2015年4月30日木曜日

工事費の増加 2017年問題

今すぐというわけではないですが、2017年からは土木建設会社の社会保険の加入が必須とされます。社会保険加入していない会社は公共工事に参加できなくなるからです。そうなると、費用の負担に耐えられず廃業するところが続出すると言われています。
当然、工事費用も増加するということになります。
サラリーマンの場合、社会保険料の会社負担は給料以外に20%位になっています。会社が同額の負担になりますが、それを負担できなくて廃業に追い込まれると言われています。中小零細の場合、大企業の子とか孫請けになっている場合も多くて、工事費は言い値で受注していて、交渉の余地がないので厳しいと思います。
現在、国民年金や国保加入が厚生年金加入となると従業員も負担が大きくなります。厚生年金のいいところは、サラリーマンの妻の保険料も肩代わりしているところにあります。しかし、独身のサラリーマンはその分多く負担しています。
ここに限らず、今後は社会保障費の負担が多くなると言われていますので、給料が上がらないとなかなか大変になります。



2015年4月29日水曜日

15年後 2030年

政府は2030年の電源構成の目標としてソーラー7%にしました。現状のソーラーは2%弱程度なので、現状の4倍に抑制するというのが目標になります。
現状で申請出しているだけで達成できてしまいますので、将来的には新規は厳しいということだと思います。受付はしますが、事業性とか色々と難癖をつけてやれないように持っていくと思います。
理由として、国民負担の増加を抑えるということになります。誰しも負担増は嫌なので、この大義名分を出されると弱いです。
5月から電気の負担金が約300円増えます。損も得も同じ額ですが、人は損に対しては2倍以上敏感だとのことです。つまり、300円の損は600円とか人によっては1000円に感じるのだそうです。来年以降はさらに負担は増えていきます。
国民負担を抑えるという大義名分のために、ソーラー抑制、原発復活ということだと思います。

2015年4月28日火曜日

過積載の限界

遅れてきた好天で、ここ1週間は発電好調です。4月27日は、今年最高になりました。私のところだと、9.9KWパワコンが1日最高89KWの発電をします。90KWまであと少しです。
90KWだと1日450KWということになります。この辺が低圧過積載の限界なのではないでしょうか?季節的にはまだまだ更新のチャンスはあるということで、期待したいと思います。

2015年4月27日月曜日

マクドナルド状態

最近マクドナルドに行っていません。マクドナルドの売り上げは、前年同月比減が続いています。私のところのソーラーの発電量も同じような傾向になっています。
4月は、ここにきて好天が続いていますが、前半の不調を挽回するには至っていません。4月は、前月比マイナス20%という状況です。

2015年4月26日日曜日

ソーラー値下がり?

分譲物件の利回りが上昇しています。以前は、利回り10%前後のものが多かったのですが、最近では少し上がっています。
販売会社に問い合わせると、土地価格が下がったためとのことで、システムが値下がりしているわけではないとのことです。
とはいえ、私は実際には値下がりしていると思います。それを認めると売れ行きが良くないということになってしまい、イメージが悪くなるのを避けようということではないでしょうか?
値下がりの原因は、グリーン投資減税の終了と融資環境の悪化による売れ行き不振だと思います。そもそも、利益が多くても売れていたのが是正されてきたということだと思います。新聞等での、無制限抑制とか売電価格の低下などネガティブキャンペーンに押されています。
分譲の多くは建売ではなくて、契約してから設置なので販売業者には在庫のリスクが発生しないようにしています。

2015年4月25日土曜日

ドローンが大挙して襲来か?

実はこれ最近は見なくなった便所蜂(?)です。当社発電所に発生です。実際には、便所蜂なのかどうかは不明です。
当発電所は便所ではありませんので、発電所蜂というべきでしょうか?というか、便所蜂と同じかどうかはわかりません。皆さんのところではどうでしょうか?
ちなみに、便所蜂は、蜂ではなくアブだそうです。刺すということはないそうですが、気持ちのいいものではありません。


