2013年12月31日火曜日

低圧複数台連係は違法?

年末を迎え、また逆風です。逆風を跳ね返す良い年を迎えたいと思います。
50KW未満のソーラーについて。複数台連計に関して経済産業省 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課の村上敬亮課長は以下のように語っています。
規制強化する前にやらないと厳しいということになろうかと思います。時期を遅らせて値下がりを待つという選択は、単独の場合はいいとしても複数の場合は追加設備等のこともあるので見通しがつけにくいです。
以前は複数であっても自動復帰が認められていましたが、最近では新設の場合認められていません。このように規制は強化される方向です。その内になんて思っていると実現出来ないということになります。

日経BPからの引用になります。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20131213/322603/?ST=pv&P=3
村上 保安規制当局が、規制逃れになるのではないかという観点から、運用の見直しを検討していると聞く。発電所の規模に応じて安全管理が規定されているが、本来はより大型の発電所としての安全管理の対象となるべきものを、50kW以下に分譲することで、その義務を逃れる手法については、違法性の疑いが高く、その解釈をどこまで埋めていくのかがカギとなる。

2013年12月30日月曜日

金融機関の見るソーラーの回収年月

現在、金融機関に融資申込をしている状態です。本日も折衝にいきます。金融機関によっては、評価の度合いが違っていて積極的な所、消極的な所それぞれです。
日経新聞には、
太陽光発電で投資額を回収するには「36円でも12~18年で可能」(大手金融機関の融資担当者)という。最速の12年とすれば、1000キロワットのメガソーラーでは残り8年間で2億8千万円の収入が転がりこむ計算だ。
とある。
全額融資に頼った場合だと、これに近い状態になるが、元手無しで儲かるというのがミソである。規模が大きければそれに比例する。初期投資を抑えたり、自己資金を投入するなどの工夫をすれば、回収期間が短くなってくる。投資効率を考えると、自己資金無しが一番である。融資側の取り組みもあるので、最終的には、信用力という事になってきます。当社のように新設、中小零細となると厳しいです。
設置してからは金利と元金をひたすら返済することになるが、年季が明ければ収入が丸々転がり込んでくる。その期間食いつなぐ余力があれば事業として成り立つということになります。ですので、ソーラーやるには余裕がないと厳しいということになります。
こういう事を書くとすぐ絶望する人がいますが、やり方によっては、出来る場合もあります。会社に勤めながらというのも選択肢かもしれません。サラリーマンは小心な人が多いと思います。自営業などの人の方がダイナミックで圧倒されます。自称投資家よりも事業家です。

2013年12月29日日曜日

売電価格41円で契約

日経記事には、FIT売電価格を上回る金額(41円)で新電力と契約する例が出始めている。普通に考えると、大口の買電はKW10円というレベルなのだが、収支は大丈夫なのだろうか?
こういった事にはからくりがあって、新電力は多額の交付金を受け取る事で、調達コストを大きく下げることが出来るため事業として成り立つという事だ。私企業との契約だと、20年の価格保証はどうなるのか?
環境に優しい農法で栽培された作物は、ワンランク上の扱いを受ける事があります。それ自体が付加価値であり、ソーラーシェアリングのような形態をPRする事でユーザーに訴求する事。補助金という形で行政が支援するということになれば充分に活路が開けると思う。農業を守るという事で電力も優遇価格で買い上げてもらえるのであれば、買い取り価格低下の逆風を跳ね返すことが出来る。

