2014年3月29日土曜日

DIYでMY太陽光発電所!  本邦初、本格的ガイド本

本邦初、本格的ガイド本が登場とのことです。ソーラー発電所をつくるにあたって解説されたHow to書籍になります。環境ビジネスクリーンテック取材班が著者ということになっています。しかし、内容的にはループ社長の中村創一郎氏がゴーストライターともいえます。
敷地にあわせて色々なバリエーションで設置された事例が紹介されていて参考になります。読んでいると俺もやってみようかという気になってしまう内容です。
ループの商品を元に、施行方法や事例、収益、費用などが紹介されていてこれから作る人には分かりやすい内容になっております。
2014年度32円となり、ソーラー先行き暗そうという見方もありますが、自分で施行すれば費用低減も出来ます。出来そうにないというのであれば、工事を丸投げすることも出来ます。
ループとしては24円でも採算が合うような商品を提供したいという考えが述べられてもいます。字も大きく、分かりやすいのですぐに読めてしまいます。

単行本: 219ページ 出版社: 日本ビジネス出版 (2014/03) 価格:1600円(税別)

2014年3月28日金曜日

ソーラーワールド

ドイツの会社でパネル界のポルシェかもしれません。ヤフオクを舞台にした詐欺も発生しております。品質にこだわりを持っていますが、いかんせん高い。こういったことから、本家ドイツでも中国製パネルに席巻され、決算は悪いし財務内容も悪い。
EUで中国製パネルはダンピングとされたことで多少回復は有ろうがどうだろうか?
中国製のパネル1MWとソーラーワールド1MWのパネルだと2000万位値段が違う。
1MWで年間売電収入4000万なら半年分の発電量に相当します。それならと考えないでもないです。しかし、2000万だと60−70KWの発電所が楽にできてしまいます。それを投資に回すと、20年間で6000万くらいにはなろうかと思います。同じ金額使って、収入は8億と8億6000万。
250Wパネルにすると1枚5000円位高いということになります。これだけ違っても発電量についてはほぼ同等です。品質に関してはメーカーが主張するほどにはよくわかりません。こういったことから、本家ドイツでは中国製が選ばれました。しかし、こだわる人はこだわります。あなたはどちらを選びますか?

2014年3月25日火曜日

融資での新しい商品

来年度価格が下がる見込みの中で、融資に関しては希望の光が見えてきましたABLといって売電収入を担保として認めてくれる所が出てきました。地方銀行である十六銀行はソーラーでも対応をしてくれます。金融機関によっては、ソーラーに対して積極的な所、消極的な所色々です。
ABLは債券(売電収入)や動産(ソーラー発電所)を担保としてカウントするという手法です。こんないい方法は無いと思ってしまうのですが、まだまだ少数です。
http://www.juroku.co.jp/16bank/release/201210_12/20121031_1.shtml
これで融資はばっちりと喜んではいけません。当然、審査がありますので希望額が出るかどうかは別になります。営業エリアの関係で対象外ということもあります。十六銀行でいえば、岐阜、愛知、三重の営業エリア内に居住、法人登記されていて、ソーラー設置地も営業エリア内でないとダメとのことです。これも融資の厚い壁になります。
ソーラー計画してから売電開始まで1年くらい掛かります。その間色々なトラブルが出てきます。計画通りにいかないことは当たり前なので、その辺しっかりと余裕を持ちたいです。資金ショートしないように金利のみの返済にする返済猶予を設定したり、追加工事等で当初よりも予算オーバーということにも考慮する必要があります。
泰然自若としていることが大切です。分かってはいるけど、早く完成して欲しいのが人情なので悩む所になります。