2015年4月24日金曜日

電力会社への過去売電データが消滅

新電力=PPSに移行したため、電力会社の過去売電データが消滅して見れなくなりました。いよいよ、切り替えが完了したのかなと。
電力がこれまで通り検針を行う。データを当月末にPPSへ連絡。翌月末に当方に連絡、報告を行い、代金を振り込むという流れとなります。代金の振込がこれまでよりも1ヶ月遅くなります。
買い電についてはPPSへ変更しないので、これまで通りです。検針から24H以内に発電量の把握できるのはそのままです。
一応、みえるーぷデータでおおよその発電量、金額を推測するということになります。
ただ、時々みえるーぷの挙動が怪しいので信頼性に疑問です。

2015年4月23日木曜日

法律は過去には遡求しない

ソーラー設置して発電を開始した時期は、電力会社との需給契約書に明記されています。私の場合でいうと、農地に設置したものは2012年8月24日からとなっています。
ところが、農地法上では、2014年6月30日から開始になっています。なぜでしょうか?
農地の場合は、農地転用が必要になります。農地転用を申請して許可を受けて、完了届を出しますが、法律は過去には遡求しないので、その日からというのがルールとなっています。許可以前にやったものは農地法上では発電自体がないということになります。
法律が過去に遡求しないというのは、売電にも適用されます。過去に認定を取り申請したものは、あとで設置しても売電金額は40円が確保できて、低圧分割もできて、出力制限もありません。
よく言われるのが売電価格は下がっているのに、ソーラーに手を出してしまって大丈夫か?と心配されます。これは、新しい制度上で新設のものが対象であり、以前のものは関係ないというのは見落とされがちです。
今後絶対にそういうことはないのでしょうか?電気料金が上がって、ソーラー儲けすぎ、けしからんということになると、どのようなことになるのか?
サラ金の金利が高すぎたので、過払い金返還ということが起きました。過去にさかのぼって返還ということで、サラ金が潰れてしまいました。遠因としては、サラ金儲けすぎ、けしからんといったことがあったのかもしれません。

2015年4月22日水曜日

ポスト ソーラー

今後もソーラーの新規設置を目指すのか?他のものを目指すのか?
電力事情が新設でやれるかどうかですが、やれるという前提で考えると、まず、小形風力が挙げられます。しかし、パワコンの認定が取れていないので、売電は難しいです。風力は風次第というところがネックです。
次は、小型水力はどうでしょうか?規制緩和で、水利権の確保も簡単になってきているようです。農業のように、水を消費するわけではないので、ハードルは低そうです。
しかも、水なので24時間365日発電が見込めます。ソーラーが設備利用率14%なので7倍以上になります。
ただ、ソーラーのように手がかからないということではないです。ゴミの除去が必要です。小水力をやっているところの事例だと、1日2回やっているそうです。それ以外にメンテも必要とのことで、設備利用率は100%ではなく、70%と算定しています。遠隔地に作って放置という具合にはいかないようです。それでも、現在の価格だと回収に10年くらいとのことです。
ソーラーのようにこなれていないので設置費用も高いです。渇水や大水、洪水もリスクになります。
静岡県の場合、補助金が出ます。1/3もしくは3000万円で少ない方になります。
各地(奈良県など)でも出ている可能性があります。補助金情報探してみてください。
補助金もらえれば、縛りもありますが事業性が上がります。いつまでももらえないので、期間限定の早い者勝ちになります。
http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-260/enetisantisho/documents/koboyoryo.pdf
ある程度のリスクを許容する必要があるなど、いいことずくめではないです。管理等を全てお任せで、あがりだけをもらうということになるとどうしても、利回りは低くなります。

2015年4月21日火曜日

別のグランドカバープランツでトライ

発電所の草対策は、農業のように日々向きあっている方はともかく、そうでない人はとかく簡単に考えがちです。
私のところは、防草シート、グランドカバープランツ、除草剤を併用ということでやっています。高い架台にして放置というのもアリかもしれません。こうなると草をかき分けて発電所内を巡回になるかもしれません。
新発電所に防草シートを敷いたといっても全面ではないです。敷いていないところにグランドカバープランツ ヒメイワダレソウを植えましたが、ほかの植物にもトライしてみます。今度は、ティフブレアという芝生です。繁殖力が強くて手間がかからないとのことですが、果たして?
こういうことを苦労と思うか?楽しみと思うかで取り組み方は全然違ってきます。PDCAをしっかり回すことで成果を出していきたいと思います。