 オリックスなど新電力(PPS、特定規模電気事業者)が大規模太陽光発電所(メガソーラー)から国が定めた水準を上回る価格での電力買い取りを進めている。新電力が再生エネルギーを買い取った場合、交付金により実質調達コストが大幅に圧縮され、売り先を確保できれば採算が合うためだ。電力値上げを背景に割安なPPSへの需要が高まっており、供給量の確保を優先する。
 再生可能エネルギー固定価格買い取り制度による太陽光発電(出力10キロワット以上)の価格は2012年度が1キロワット時当たり税抜き40円、13年度は36円。オリックスは北海道電力管内では初めて東部開発(釧路市)など複数の地元企業と41円で買電契約をした。「当面北海道と本州を結ぶ送電網を使い、東京電力管内の大口需要家に供給する」
 オリックスのプレミア分を上乗せした買電契約は全国で70~80件に達したもよう。電力小売りは現在、東電、関西電力、中国電力管内が対象だが、域外で買い取り、系統連系を使って需要家に送るケースも増えている。日本ロジテック協同組合(東京・中央)もこのほど東電管内などで割増価格による買電を始めた。
 新電力は12月時点で全国118社と1年半で倍増。各社は供給体制の整備を急ぐ。発電事業者にとっては新電力が割増価格で買い取ることで売電先の選択肢が増え、採算性向上にもつながる。

2013年12月28日土曜日

ソーラーは負け組?

私の知り合い自称投資家の方は、今年株で大儲けしました。うれしくて自慢ばかりします。私の事業に対しても色々とアドバイスというか口を出してきます。ソーラーは負け組だとも。昨年までは、含み損を抱え、もう株やめようかと悩んでいたのですが。
世の中のトレンドに沿った経済行為は重要と考えます。そういった時流にうまく乗る事も大切だと思います。
確かに今の状況は、自社発電所0です。設置が出来てくる後期や来期からは安定収益が寄与するものと思っています。株でリスクを取るかソーラーでリスクを取るか。私はソーラーでリスクを取ることにしましたので、不退転の決意で臨みます。それまでは負け組ですが、頑張ります。

2013年12月27日金曜日

主要取引先

当社の主要取引先、中部電力と記載。なんか、信用があるような錯覚を感じる。主要取引先に名前も聞いた事の無いような会社を書くのと比べると、なおさらである。確定申告でも主要取引先を記入する欄があります。
融資申込の時も一応書きますが、評価されない部分でしょうか?箔を付けるために、主要取引先T自動車などと記載出来ると金融機関などの見方も変わるのだろうか?取引条件は厳しいので、相手先が腫瘍取引先とならないようにしたい。癌だったら大変です。

2013年12月26日木曜日

パネルを多く設置して儲ける

仮に1列10KWで10列ある100KW設備。間隔200cmで設置したのを、170cmにした場合、同じ面積で110KW設置できます。この10KW分の発電量と影になる分を考えてどちらが多いか?
今頃だと、ひと月の発電量は年間の7%程度です。影が出来るといっても、日射の弱い朝夕だけという場合、影響はかなり低くなります。いつも晴天という比ばかりではないので、曇天時は影響を受けません。仮に、日影になったとして15%ロスが出た場合、年間発電量ベースだと僅か1%にすぎませんが、パネルを多く設置する事で10%多く発電することが出来ます。その差は9%です。1%の損で10%の得を取る事が出来ることになります。
でも1%損したくないなあと思われる方へ。設備100で土地10とした場合、総額110で100のリターン。設備110で土地10だと総額120で109のリターン。利回り的にはほとんど差がなくなります。土地もリソースという事です。
10KW分だけ発電したいとして土地を確保して設備を設置すると系統連係などの費用が掛かるので割高になってしまって投資に見合うリターンは得にくいです。
ロスをどれ位で見積もるかによって差は変わってきますので、検討が必要です。影の影響を考えるのであれば角度0にすれば気にしなくてよくなります。

2013年12月25日水曜日

冬至の発電量

冬至の頃であっても晴天であるとそこそこ発電します。今年の例でいうと5月のいい時の半分くらいの量です。太陽高度が低いと影の影響を受けやすくなります。パネルが影にならないようにパネルの間隔を考慮しますが、いつの頃をターゲットにすればいいのでしょうか?
冬至のためだけにパネル間隔を空けて設置するというのは、合理的でありません。ほとんどの期間、土地が無駄になってしまいます。冬期の損をそれ以外の季節で取り戻すという考え。ある程度影になろうとも間隔を詰めてなるべくパネルを設置する方が、絶対額を確保することが出来ます。じゃあ、どれ位間隔を空けた方がいいのか?というと一般的には高低差の2倍程度になりますが、緯度も関係してきます。この間隔は一度設置すると変更は出来にくいので、厄介です。


