2013年11月2日土曜日

広義のソーラーシェアリングについて

太陽光を農作物と発電とで分け合う事をソーラーシェアリングといっていますが、これは和製英語です。
アメリカ人などにSolar Sharingなどと得意になって言うと????という態度になると思います。彼らに取ってはSolar Sharingとは何人かでソーラーを共有する(シェア)するという受け取り方をするからです。
私は、新しいというか広い意味でのソーラーシェアリングを目指します。一部の人だけでなく色々な人がソーラーをシェア出来るような事をやっていきます。
というとなんだか格好がいいですが、要は分譲物件などを扱っていこうかと思います。自社発電所で売電収入というのもいいのですが、資金がないことにはどうしようも有りません。資金をはじめとするリソースは有限であり、限られた時間の中で実現していくとそういった方向を模索することになります。私はループの代理店なので、販売設置もしていくのは自然な流れになります。土地を仕入れて設置をして販売をしていく、不動産のディベロッパーのような事もやるという事です。もちろん、自社発電所も設置していきます。
幸いというか浜松市はそういう事のサポートとしてソーラーセンターを開所します。ですので、そういった所をうまく使っていきたいと思います。