2015年4月20日月曜日

2年目のグランドカバープランツ

昨年秋にリッピア(ヒメイワダレソウ)を植えました。この植物は、非常に繁殖力が強いとのことで期待しております。除草が大幅に楽になって欲しいです。やらなくて済めば最高です。
現状はということで見ると、(画像上)雑草にしっかりと圧倒されていました。そこで、救出しました。
(画像中)パネルの影になり日当たりが悪いものは元気がありません。日当たりが悪いとダメみたいです。
(画像下)日当たりがいいものだと、緑の絨毯のようになっています。このように環境によって大きな差が出ます。
全面繁殖まで、まだ時間がかかりそうです。一人前になるまでは、しばらく草取りが必要と思います。チマチマ草を取るよりも、防草シートを敷く方が手っ取り早いと思います。
ただ、シートでは味気がないと思います。発電所といってもただ収益を上げるだけでなく、こだわりや愛着を持って管理運営していきたいと思います。




2015年4月19日日曜日

桜なんて嫌いだ

発電所のパネルに何かついています。よく見ると桜の花びらです。先日来、雨が降っているのですが、干からびておりへばりついて取れません。
ホットスポット発生の原因となるので落とすことにしました。ありがたいことに、水道があるので、放水して流し落とすことに。
背後にある桜は、秋は枯葉、春は花びら、枝が進出して影になる可能性など障害ばかりが気になります。ワシントン少年の登場をお願いしたいです。
パネル上には花びらが結構ありますので、発電に関しては影響があると思います。しかし、過積載にしているのでピークカットしています。


2015年4月18日土曜日

4月分 検針

4月の検針がありました。昨年と比べると20%くらい少ないです。効率的には、3月と同様でした。4月入ってからの悪天候の影響をモロに受けています。3月末の好天がなかったらもっと影響は大きかったと思います。
4月に入って本当に晴れたというのは16日だけです。あとは中途半端です。
天気予報比較ですが、結局悪い方が当たってしまいました。晴れて欲しいという願望があるので、悪い情報は軽視しがちになってしまいます。
天気は今後は好転して欲しいのですが、見込みはどうでしょうか?
先週の天気予報(1ヶ月間)を見ると。

予想される向こう1ヶ月の天候(2015年04月11日~)

天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
これが、1週間後の予想では、

予想される向こう1ヶ月の天候(2015年04月18日~)

天気は数日の周期で変わるでしょう。平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
1週間でこのように予想が変わるのでしょうか?これはこれで嬉しいのですが、来週になって、晴れの日が少ない見込みですという見通しを出されると落ち込みますね。

2015年4月17日金曜日

ベースアップ

春闘で大幅に賃金が上がったという会社もチラホラみたいです。大企業で平均2.59%だそうです。大手自動車会社で月1万円以上、ボーナス6.8ヶ月分。全くもってうらやましいです。これだけもらっていても、来年になるともっとよこせと言うのですから、私からするとどっちの方が欲深なのかです。
会社経営する側からだと、人件費の負担は大きいです。厚生年金や健康保険などなど会社負担になります。直接払う給料以外に福利厚生を考えると20%くらい余分にかかります。例えば、年収500万だとすると、これ以外に100万くらいは会社負担となります。サラリーマンで年収500万でも、実質は600万円ということになります。
仮に人件費負担が100万増えると、営業利益10%なら1000万円以上の売り上げ増がないと賄えないことになります。これ以外のものもかかってきますので、2000万以上毎年毎年増収していかないとおっつかないことになります。中小零細企業になると非常に厳しいです。
毎年のように上がる給料に対して、ソーラーはというと固定価格なので、上がらない仕組みになっています。ですので、今は多くもらっているようにみえても、長期的に見ると大したことはないと思います。
システムの劣化やメンテ等もあるので、先行逃げ切りを目指すというのが戦略になってきます。そのためには、初期投資を抑え、経費節減をして、節税に励むということになります。高級外車に乗ってご馳走を食べて高級酒を飲むなどの贅沢なんて、とてもとてもです。