2013年12月24日火曜日

冬至

12月22日が冬至でした。1年で一番日が短い日です。これからは少しずつ日が長くなってきますので期待が出来ます。電気料金に反映して来るのは2月以降になってくると思います。
冬至には、柚子湯につかるのが習慣となっています。1個100円程度で売られています。柚子といっても風呂に浮かべる柚子と違って、本柚子になると高級品になります。果汁は1リットル5000円。料亭のような所で出て来るものになります。滅多に味わえないですねというか、行ったことがないです。
私の所には普通の柚子(花柚子)と本柚子の木がありますが、違いはというと分かりません。この辺は、国産のパネルと海外産のパネルのような感じとでも表現すればいいのでしょうか?違いが分からない方がおかしいという声も。

2013年12月23日月曜日

中国政府によるソーラーパネルメーカーの選別

中国には500社のソーラーパネルメーカーがあるとされる。この内134社を選別して優遇するという事で市場再編を促すという事だ。優遇策は、融資と関税の還付など。
ソーラーパネルは比較的簡単に製造出来るため、異業種からの参入もありメーカーが乱立して過剰生産に陥り、価格下落して倒産という事態に見舞われ市場が混乱していた。
リストはここ。↓
http://www.solarooya.com/wp-content/uploads/2013/12/4f3e0fcb561934327cb2038957d4cbb0.pdf
サンテックはリストから漏れていますので、大手であっても安閑としていられない。
こういった事で、生産過剰による価格の下落が止まる。事実、最近ではパネル価格が下げ止まっているし、中国メーカーでも黒字転換する所も出てきている。
来年度の売電価格は下がるが、システム価格は現状からそれほど下がらないのではないかと思う。

2013年12月22日日曜日

固定資産 償却資産の申請

会社登記は愛知県なのですが、浜松市から償却資産申請用紙が送られてきました。この前、個人宛には来たはずなのにと思ってあけてみると、中の紙には、会社設立されて太陽光発電所を所有されていると思われますので申告してくれと書いてありました。会社としては、事業用地は取得しましたが設備はこれからなんですが。個人としては新設しましたので申告をいたします。設備認定書を添付すると2/3に減免すると書いてありました。


2013年12月21日土曜日

ソーラー繰り上げ返済は?

ソーラーの場合、現金が入ってきます。その余裕資金を繰り上げ返済にしようと思っている人もいると思います。この発想は個人の住宅ローンと同じです。
住宅ローンの場合、優遇税制のおかげで金利以上に税金が戻ってきます。となると、返済をしてしまうと損をするということになってきます。そして、手元資金も無くなります。ソーラーの場合、ローン減税はありません。借りていても旨味は余りありません。アベノミクスでインフレになると低利融資で借りていた方が有利になってきます。
しかし、個人とは違って事業用資金の場合、繰り上げ返済は出来にくいような仕組みになっています。繰り上げ返済した時点で融資を仕切り直すことになるので、金利はその時点のものになりますし、手数料も掛かるし、場合によっては違約金も発生する場合があります。ですので、一括返済をする位でないとなかなか出来にくいような仕組みになっています。
とはいえ、巨額の借金は気になります。金利支払うのももったいないです、余裕資金があると要らないものを買ってしまうかもしれません。小人閑居して不善をなすといいます。余裕資金で株を買って大損では目も当てられません。
次の投資としてソーラーも有望かもしれません。売電価格の低下はありますが、それでも他よりも収益物件だと思います。