2014年3月21日金曜日

パブリックコメント

来年度からの変更に関してパブリックコメントを募集している。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620114008&Mode=0
意見をしてもそれが通ることはないと思うので意味がないとも思う。単なる儀式ですね。
4月1日から施行なのに、3月26日まで募集。変更出来るわけがない。
来年度のものから適用するとしている。
50KW以上の物は6ヶ月以内に土地と設備の確保が必要なこと。
低圧複数台は50KW以上の物とみなす。
などで、
低圧複数台の場合、具体的な審査基準は、
1認定申請者が実質的に同一であること、
2認定に係る場所が地理的に近接していること、
3認定申請や工事が同時期又は近接した 1 時期に行われること、
の3つの要件を満たす場合を分割案件とします。
実質的に同一とは、本人、家族、親族などが該当するのでは?
近接とは、道を隔てていてもダメということなのでは?
設備を時間をあけて設置ということになろうが、その時の買取価格が適用ということになるのでは?
それでも、くぐり抜ける道はあろうかと思います。
過去にさかのぼられるのでなければ、一安心だ。しかし、過去に認定されたもので400KW以上の案件については、取り消しも有るので安心している場合でもない。

2014年3月19日水曜日

融資審査通過率

ソーラーやるために融資の申込をした場合、融資が降りる可能性はどれくらいだと思いますか?
分譲や土地業者にきくとまともに出るのは、10%位だそうです。10人申込が有っても9人は希望額が降りないということです。
日頃、高級車に乗り、ごちそうを食べ、豪邸に住んでいても、与信能力からすると案外懐事情は寂しかったりします。イソップ物語のアリとキリギリスの話が思い出されます。いざという時のために備えるのが重要だなあと思います。

2014年3月16日日曜日

パネルの調達 ネットオークションからは?

中国製のパネルを現地で買い付けて調達するのであれば安く手に入れることが出来ます。発送や送金など色々なリスクを取ることになります。保証がついていますが、現実的には保証無しということになります。
オークションなどでも出ていますので、こちらから調達ということも可能ですが、品質がどうかということ、詐欺っぽいものも出ているので危ない様な気がします。例えば、1枚だけというようなスポット購入であればいいですが、数量が多いとなると恐ろしいです。
最近ネットで話題になっているのが、オークションで出ているソーラーワールド社のパネルです。通常の物ですと、普通の中国製よりも高い値段ですが、かなり安い価格で出ております。案の定というか、落札者とトラブルになっております。落札者は代金を振り込んだものの物が来ないのでキャンセルということになりましたが、返金されていないようです。オークションで調達全てが危ないといっているのでは有りません。国内の業者でも危ない業者もおります。
このように、安いからと欲に目が眩んで手を出すと大変なことになりますので、それなりの所から調達する必要が有ります。金額が大きいだけに致命的な傷を負う場合も出てきます。詐欺師の常套文句として騙すつもりは全くなかったということをいいます。それを立証するのは簡単では有りません。裁判などでも、詐欺に有った被害者にも落ち度が有ったということになります。金が帰って来ない場合が多いのではないでしょうか?
普通、パネルはメーカーから直接購入はできませんので、代理店経由で購入というのが一般的になります。手数料などが乗るので決して安くは有りません。安く調達するのであればそれなりのリスクを取るということになります。
直近のオークションも終了していますが、その後がどうなるのか注視していきたいと思います。先月落札した人とのトラブルですが、コメントでどうなっているのか判断をお願いいたします。
出品者から 「 非常に悪い 落札者 」 と評価されました。
出品者からの コメント : (自動メッセージ)この落札者は、落札者の都合によりキャンセルしたため、出品者に削除されました。 (評価日時:2014年 3月 14日 2時 02分) (最新)
落札者からの 返答 : 連絡がないのでパネルメーカーに問い合わせた結果、この出品者はこのメーカーと取引が無く無断で出しているとの返事でした。非常に迷惑していて警察に届けたとのことでした。 また、電話ににも全く出ません。 手当の見通しが無いなら出品しないでください。 (評価日時:2014年 3月 14日 11時 27分)

落札者から 「 悪い 出品者 」 と評価されました。
落札者からの コメント : 電話をかけても通じません。 早く返金してください。 取り敢えずこの評価をしておきます。 警察にどどけます。 (評価日時:2014年 3月 13日 18時 06分)
出品者からの 返答 : 納期の関係でキャンセルのご報告をいただき、ただいま銀行の書類待ちで対応しております。 (評価日時:2014年 3月 14日 2時 15分)