2015年4月16日木曜日

固定資産税 償却資産税 免税点

ソーラー持っているのであれば、固定資産税や償却資産税の通知が来ていて、もうすでに納めた方もいるかと思います。
固定資産や償却資産を持っていると納税をしないといけないのですが、免税点があります。評価額が土地で30万円未満、償却資産で150万円未満です。免税点未満であれば税金がかかりません。
土地を持ているのに納税通知書が送られてこない場合や記載がない場合は課税の補足ミスではなく、免税点未満の場合には通知がこないようになっています。
土地の場合、評価は上がったり下がったりするのでなんともですが、時価でいうと40万円位が目安だと思います。40万円の土地といえば、山林や農地ということになろうと思います。宅地だと1坪でも引っかかるかもしれません。
償却資産の場合、年々評価額は下がっていきますので、いつかは無税になるのかと期待しますが、実際には微妙です。
というのは、評価額は下がりますが、最終的には0円にはならずに取得価格の5%で終了となるからです。仮に、ソーラー3000万円だと最終評価額は150万円となります。これの1.4%なので、7000円納税が必要になります。資産がある限り永遠です。
ということは、ソーラーが29999999円だと最終評価額1499999円になりますので免税ということになります。ここになるまでには何年かかるのでしょうか?
一方グリーン投資減税で、即時償却を選択したので評価額は0円なのだから、償却資産税はかからないはずと思いきや、償却資産税は地方税であるので即時償却(国税)は関係がありません。課税方法が違いますのでややこしいです。

2015年4月15日水曜日

来ました償却資産税と固定資産税

今年も納税通知が来ました。1月1日が課税基準日なので、3月開始の発電所は、来年からということになります。1年分得したのか?
発電所の場合、取得と供用開始は同時でないことがあります。これを利用して、年末に取得、年明け供用開始ということになると、償却資産税は、供用開始日が基準になりますので、1年先送りができ、年内取得の発電所は消費税還付が出来てしまいます。
市役所による固定資産(土地)の判断はどうでしょうか?通知書の中身を見てみたいと思います。当社の土地は、すべて地続きになっている一体地です。
土地の固定資産税。雑種地(ソーラー)で坪20円。隣接している雑種地(連絡道路)で坪3円。山林で坪1円。これらの土地は、用途によってこのような評価になりました。当然ですが、都心部や地域、ロケーションなどなどによって違いますので参考です。
山林から雑種地になると税金が20倍になります。倍率的にはすごいですが、元が低いので額的には大したことはありません。よかった。
全国の空き家は13%だそうです。更地にしないのは、撤去費用の問題。更地にすると固定資産税が6倍になるという税制の仕組みからといわれています。
現在ソーラー持っていて、将来廃業した場合、更地にすると撤去費用がかかり、固定資産税などが上がる可能性があります。
一応、課税に不服がある場合は申し出ることで、再審査の余地があるみたいです。しかし、実際にはほとんど覆らないとのことです。それだけしっかり調査をしているというのが、課税部門の弁です。

2015年4月14日火曜日

融資ためらう銀行 ソーラー逆風

売電抑制ルールが出て、金融機関が融資に慎重になってきています。これも逆風です。買取制限により、事業性は悪化することで、返済がスムーズにいくのか?借りる方も恐ろしくなります。規模が大きいと融資も高額。発電所の売却や倒産に追い込まれることも考えないといけなくなります。
今までだと、分譲物件の利回りは10%くらい、自分で設置すれば20%くらいにはなります。販売価格からすると、低圧1基作って売ると1000万円の利益ということになります。
出力制限されると、利回りが落ちるのは確実で、税金や金利、管理費などの経費を支払うと実際の手取りはかなり低くなる可能性があります。これでは、銀行も融資には慎重になるというのも頷けます。法律、電力、税制、資金など新設ソーラーに対する風当たりは強まる一方です。
先に申請だけして機器の値下がりを待ってなどとという見方をされましたが、設置ができないことにはどうしようもありません。
こういった逆風前にできてしまった発電所は、発電する権利=発電権を確保できているので、孫子の代まで事業をやることができます。
売電価格は下がると思いますが、PPSとか機器類の低価格化で採算がなんとか合うのではないかと思います。さすがに、今のようには儲からないとしても、なんとか生活はしていけるのではないかという読みを持っています。