2013年12月20日金曜日

地主が変わると景観も変わる 嫌いな奴ほど仲良く

今回購入した土地は山林になります。木のはえている所です。手前の平坦地は隣接地になります。この地主にとっては木の影がかかるので、作物を育てようにも生育が悪いし、他の用途には使えないし困っていました。しかし、地主同士仲が良く無いので木の伐採が出来ずにいて放置されていました。
私が地主になった事で、事態が変わりました。私は木を切り倒したいという意向ですので、双方の利害が一致しました。木を切り倒す事で、土地は日陰にならないので有効に使うことが出来ます。私にとっても木の伐採を無料でやってもらえました。そして、ここにソーラーを設置します。双方ともにハッピーになりました。今後、ソーラー設置してお隣りさんとして仲良くしていきたいと思います。
このように、地主が変わる事で事態が動き出す事があります。何かあった時のことを考えるとあいつが嫌いこいつが嫌いはダメで、嫌いな奴ほど仲良くしないといけないと思います。

2013年12月19日木曜日

雪国でのソーラーシェアリング 雪対策が肝

山形でソーラーシェアリングを設置したが、雪対策で苦労されている。雪が積もると発電しないし、雪の重みで影響を受けます。2本パイプの架台ですらたわんでいますので、1本のパイプで支える架台では厳しいと思います。やはり、角度可変型でないと降雪がある所では厳しいです。
で、地元山形では、ソーラーシェアリングではないですが、角度可変、高所設置型のソーラーが設置されています。これだと、降雪しても雪に埋もれないし、雪下ろしも必要ないと思います。家の雪下ろしもしないといけないなかで、ソーラーシェアリングの雪下ろしもというと大変です。メンテナンスフリーを実現するには角度可変が有効と思います。
http://www.yonezawa-np.jp/html/news/2013/201305312.html
http://www.rakuhen.com/takayama/mypage/1/7395/view_mypage.php
つくばの松岡氏のシステム=ループのソラシェアはこういう地方には向いていると思います。

2013年12月18日水曜日

ソーラー設置に関して隣地の人から

自社発電所設置に伴い、説明会を開きました。隣地の人からは色々な要望が出ました。
台風で木が倒れた場合、どうなるのか?という質問に対してこちらは保険に入るという回答をした所、そういう場合でも損害賠償を請求しないという念書をくれというようなことを言われました。私の所のパネルが飛んで隣りに損害を与えた時は賠償をしろとの事です。
たとえば、台風などで木が倒れてパネルが壊れた場合は、修理費用と修理期間にかかる逸失利益と木の撤去費用が掛かります。この場合、責任は木の所有者が負うべきものですが、今回はそういった費用は一切私に負担せよという事です。
私は逆に隣りに損害を与えた場合、賠償に応じるつもりですので、立場としては同等であるべきと考えています。要求に応じる事は出来無いと考えます。
こういう事があって保険を使う場合、保険会社が損害を与えた人に対して請求をします。ですので、私が保険会社に代位請求をしないように頼んでも保険会社は応じないと思います。こういったむちゃくちゃな要求をするような人とこれからお付き合いしないといけないので憂鬱です。
ソーラーは開発行為でもないので、行政側の届け出や認可は必要ありません。従って、隣りが反対しようが設置は出来てしまいます。はじめからけんか腰ではいけないですが、譲れる所は譲りたいと思います。基本的には仲良くです。

2013年12月17日火曜日

金融機関との折衝

土地は取得しましたので、資金調達先として、地方銀行と折衝をしております。対応は余り積極的ではないというのが感触です。1年ほど前にも同じように相談をしたのですが、あまり変わらない状況です。
その時は、公庫融資を受け設置しました。そして売電収入を得ております。銀行の対応を受け入れていたならば、設置出来なくて、一生の不覚だったかもしれません。静岡県の金融機関は信用保証を付けていただけますので、無担保枠(最高1億)を使うことが出来ます。とはいっても、担保をよこせと言ってきます。無担保のはずなんだけど?担保設定されると他の所からの融資がおかしくなってきます。ということで、金融機関もソーラーうさん臭いという風に見ているのが分かってきます。
いっぽう、日本政策金融公庫は期間が長くて金利が低いというのが魅力です。対応も早いです。しかし、有担保です。担保をどういう風にひねり出すか?知恵を絞らないといけないと思います。これまでの発電所も担保としてみてくれます。
両方のいい所取りは厳しいかもしれません。土地を確保しておけば、融資は多少遅れても何とかなるという目論見もあります。購入した土地を他の用途に転用できれば塩漬けにもならないと思っています。候補として、資材置き場、墓地なんかどうなんでしょうか?こういった出口戦略も必要です。
借り入れた資金は適正に使う必要が有ります。目的外の高級外車を買ったり、株を買ったりという事は厳に慎まなければいけません。男ならミクシイで勝負せよと私に迫る人もおりますが、当社としてはコンプライアンスの問題があります。約款に決められた事以外はダメなんですが、社外者からはそういう事をどうも分かってもらえないので困ります。