落札者から 「 どちらでもない 出品者 」 と評価されました。
落札者からの コメント : 当方の口座番号も取引ナビに記入してあります。 はやく返金してください。 (評価日時:2014年 3月 14日 8時 56分) (最新)








ソーラーシェアリングの実施件数

経産省の発表では4件だったが、現在許可を得たものは全国で69件に達したようだ。こちらは一時転用であるが、農地の場合は永久転用の方が圧倒的に多いのが実情である。件数的には4000件に達すると思われるので50倍から60倍になるのではないか?
規模的には、ソーラーシェアリングが比較的小規模なのに対して永久転用は2000m2超えが平均的になっている。
安くて、手っ取り早くて、より多くのパネルを設置するのであれば、ソーラーシェアリングはハードルが高いということになります。売電金額が下がっていく中で、事業性が厳しいということから、政治的に何かないと余り広がらないのではないかと思います。

2014年3月15日土曜日

検針日と消費税の関係

電力の検針日を持って売電金額は確定します。
4月からの消費税増税分はどういう扱いなのだろうか?気になりますね。
例えば、1日と30日に検針する場合はどうなのでしょうか?
実際には残念なことですが、4月中に確定したものは5%の税率となります。つまり、30日検針だと4月分はまるまる5%税率ということになります。ただし、買う方も同じ扱いとなります。
検針日は月の早い時期の方がいいことになります。私の所は毎月10日前後なので、10日分損をすることになります。

2014年3月14日金曜日

低圧複数台連係は高圧扱い

電力の対応は既に高圧扱いとなっていますが、設備認定でも同じ扱いになる方向になりつつあります。
分譲型や個人で複数やる場合が対象になってくると思います。ただ、10−50KWは数量がべらぼうに多いので、事務手続きを考えるとどこまで対応するのか?
例えば、〇〇市〇〇町1番地に複数という場合はともかく、番地が〇〇市〇〇町1番地1、〇〇市〇〇町1番地2、〇〇市〇〇町2番地というふうに同じ敷地で番地が違う場合はどうなるのだろうか?
同じ番地で複数出ているかどうかをデータベースかなにかでチェックしていくのだろうか?
売電価格の低下、規制強化でソーラーの将来厳しくなっていきます。これまで、早くやったもの勝ちで、先行者利益を獲得出来たということになります。2013年度までに申請した人達はほっとしていると思いますが、いつ風向きがどうなるか分かりません。いつでも対応出来るように準備が必要になります。といっても、融資などは簡単にはいきません。半年の期限は短いと思います。
これまでは、まず設備認定を取ってからでしたが、今後はこういうことがクリアされてから設備認定をするという流れになっていくと思います。
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/kaitoriseido_wg/pdf/003_01_00.pdf

2014年3月13日木曜日

ソーラー設備認定 低圧複数台連係に逆風

各種報道によれば、2014年度からの申請から半年以内に土地と設備が揃わないと失効する制度になるらしい。規模は50KW以上とのこと。
50KW未満の複数台の場合はどうなるのか?電力会社は既に高圧扱いとして見ている。そんな中、設備認定も同様の扱いをするという記事が出た。幸いなことに2014年度からということなのだが、過去にさかのぼって適用という流れになる可能性も考えられます。何にしても早く所設置した方が良いと思います。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140312/339740/

2014年3月11日火曜日

ソーラーウィンドハイブリッド発電

自社所有地なんて書くと格好がいいが、実態は山林。風力発電に向いているのか調べてみました。
標高は70mで、山の頂上みたいな所に有る。場所は静岡県浜松市。近くの山の頂上には、大型風力発電2MWが10基が設置されている。結構有望そうな気がしてきました。ソーラーの自社発電所設置予定であったが、ソーラーとウィンドのハイブリッド発電をしようかという気になってきた。

ところがシミュレーションを良く調べてみると標高ではなく、地上からの高さのことである。倒壊した場合を考えると敷地の端ではなく、真ん中に設置しないとまずいらしい。ソーラーのハードルの低さと比べるとややこしい。これでは、ハイブリッド発電は厳しいのではないか?よほどのことがないとなかなか踏み出せないと感じます。風と共に去りぬということになりそうです。