2015年4月13日月曜日

投資するならROEがいい会社

日経平均が一時的に2万円を超えました。まだまだ株価は上昇するのでしょうか?
最近では、投資する基準をROE(アールオーイー)重視というふうなことをよく目にします。投資の基準としては、PER(ピーイーアール)、PBR(ピービーアール)などもよく目にするかもしれません。
ROEは自己資本(分母)に対して純利益(分子)がどれくらいあるかということです。分母を減らして分子を大きくすればいいことになります。じゃあ、多ければいいのでしょうか?
自己資本を増やさないで、事業を拡大するには借金をするということになります。膨大な借金をして事業を拡大すれば、いいことになります。しかし、事業がうまくいかないと借金が重くのしかかってきます。そういうことも頭において株投資をしていただければと思います。
借金が多い企業としてはソフトバンクが思い浮かぶと思います。無借金経営が良いかというとそうでもないと思います。思い浮かぶのは任天堂です。余裕資金がありすぎて危機感がなく、停滞を招いてしまったのではないでしょうか?現状維持では成長ができません。事業は拡大しないと会社がもちません。
当社の場合、ROEはいいです。先に書いた通り、借金をしてレバレッジを効かせているからです。自称投資家の方に、ROEがいいので投資しませんかとお誘いをしてみたくなります。

2015年4月12日日曜日

天気予報もセカンドオピニオンが必要?

天気予報などはどこでも同じと思っていましたが、各社独自の読み(解釈)で違っています。来週の週間天気予報ですが、上がtenki.jpで中がウェザーニュースになります。上の方が晴れ予報が多くなっています。晴れて欲しいので心情的にはどうしても上を信じたいです。
下は4月の過去天気になります。まあまあ晴れているように見えます。
記号としては晴れ、曇り、雨の3種類しかないです。実際にはもっと雨が多かったし、1日晴れているような誤解を与える表現となっています。実態として曇り時々晴れとか晴れのち曇りなど晴れとも曇りとも表現できないのが実態です。4月の発電実績と比較すると、乖離を感じます。
昨年8月の記録的な日照不足も、過去天気を見るとそれほど悪くないような印象を受けます。天気の定義として、晴れとは雲量が80%以下の状態だそうです。普通の感覚だと、空の80%が雲で覆われていれば曇りだと思いますが、そうではないということです。


2015年4月11日土曜日

新設発電所の発電状況

3月31日に発電開始したものの、フル発電という日がないので、ピークカットはほとんどありません。みえるーぷをつけて記録が取れる体制にしています。
発電が正常に行われているのかどうか?確認もしたいので、まともに晴れて欲しいです。日照時間は平年以下で気に病んでいる方も多いのではないでしょうか?特に徳島は前5日間の日照時間が0となっています。自己資金なしでフルローンだと、持ち出しが多く発生しそうでやきもきしている方もいるのではないでしょうか?今の季節、納税が立て込んで来るので余計にナーバスな状況ではないでしょうか?
発電状況が悪い上に、パワコンに異常が見つかりました。内容は、ストリング23の発電が0になっていました。田淵のパワコンではこのようなことがたまに起こる場合がありますので、注意が必要です。
みえるーぷのような監視装置は発電所の管理で必要と思います。ソーラーはメンテナンスフリーといわれていますが、メンテナンスフリーだと異常があっても気が付きません。
さっそく、田淵電機に対応をお願いしました。対策内容は、ファームウェアのバージョンアップということでした。
アップデートで、状況が改善したかどうかは監視していきたいと思います。

2015年4月10日金曜日

ねんきん定期便

4月になって年金機構からねんきん定期便が送られてきました。65歳からの年金の見込み額を知ることができます。夫婦での厚生年金だと年間300万くらいでしょうか?
私としては、満額よりも30%減ってしまいますが、60歳から受給する考えです。401Kも受給ということになります。税金だけで考えると控除がなくなるので60歳から負担が大きくなります。そういった納税資金にあてようかと考えています。憧れていた年金生活ですが、年金もらってもそれが税金になってしまうというのも悲しいです。
減額支給の場合、一生減額されたままなので大丈夫かということになりますが、ありがたいことにソーラーがあるのでその辺は心配しておりません。
年金は繰り下げると早死にした場合、長生きした場合は資金が枯渇しないのかリスクになってしまいます。ただ、寿命は人それぞれでわかりません。私のような憎まれっ子は、世にはばかるので長生きしそうだと思います。

2015年4月9日木曜日

イノベーションは失敗することもある

イノベーションの普及学を研究されていた社会学博士の宇野善康慶応大学名誉教授が豊田市在住で、ソーラーに興味があるということで縁ができました。
宇野名誉教授によれば、イノベーションの普及は全てが成功するわけではない。うまくローカライズされないと普及しない=失敗するということを言われていました。
ソーラーシェアリングはイノベーションであると認識していますが、普及学からすると失敗事例だと思います。
誰かが一番乗りでやって、うまくいったのを確認してから参加する方が失敗がなくて確実だと思います。売電のように賞味期限があるようなものだと、一気呵成にやらないと乗り遅れてしまいます。なかなか難しいです。