2013年12月16日月曜日

20年後のソーラーパネル

20年するとパネルはどうなるのだろうか?
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20131210/321660/?ST=pv&P=3
こちらに不具合例が出ています。
自宅のものが2番目の症状となった。国産でS社の製品。これとは別に国産SS社中古20年のパネルを買ったが、1番目の症状が出ていた。とはいえ、全く発電しないわけではない。
パネルの設置工法にもよるが、電食による不具合。某S社の工法がこのような工法であった。(パネルを下から固定)
とはいえ、全てこのような症状が出るというものではない。全く問題無いものも多いと思う。FIT20年なので、撤去して撤退みたいな感じで出ていますが、30年、40年発電出来るのであれば継続したいと考えています。20年で終るなんていう事は考えておりません。

2013年12月14日土曜日

航空写真で見るソーラーシェアリング

ヤフー、グーグル等航空写真を利用することが出来ます。こちらのデータは随時更新されております。
最近、ヤフーのものが平成24年5月頃の写真に更新されています。上から目線になりますが、空中から見るソーラーシェアリングはどのように見えるのだろうか?と今まで悩んでいましたが解決です。(グーグル等は更新されていません)
画像中央の三角形の所が当発電所になります。面積約770m2。
右側の台形の田2830m2を転用してソーラーにしました。
航空写真の画像更新は来年でしょうか?

一方、グーグルのストリートビューでは更新されていますが、航空写真は古いままです。

ソーラーの効率を上げる 裏面を使う

ブラックソーラーという言葉をきいた事があると思います。黒くて格好いいですね。
ところが、ブラックソーラーにすると反射光が遮られるために、発電効率は落ちてしまいます。
両面発電するパネルがあります。というか太陽電池のセルは裏表発電します。通常はパネルの一面しか使っていません。パネル1枚が300Wなら600W発電することになります。裏面は白いバックシートが張ってあります。これを透明にして使うと裏でも発電をします。しかし、直射日光ではなく反射光や散乱光になったり架台や配線などの影になりますので20%位発電します。
地面に白い石を敷いたり、白いシートや反射板を設置すればそこそこ発電をするのではと期待してしまいます。地面に反射シートを設置した人がいるのですが、ほとんど効果がなかったとの事でした。コストパフォーマンス的には厳しいのかもしれません。
地面に黒い防草シートを設置するのであれば、白っぽい防草シートもありますので、そちらをやってみてはいかがでしょうか?ミカンなどでも、反射光を使って光合成を促進させるためにタイベックという素材が使用されております。

2013年12月13日金曜日

ソーラーは副業?副収入?

不動産業とソーラーは似ている所がある。
このほど、宝塚市の公務員の人が副業規定に引っかかって処分を受けた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131128/crm13112819160013-n1.htm
公務員の地位を捨てたという事は、不動産やソーラーの方が実入りがいいということになる。副業と副収入は別物だが、この人はしらばくれています。
不動産会社の人にソーラーどうですか?とすすめたところ そんな博打のような事はといわれてしまいました。世の中の受け止め方はそんなものでしょうか?
ソーラーよりも博打だと思うのは株です。最近ある銘柄が連日大きく上げていました。その株を持っている自称投資家の人も鼻高々でしたが、ここに来て連続して大暴落しています。
株は大きく儲ける事も可能ですが、20年連続してそこそこの収益を上げるのは非常に厳しいと思います。今年、株は大きく上げましたが来年はどうかは分かりません。