2014年3月9日日曜日

ソーラーの格付け

ソーラーも格付けされるような時代になりました。姫路のソーラーはAです。最上級はAAAなのでそれからすると低い位置づけになります。格付けは色々ですが、投資に値するのはBBB以上なので、Aというのはそれよりもワンランク上という扱いになります。
中国のパネルメーカーの社債がデフォルトになりました。社債の格付けはCCCです。利率は8.98%。今回のデフォルトは金利部分で、元本部分がどうなるのかはまだはっきりしておりません。危ないから利率が高いというハイリスクハイリターンです。
A          信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB     信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
CCC    債務不履行に陥っているか、またはその懸念が強い。債務不履行に陥った債権は回収が十分には見込めない可能性がある。
ソーラーは儲かると思うのですが、こんな評価です。
日本の国債がAA-なのでこちらの方が遥かに高い評価です。ソーラーの方が遥かにリターンは多いと思うのですが、リスクも高いというのが理由でしょうか?ソーラーはヤバイのではと思われる方は、日本の国債を選ぶと思います。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140308/frn1403081445001-n1.htm
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140303/337380/?ST=msb

2014年3月7日金曜日

(平成26年)第4回調達価格等算定委員会

7日に開催されました。ネット配信で視聴ができます。約1時間です。
http://www.ustream.tv/channel/tyoutatsukakakuiinnkai
資料はこちらになります。
http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html
本日、開催された経済産業省の「調達価格等算定委員会」で2014年度の売電価格は32円+税です。日経の記事は誤報ということになります。
32円とはかなりの落ち込みです。今年度までに滑り込んだ人はおめでとうございます。
2015年度になるとプレミアム期間を過ぎますので、20円台ということになりそうです。2014年度は30円台でできる最後のチャンス(?)ということになります。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014030700761
太陽光発電の価格下げへ、住宅用37円=14年度の買い取り制度で-経産省有識者委 
    再生可能エネルギーで発電した電気の買い取りを電力会社に義務付ける制度で、経済産業省の「調達価格等算定委員会」(委員長・植田和弘京大大学院教授)は7日、2014年度買い取り価格案を示した。住宅用の太陽光発電(出力10キロワット未満)は13年度の1キロワット時当たり38円(税抜き、以下同じ)から1円引き下げて37円とする。
 普及が進み、運営コストなどが低減した実態を踏まえた。事業者用の太陽光発電(出力10キロワット以上)は4円下げて32円。3月中にも正式決定する。
 また、陸上の発電施設を前提に価格を設定してきた風力は、海洋上の施設のデータ収集が進んだため、洋上風力の買い取り価格を別に示すこととし、1キロワット時当たり36円とした。(2014/03/07-18:31)

ソーラー売電価格36円?

本日の日経には10KW越えソーラーKWあたり36円で最終調整に入ったと出ております。今年と同じだと喜んではいけません。内税とも出ています。
仮に5%だと34.3円、8%だと33.3円、10%だと32.7円、15%だと31.3円という具合になります。今後消費増税が有るとすればなかなか厳しいとも思います。
先日10%くらい下がるのではと書きましたが、消費税8%だと8%の下げになります。

中国パネルメーカーの経営

以前、中国政府は500社あるパネルメーカーを134社に絞って優遇すると発表していた。ところが、日経にデフォルト案件になるのが出てきそうとの報道である。
下記リストの56番が該当する。134社については融資等でも優遇するとのことであったが、このリストにある会社であっても、安泰ということではないということかもしれません。最近では、パネル価格の下げどまりで経営が上向きという報道も有ったのですが、メーカー間でまちまちということかもしれません。そこは選別ということになります。
仮に倒産で、事業継続出来ないということになりますと、20年とか30年の出力保証が有っても一切の保証が受けられなくなります。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM05044_V00C14A3FF2000/