2015年4月8日水曜日

過積載は低照度に強い

低照度に強いとQセルズは強調しております。最近の天候ではさぞかし威力を発揮しているのでしょうか?
過積載にした場合、パネル枚数が多いと電圧が高くなります。パワコンは起動電圧が決まっていますので、朝夕は稼働時間が長くなることになります。
最近は天気が悪いので、ピークカットが起きないです。こういう状態だと数は力になってきます。日本の天候は曇りなどが多いので、過積載が大いに力を発揮するということになります。
夏になれば、晴れていても高温のため発電量が落ちてきます。こういったときにも過積載が実力を発揮すると思います。
今のようなシーズン 春などでは、過積載の悪いところが目立ってしまいますが、年間を通してみると良さが出てくるのではないかと大いに期待しております。

2015年4月7日火曜日

新年度 ふるさと納税の拡充と抑制

新年度からふるさと納税の枠が2倍に拡充されました。今年1月から寄付されたものも対象になります。
認知度や注目度は急上昇で、2013年で見ると13万人が寄付をしています。とはいえ、サラリーマン6000万人からすると僅か0.2%にすぎません。ほとんどの人が利用していないということになります。寄付ってそんなに嫌なのでしょうか?
本音は1円たりとも寄付はしたくないということだと思います。だから、特典を与えることで活発にしようとしているのですが、返礼品にたいして総務省は自粛を通知しております。これからどんどん成長するというところへ、冷水が浴びせられました。これでは、せっかくの機運に水を差すようなことになってしまいます。

キリスト教系社会には慈善事業に力を入れているようなところがあります。
世界1の金持ちのビル ゲイツは、慈善事業を幅広くやっていますし、マイクロソフトの共同創業者も同じようなことをしています。アップルのCEOも死んだら1000億の資産を寄付すると表明しています。儲けた金をこのように使うことで、社会貢献をしたいというのがあるべき姿かもしれません。
中小零細で比較対象することは、はなはだ不適切ですが、当社もソーラーを通じて社会に貢献したいという理念は持っております。

2015年4月6日月曜日

日本卸電力取引所で電力は売れるの?

PPSが日本卸電力取引所で転売して利益を得ている問題が取り上げられていました。今回の規制案は取引所での転売のみのようです。こういった利益は、国民負担増になるので問題視されています。
電気、農作物などに限らず、高く売りたいというのは当たり前のことで、それが経済というものだと思います。合法な取引にもかかわらず、日経記事では荒稼ぎとも書かれていて、とんでもないことのような扱いです。事実を淡々と書くのではなく、記者個人の思い入れというか感情が入っているように思います。新聞報道は公平であってほしいと思います。
嫉妬、妬み、やっかみというか人間の心理を伺い知れます。ソーラーやっているなんて、軽々に口にできないです。
PPSに売らずに発電した電気を日本卸電力取引所で売ってしまえばどうか?個人でも参加することはできますので、株や商品を普通の市場で売買するのと同じ感覚です。これも転売行為だとすると、規制でメリットは無くなってしまいます。
http://www.jepx.org/outline/pdf/jepx_tr_resume.pdf?timestamp=1428013369155
農産物の場合でいうと、市場で売るよりも個別に売り先を見つけて売ったほうが利益が大きいです。電力の場合は、違うということです。
PPSは+1円程度が多いです。取引所だと、それ以上で売れる場合もあります。取引所の約定価格を見ると昼頃の価格が安くなっています。
建玉の単位が1000KWなので、売れない端数はFIT価格になるのでしょうか?例えば、1日1500KW発電した場合、1000KWを取引所で、500KWをFITで売れるのでしょうか?それとも、500KW分は売れないということになるのでしょうか?天気が悪くて発電が不調だった場合は、空売りはできないのでペナルティが発生します。
売電も色々と奥が深いものだなあと思います。市場としてはまだまだ未成熟で、こういったことを研究して制度の歪みを見つける人はすごいと思います。こういったことを見つけて実行すると、妬みややっかみかわかりませんが、すぐに欲が深いと叩く人がいます。どちらが欲が深いのでしょうか?
FIT終了後は、売電金額が下がると思いますので、漠然とした不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?電力会社に売るのか取引所で売買するのか?それまで(20年後)には、環境が整備されていると思います。ですので、こういった仕組みを知っておくのもいいのではないかと思います。なんでも人任せにせず、自身で調べるということは大切だと思います。