2013年12月12日木曜日

ソーラー用地 競売不動産に挑戦

競売:一般的には きょうばい ともいいますが、けいばいが正しいです。
今回競売で土地を入手を目指しました。競売には初挑戦です。場所は、浜松市の山林約8200m2で資材置き場として使われていた所でもあります。
残念な事に落札出来ませんでした。入札が17件もあり基準価格の3倍くらいで落札されました。狙っている人は狙っているという事です。今後、どのように使われるのか気になります。
安い所は訳があるようなものでも、なかなか手に入りません。欲しいと思ってただけに残念です。日にち的なこともありそろそろタイムリミットです。土地取得は終えて設置に注力したいと思います。資金調達に頑張ります。

2013年12月11日水曜日

単管パイプ架台のパネル固定金具

単管パイプを架台にした場合、色々なパネル固定金具が出ています。
タキゲンの金具486シリーズだと1KWあたり1万円くらいです。
このほど発売されたヤブタの製品。
http://www.yabuta.nu/PVclump.html
http://yabuta.nu/cat/pvclump.pdf
こちらの商品だと、ボルトに固定するのではなく挟み込むような感じ。
いいなと思ってみたが1KWあたり8880円とのことである。原価低減、工数低減をうたっているが、50KWで50万近い金額。タキゲンの金具とそれほど変わらない。
色々な金具が出ては消えていく中で生き残る事出来るのでしょうか?

2013年12月9日月曜日

土地の価格 

不動産情報などを見ても売値が高いのか安いのかよくわかりません。
http://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
こちらで見ると最近や過去の取引実績が出ているので参考になります。
これらの情報に基づいて地価の公示がされます。
ただ、土地は色々な条件があるので同じ地区であっても価格はバラバラです。地目、形状、面積、接道状況、周囲の状態などが影響すると思います。
あくまで参考ということになります。何も知らない状態では高い安いが分かりませんので参考になります。
ソーラーやるのなら坪1万円が目安かもしれません。これだと、売電収入の1年分になります。残り19年が収入ということになります。

2013年12月8日日曜日

ソーラーに逆風 政府のエネルギー基本計画案変更

また、ソーラーにとっては逆風のニュースです。政府のエネルギー基本計画案によると原発の容認と再エネの風力、地熱等への注力という事です。最近のニュース見ていてもいい事が出ておりません。
価格や税制など色々な角度から見ても先行きが怪しいです。その内にやろうかなんていうような動きでは、遅すぎます。今年度内になんとかしないと逃げ切るのは無理かもしれません。来年度に期待というのでは無理と思います。そういった空気を感じて、設備認定と電力申込を前倒ししています。資金計画は後回しにしております。空申込問題になります。

2013年12月6日金曜日

ソーラー売電会社 給料にも逆風 給与所得控除縮縮小

ソーラーの収入をどのようにもらうかで違ってきます。一旦会社に入ったものを給料でもらうか。直接もらうかで違ってきます。会社経由だと給与所得控除というものが使えるので、税金が安くなります。今回、この給与所得控除を減らそうということになりそうです。
ソーラー会社設立するというのは、こういった税制上のメリットを生かすためにします。でなければ、わざわざ経費を掛けてまでしません。
ソーラー会社の役員だと、自分の給料は自分で決めることが出来ます。しかし、多くもらうとなると税金が高くなるということになります。年収1000万越えのサラリーマンは4%足らずの170万人ですので、ほとんどの人は影響ないともいえます。こういったことで、課税強化に行きそうな流れです。個人事業によるソーラーは所給与所得控除がありませんので、関係ありません。形を変えたソーラー税というきがしないでもありません。
消費税や色々な税金が上がる傾向にあります。こういった増税に打ち勝つのはソーラー設置が有望と思います。
政府・与党は5日、年収1000万円超の会社員に対する給与所得控除を縮小する検討に入った。年収1500万円の場合、年間7万~11万円の増税となる。低所得者への負担感が大きい消費増税を来年4月から実施するにあたり、高所得者にも応分の負担を求める。与党内で協議し、12月中旬にまとめる2014年度税制改正大綱に反映させる。
 会社員の所得税住民税は、給与所得から控除額を差し引いた金額に税率をかけて算出する。控除額が低くなれば、課税負担が増える。控除額は年収によって異なるが、現行では年収1500万円超の会社員の控除額245万円が上限だ。
 政府は5日の自民党税制調査会幹部会で、この上限を(1)年収1200万円超の場合に230万円(2)年収1000万円超の場合に220万円――にする2つの案を示した。課税強化となる年収1000万円超の会社員は172万人で、会社員全体の3.7%。
 政府・与党はこれとは別に、年収2000万円超の企業役員の給与所得控除を一般社員よりも大幅に減らす案も検討している。年収3000万円超の場合、控除額は現在の245万円の約半分となり増税幅は61万円となる。対象となる役員は13万人。今後、税収増の効果や高所得者への課税強化が景気にもたらす影響などを勘案し、どの案を採用するか決める。
 来年4月からの消費増税に伴う低所得者対策として、政府は住民税の非課税世帯2400万人に1人1万円を支給するなどの措置を実施する。同時に高所得者に対する課税を強化することで不公平感の是正を目指す。