中国の太陽光発電大手「社債利払い難しい」 

2014/3/5 21:10

 【上海=土居倫之】中国の太陽光パネル大手の上海超日太陽能科技(上海市)は5日、7日に予定している社債の利払いができないと発表した。業績悪化で資金繰りに窮しているため。中国国内の公募普通社債市場で、初の債務不履行(デフォルト)案件となる可能性が出てきた。
 超日太陽能の発表によると、7日に予定している利息8980万元(約15億円)のうち400万元しか支払えないという。同社は太陽光発電パネルの値下がりで業績が悪化しており、格付け会社は2013年5月に、同社が発行した社債をトリプルCに格下げしている。今後は元金10億元の返済に向けて、政府や銀行が同社を救済するかどうかが焦点となる。
 中国では金融市場の混乱を避けるため、社債や信託商品に債務不履行の危険が高まると、政府や銀行が返済期限の延長や同業他社による買収などによって救済してきた。山西省の採炭会社に投資していた信託商品「誠至金開1号」が政府の介入によって債務不履行を回避したことが代表例だ。こうした慣行が投資家のリスク意識の乏しさや企業の安易な資金調達による無駄な投資につながっていた。

2014年3月6日木曜日

変色パネルの性能2

パネルは変色していても、腐っているわけではありません。ヤフーオークションで 中古 ソーラーパネルで検索すると三菱の製品が同じような状態で出品されております。この時代の、バックシートの素材はどこも同じ物を使っていたのでしょうか?シャープはブラックソーラーを売り出しています。それが茶色に変色していたのでは見栄えが悪いです。それでも、製品には問題無いという立場でしょうか?
私の自宅屋根はIVチェッカーという機械で計測して、その結果問題有りとして交換に至った。その後、外されたパネルがどういう状態だったのか、どの程度劣化していたのか知りたかったが、一切報告がなかった。
普通、電気をショートさせた場合どうなるでしょうか?膨大な電流が流れて機器類を焼損させてしまうことになります。ところが、太陽電池というのは、最大出力になるように動作させることを目的としていますので、ショートさせてもパネルの出力以下しか電気は流れません。大きなアレイとなると、電力も大きくなるので、スパークするので危ないですが、1枚だけなら大丈夫と思います。とはいえ、スパークはしますので注意が必要です。
最大出力動作電流は5.05Aです。短絡電流は5.7Aです。ショートさせても電流はそれほど流れない仕組みになっています。ショートさせると太陽電池が136Wの電熱器になるということです。なお、こういった現象を利用して融雪に使うという試みも有ります。やり方を間違えると、危ないのでご注意をして下さい。
角度は水平で1KW/平米の放射照度ではない状態で、変色パネルをショートさせた時の電流は3.6A出ておりました。そこそこの性能は維持していると思います。現在だとパネルには保証がついています。例えば、20年で80%以上というものです。この範囲に収まっているかどうかまでは分かりません。

2014年3月4日火曜日

(平成26年)第3回調達価格等算定委員会

3日に開催されました。ネット配信で視聴ができます。約1時間です。
http://www.ustream.tv/channel/tyoutatsukakakuiinnkai
資料はこちらになります。
http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html
データは、年報を元にしています。
規模別の区分は現行のままみたいです。利潤的には50以上の方が出ているみたいです。ただ、10−50クラスだと小規模ほどコスト高になるためでしょうか?かなりの利潤が出ているものも有るので、やり方次第だと思います。
利潤は殆どの設備で出ている。出ていないものも極小数有ります。トラブルに見舞われたのか?初期費用が高いのか?これらからすると必ず儲かるものではないですが、かなり高い確率で儲かるとも言えると思います。
運転維持費ですが、小規模だとほとんど掛かっていないのが現状です。この費用として、土地の賃借費用、保険料などが掛かってくると思います。大きくなればなるほどそれなりの費用が掛かってくると思います。
次回あたりに、来年度価格が出てくるかと思います。それで事実上決定です。
余り下がらないのではという見方と10%くらい下がるという見方が有ります。私は10%下がると見ております。

2014年3月3日月曜日

ソーラーは事業所得?