2015年4月5日日曜日

電力転売益の召し上げによるエナリスへの影響

経産省としては、電力を転売して儲けているのは、国民負担増になるので規制する方向との報道が出ました。電力を転売して儲けるこの方法は、今現在は合法です。
供給先を確保した上での買取であれば別にどうこうということはありません。供給先を確保せずに、転売目的に仕入れることを問題にしております。
卸売市場での転売部分だけが該当するだけで、普通の小売販売は関係ありません。一般の事業者はPPSと契約するので、一般事業者は関係ありません。PPSが影響を受けることになります。転売に注力しているPPSは収益が減ることで、プレミアムが減ることは考えられるかもしれません。健全なPPSであれば問題はないと思います。

エナリスが出している資料で見てみたいと思います。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=14118&code=6079
エナリスに問い合わせると、こちらのP10 パワーマーケティング事業の電力卸売りが該当するとのことです。
昨期利益21億のうち半分を電力卸売りで利益を得ているということです。しかも利益率は13%近く、ダントツに稼いでいます。規制が入って転売益が入ってこなくなると、この利益自体は目減りするのではないでしょうか?明細までしっかりと書かれてはいませんので、推測するしかないです。
電力卸売りは昨期80億を今期160億にする売り上げ計画。全体では800億の売り上げで営業利益が5億ないのですから、稼ぎ頭の部門が影響を受ければ先行きは厳しいと感じます。
不適正な会計処理からの脱却を目指して再建途中のエナリスが、国民負担増になるような方法で利益を得て会社を立て直そうとしているというのは、モラルからするとどうなのでしょうか?
トップは変わってもなかなか体質というものは変わりません。ましてや、前社長関係者が持ち株の50%近くを保有しているような状況では、生まれ変わりようがないのかもしれません。



2015年4月4日土曜日

誕生日を迎えて

4月4日生まれ、54歳になりました。ループ社も同じ4月4日生まれ(設立)です。
27年を一区切りとして、81歳まで生きるとすれば、残り27年ということになります。ソーラー設置したので、何としても長生きしたいです。
FITが決まるとき、ソーラーシェアリングはイノベーションであり、農地に設置したいという需要は大きくて、市場性は有望という見通しを立て、ソーラーシェアリングにターゲットを絞りました。事業化するにあたり会社を設立して臨みました。
結論からいうと、もくろみは外れ失敗だったと言わざるを得ません。農水省もソーラーシェアリングを認めて追い風と思ったのですが、諸法規制、電力の対応にくわえ売電価格の減少で、環境が激変してしまったということになろうかと思います。
話題にはなりましたが、市場拡大はせず盛り上がりませんでした。システム価格も高いし、農家がわざわざ衰退産業である農業を継続したいということではないので、積極的にやりたいという流れにはなりませんでした。農家からすると、わざわざソーラーシェアリングするよりも、普通に転用したほうがいいということでした。
事業的には失敗してザマーミロでしょうか?しかし、私としてはソーラーシェアリング市場の拡大は難しいということで、自社発電所設置に舵を切りました。こういうところを見て、軸がぶれているなどと批判される方もおられます。
経済情勢は動いていますので、なんとかの一つ覚えではダメで、その時々で臨機応変に対応することが必要だと思います。
ソーラーシェアリングを冠する社名にしてしまいましたが、今後はソーラーを共有するということを目指していきたいと思います。
新しいチャンスはいつ来るかわかりません。いつでも対応できるように備えたいと思います。

2015年4月3日金曜日

表面利回り目標は20%以上

当初こそ1MW、2MWのメガソーラーは巨大だと思いました。最近ではそれ以上の数十MWの案件もチラホラという状況下では、低圧案件なんていうとハナクソ以下の存在にも思えてきます。個人では大企業には勝てません。
大企業の場合、過剰品質とも言える設備を作ります。個人だとそこまでの品質は求めないので、効率ということでは勝ち目があるのではないでしょうか?
FITが出来て間もなく3年になります。おそらくまだ誰も資金を回収していないと思います。ソーラーの目標として、表面利回り20%以上は欲しいところです。
20%なら5年で元が取れる計算になります。5年で返済を終えるような借り入れをしてしまうということもあるかもしれません。しかし、実際には、金利や税金、経費があるので6年から7年くらいはかかってしまうのが実情ではないでしょうか?
来週くらいには償却資産税、固定資産税などの請求がきます。最近の悪天候でスムーズに払っていけるかどうか気になります。

2015年4月2日木曜日

ソーラーいくつ作るの? 欲が深い?!