2013年12月5日木曜日

農地へのソーラー 規制緩和

昨年廃案になった農山漁村における再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案がリニューアルされて成立した。
名前は、農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気 の発電の促進に関する法律 というもの。
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/renewable/energy/houritu.html
全く手放しではないが、規制緩和。これまで、第2種農地、第3種農地にはソーラー設置が認められていた。第1種農地にはソーラー設置ダメであったが、これからはの不許可の例外という事で認められるl事になりそうだ。ただし、無条件ではない。
これは、地域などでどういう風に策定するのか計画立案して決めるので、自分だけがやりたいと思っても地域外であるとダメということになってくる。
選定地域になると、色々な法律の適用から特例で外れることになるので、許可があったと見なされる。農地法や森林法などの縛りが無くなる。
どういう風に運用されていくかはこれからということになる。しかし、今まではソーラーダメであった所も設置の道がひらかれるわけなので、設備認定と電力の申請をしておいてもいいかも知れない。ダメで元々という気持ちでやってみましょう。

低圧複数台連係の法令

ソーラーに限らず土地を使って何かしようとすると法令が関わってきます。
浜松だと、自衛隊の航空基地があるので航空法という物もあります。この法令だと、地上45m以上の物は設置出来ません。ソーラーなら関係ありません。
地域によっては国土法ということもあります。これは届け出になります。
条例というのもあって、開発行為となると土地利用の届け出が必要になります。届け出とはいえ、行政指導を受けることになりますので貯水池を作れとか道路や緑化など手間とお金が掛かります。市街化調整区域だと5000m2以上だと該当になります。
浜松市だとソーラー条例もあります。上記と同じような物です。設備500m2以上が対象なので、50KWでも掛かるかもしれません。農地法、森林法、景観条例などなども掛かってきます。低圧だと、電気に関する設備や法令も対象外です。複数台設備になるなど大きくなればなるほど難易度は上がっていきます。すぐにやろうとしても出来無いということになります。経産省もこういった事を斟酌して400KW以上のソーラーに関して調査をしました。
設備認定をする時は500KW以上だと土地に関する書類が別途必要になります。
こういったことからも個人でやろうとするのであれば低圧でというのがスタンスになります。