以前の税務署の見解では雑所得ということでしたが、エネ庁のHPには事業所得としての用件が記載されております。
出力量50kW未満の場合であっても、次のような一定の管理を行っているときなどは、一般的に事業所得になると考えられます。
1.土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲にフェンス等を設置しているとき
2.土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲の除草や当該設備に係る除雪等を行っているとき
3.建物の上に設備を設置した場合で当該設備に係る除雪等を行っているとき
4.賃借した建物や土地の上に設備を設置したとき
(注)自己の建物の上に設備を設置した場合で特段の管理を行っていないときは、雑所得になります。
http://www.enecho.meti.go.jp/greensite/green/index.html
一定の管理を行っているときなどと断っている所が微妙なのですが、これからすると普通の設備であっても事業所得という扱いになりそうです。エネ庁のHPに出ているだけで、国税庁が認めたわけではありません。最終的に判断するのは税務署なので、そこに問い合わせて下さい。
浜松で設置されたお客様からは、税務署が事業所得として認めてくれたというお話も有ります。
事業所得であれば、損益通算が使えますので赤字部分は給与所得と合算したりして還付を受けることも可能になってきます。10KW程度なら青色控除で20年は所得0にできます。
しかし、判断が揺れたので雑所得やグリーン投資減税が不適用だということで、途中で脱落された方は御愁傷様としかいいようが有りません。ソーラーは愚直に貪欲にということです。
今年度価格についてもまだチャンスは有ります。2月15日申請分は2週間くらいでおりました。28日以降は無理っぽいということが出ておりますが、ダメで元々と思い申請してはいかがでしょうか?これが最後のチャンスということになります。

2014年3月2日日曜日

認定申請期限最終日を過ぎてからの気になる記事

年度内に確実に設備認定が出るという申請期日を過ぎました。その後になって、気になる記事が出ています。
設備認定後1年以内に土地と設備の確保を要件化するというものです。ただ、2014年度申請分からということでほっとした人も多いのではないか?
規模は50KW以上で、期限が半年から1年以内という風になるということで、50KW未満の人はこれまた、ほっとしたと思うが、低圧の複数の場合はみなし高圧になるのでその場合は該当するのかどうか?詳細はこれから決まるが、過去分に関してはどうなのか?
記事だけで見ると、申請は早い者勝ちということになります。
間に合わないかもしれませんが、今から設備認定を申請しても年度内に降りる可能性はあります。ダメでも元々チャレンジしてみましょう。ここで、もうダメなんだとあきらめる人。あきらめない人。こういう取り組む姿勢で差が出ると思います。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2803U_Y4A220C1PP8000/

太陽光発電、土地確保に期限 

2014/3/1 0:01

 経済産業省は28日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を見直すための作業部会を開いた。太陽光の発電事業者がわざと工事着工を遅らせて不当な利益を得ている問題に対応するため、国が発電計画を認定してから用地や設備取得の契約を済ませるまでに一定の期限を設ける方針で専門家の意見が一致した。来年度から導入する。
 経産省の調査では、悪質なケースを除いた大半の事業者は認定から半年~8カ月で土地やパネルの確保を済ませている。このため、期限は半年程度となる公算が大きい。
 同制度は再生可能エネで作った電気を一定価格で買い取ることを電力会社に義務づける。太陽光パネルなどの発電設備は値下がりが進んでいるが、電気の買い取り価格は国から発電計画の認定を受けた時点のものが適用されるため、早めに計画の認定を受けて工事着工を遅らせれば、パネル値下がりの分だけ事業者の利益の幅が膨らむ。
 期限制を導入するのは、こうした悪質な事業者が多発して問題になっているためだ。期限制の対象は出力50キロワット以上の設備をもつ事業者に限る方針。期限までに土地や設備確保の契約を済ませられなかった場合に認定を取り消すか、買い取り価格を引き下げるかなど制度の詳細は今後詰める。

2014年3月1日土曜日

PV EXPO

26日から28日まで開催されました。いった人いけなかった人それぞれですが、ワールドビジネスサテライトで放映されました。こちらから視聴出来ます。
Looop社のソラシェア、地上型が映像でちらりと映っております。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_61039/
スマートパネルなどが紹介されていました。2015年問題言われていますが、2020年までは大丈夫との見方も示されました。
シャープが色付きパネルを出すみたいです。茶色のパネルも有りました。当方には既に有りますが......
EXPOでの内容は今後色々と報道されていくと思います。