知人から、ソーラーいくつ作って、いくら儲ければ満足するのか?というふうに聞かれました。もちろんお金は欲しいですが、いくつ作れば満足か?と聞かれると答えに詰まります。ただ、私としてはいくら儲けたかというよりも、何をしたのかということの方が大切です。簡単に、楽に設置できたように思われますと心外です。
FIT成立と時期を同じくして、50にして天命を知ってから、ソーラー設置を始めました。モーツァルトのように35歳でなくなると、不惑すら関係ありません。その方が幸せだったかも。
「天が自分自身に与えた使命を悟った」ということ。
自分の人生に於いて最も重要なものは何かを知るということ。さらに言えば「自分はどのような役割をもってこの世に生を受けたのか」を知るということです。

今や日本一の金持ちとなった孫正義は、未だにソフトバンクトップとして事業拡大に邁進しています。一生使い切れない資産を持っていますので、リタイヤしてもいいのですが。こういう人になると、生きがいや充実感の方が金銭よりも重要になっていると思います。私などは、まだまだです。
会社というのは、継続することが重要ですので、そういったことを考えないといけません。会社に行けばお金がもらえるサラリーマンと、お金を稼ぐという経営者は別次元であるということを実感しています。
ただし、経営者として成功するには、善人ではなく悪人でないと務まらないような気がします。スティーブ ジョブズなどはよく引き合いに出されます。善人で会社潰してしまった方がいいのでしょうか?私はそうは思いませんと、至らなさを正当化させてください。

2015年4月1日水曜日

PPS市場に暗雲?

PPSに移行する予定ですが、本日の日経に気になる記事が出ておりました。
市場メカニズムで自由に取引することを阻止する規制でしょうか?
これも、再エネに対する逆風ということになるのでしょうか?
才覚でうまくやれるかどうかですが、再エネで利益を得るとそれを封じるような規制(例えば低圧分割禁止など)が、次々に出てくるような気がします。儲け過ぎずほどほどにしておけということなのでしょうか?

再生エネの転売益返納、経産省が対策。

2015/04/01  日本経済新聞 朝刊  4ページ  
 経済産業省は、太陽光などの再生可能エネルギーでつくった電気について、電力の小売会社が市場で転売して利益を得ないようにする。2016年4月から、電気の市場での販売価格が小売業者が再生エネを仕入れる価格を上回る場合、差額をすべて国の機関に返す仕組みを導入する。
 経産省によると、電力小売りが企業に売るより高い市場価格に目をつけ、転売で多額の利益を得るケースがあった。中には転売で、1億円を超える利益を得たケースがあるという。経産省は16年4月までに省令を改正し、再エネの転売による荒稼ぎをできなくする。

(やっと)連系しました

昨日やっと連系です。大安ではなく先勝、先んずれば勝つという日です。まさにソーラーの状況と同じです。20年越えの事業開始なので、縁起を担ぎたくなります。
ただ、連系したもののしばらく天気が悪いです。残念です。
防草シート、フェンスやその他が残っていますが、一区切りつきました。これからのシーズン、どんどん発電をしてくれることを期待します。3月31日ということで、グリーン投資減税も滑り込みセーフです。ここまで来るのに、1年半かかりました。
設置までに、法令によるもの、電力によるものなどソーラー環境が悪化してきて、逆風が吹く中進めてきました。それを思うと、感慨深いものがあります。分譲物件を購入するのとは違って、苦労した分、愛着も深いです。
FIT優遇が終了するのはわかっていましたので、それまでには設置をしようと、低圧で30基ほどを計画。資金繰りや土地取得など諸般の事情で、実現できたのは半分以下という結果になりました。自分の能力からすれば、満足できるレベルだと思います。