2013年12月4日水曜日

ソーラー優遇税制

来年度の税制の見通しが出てきた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131203-OYT1T00568.htm?from=main2
投資減税として機械などの固定資産税減免は断念となったとのこと。
ソーラーに関しては固定資産税は3年間2/3に減税されるし、グリーン投資減税もあるので、優遇されている事は確かである。再延長があるかどうかは分からないので崖っぷちかも知れない。
売電金額に関していえば、優遇されているともいえる。来年度以降の価格が下がるという事はコンセンサスになりました。とはいえ、各国と比べてみると見るとまだまだ高いです。
中国でもFIT導入されました。17円です。本家のドイツは19円といった具合で日本の価格の高さが際立ちます。しかし、日本のシステムコストはドイツの1.5倍くらいかかっています。中国の物価の低さを考えると必ずしも有利といえるかどうかはいえない所があります。
中国はGDPこそ世界2位ですが、一人当たりの所得は日本の1/10くらいです。だからといって、物価も1/10というわけではありません。パネルだって国際価格なのでそれなりです。人件費は安いと思います。17円であっても、売電市場は急激に伸びているそうですので、やり方によっては投資に見合うという事かもしれません。儲かるようにやらないと儲かるものも儲からないということです。
日本も今後下がっていくと思いますが、それ以上にシステム価格が下がれば旨味はあります。最近円安が進行中です。デフレ脱却で諸費用も上昇しています。景気が良くなると金利も上がりますので、融資受ける人に取っては逆風です。

2013年12月3日火曜日

ソーラーシェアリングに脅威 隣りに建物が

私の設置しているところは、市街化調整区域なので建物が建たないところになります。ですので、安心という風に思っておりました。
ところが、隣地に車庫が建ちはじめました。隣地といっても少し離れている場所なので影の影響は無いので安心しました。
ソーラーの隣りに後で家が建つということも目にします。法律では阻止することが出来ませんので、収益の減少が避けられません。銀行などで融資を受ける際にはこういったリスクは考えていないと思います。
ソーラー設置するなら市街化調整区域がいいのですが、隣りが農地の場合はくせ者です。農地には特例があって普通では家が建てられない所でも建つ場合があるからです。むしろ、ソーラーよりも家の方が簡単に建てられます。例えば、第1種農地だと家はOKでソーラーはNGという具合です。
仮に隣地に建ったとしても影は部分的である場合が多く、1日中影になるのではなく、朝や夕方のみという状況であればそれほど影響は受けません。とはいえ、気持ちのいい物ではありません。




2013年12月2日月曜日

堺屋太一の団塊の秋にみる2028年のソーラー

予測小説で有名な堺屋太一。団塊の世代という言葉を生み出し、経済企画庁長官も務めた。他にも平成30年という小説を出している。今から18年位前に刊行されたので平成30年の方はあと4年ほどで到達するが、円安、インフレという想定となっている。
最新刊である団塊の秋が祥伝社から刊行された。団塊の世代が今後迎えるであろう近未来のシミュレーション小説である。的中率91%とも。
団塊の秋のなかで、今から14年後の2028年には、FIT廃止、送配電分離となり売電自由化されている。売電価格は25円。円安のため、電気の製造原価である石油の高騰のため、ソーラーによる発電は生き延びるという予想となっている。
この値段でもペイ出来るような見通しとなっている。設置コストが安くなっているのかどうかまでは言及が無い。
主人公は建設や建築業を営んでいるが、社会の状況に翻弄され、倒産の憂き目にあったが、最後になってたどり着いたのがソーラー設置業というのが興味深い。今後はソーラー設置業でないと生き残っていけないのだろうか?
FITにおいては、固定価格なのでインフレとなると厳しい。団塊の秋の中で5000万円がサラリーマン2年半分の年収とも予想している。
仮にそういった社会になるとするのであれば、なるべく早く償却出来るような方針でいかないと逃げ遅れることになります。ただし、予想を超えたようなインフレなどの場合は、価格見直し条項がありますので、現行の事業者は安泰なのではないかとも思います。内容的には、予測が当たって欲しくないです。あくまでフィクションですので娯楽として読んでみてはいかがでしょうか?

2013年12月1日日曜日

パネルの清掃ロボット

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20131127/318902/?ST=energytech
PVフェア等でも参考出品されていたりしていたが商品化されたようだ。記事によれば、汚れによる損失は5%位。イニシャルとランニングを合わせるとどうなのであろうか?その辺の突っ込みが書いてない所が歯がゆい。
50KWだと、損失が10万円位。導入してもメリットが出るかどうか微妙だ。もちろん、パネルはきれいな方が良い。清掃しない方が費用の持ち出しが少ないと感じている。