2015年11月30日月曜日

プレミアム買取について

PPSの上乗せ買取ですが、5年間に関しては、このままとなることが決まりました。ただし、平成28年4月までに特定契約が完了したものなので、切り替えに時間がかかる関係上、年明けに連系を予定しているという発電所は対象外となります。できないことはないようですが、難易度は高いようです。
ソーラーの場合、設置やPPS加入など様子見していると環境が変わってしまってチャンスを逃すことになります。リスクテイクが先行者利益となりました。
以下が通達と説明資料になります。P7に適用可能かどうかの基準が出ています。普通の設備だとケース2となります。はじめに電力会社と特定契約を結び、その後PPSと特定契約を結ぶという流れになると思います。初期の立ち上がりや切り替えに時間がかかるので、タイミング的にアウトになる場合が出てきます。
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/dl/kouri_free/20151125.pdf

2015年11月29日日曜日

厚生年金保険・健康保険の加入状況の確認について(お願い)

年金機構から手紙が来ました。法人の場合、1人であろうと社会保険に加入しないといけないようです。
100万円程度の報酬を出して、妻を法人の代表にして扶養を受け続けるということがネット上にも出ています。税務上の扶養は可能ですが、厚生年金、社会保険は強制加入になってきますので、負担は避けられないです。ほどほどの規模なら、個人事業主の方がいいのかもしれません。
厚生年金などの負担は国保の場合に比べて、2倍から3倍になります。こういった社会保険料の会社負担は半分ですが、オーナー社長の場合、会社と一体なので実質は全額自己負担になってしまいます。会社負担分は損金にできるので、実際にはやや負担が減りますが、それでも大きいです。
もし、加入を拒絶すると強制的に加入させられ、過去2年分を支払わないといけなくなる場合もあります。給料500万円として二人分だと、なんと500から600万円になります。
健康保険料は定率なので、給料が10万円と100万円だと保険料は10倍違ってきます。しかし、受けられる医療の質は同じですし、病院では特別室とか特別食という扱いはありません。なのに高額医療費の負担は多いというふうに踏んだり蹴ったりです。

2015年11月28日土曜日

ソーラーパネルの生産 出荷状況

太陽光踊り場、体力勝負、7~9月パネル出荷26%減、パナソニック「ゼロエネ」照準(ビジネスTODAY)
2015/11/27 日本経済新聞 朝刊 11ページ 1379文字
こちらに記事が出ている通りで、中小のような体力のないところは脱落が相次いでいるようです。以前は、生産が追いつかずにかなり待たないと、入荷しなかった状況は様変わりです。
発電事業向けはそこそこ堅調ですが、新規案件がなくなっているので、需要を食いつぶした後の落ち込みはきつい状況です。
売電価格下落に伴い、単価の高い単結晶の落ち込みが大きくなってきています。国内向けは減少していますが、輸出はそれほど落ち込みはありません。とはいえ、輸出は中国勢との競合となりますので、道は厳しいと思います。量としても全体の10%に過ぎません。
SFが海外に活路を見出すという方針です。円安という追い風はありますが、勝ち抜けるのでしょうか?
http://www.jpea.gr.jp/pdf/statistics/japan_pv_forward_h272q.pdf

2015年11月27日金曜日

マイナンバー

個人の方はまだですが、法人の方には通知が来ました。
そもそもマイナンバーは、税金のごまかしがしにくくするということで出てきたと思います。何年も前から構想はあって、やっと実現したものです。それでも混乱しています。
会社だと社会保険料として、社員の給料の15%くらいを負担しないといけないです。社員に給料を1000万円払っているなら、それ以外に150万から200万円の負担が発生することになります。
中小零細法人であっても、年金や健康保険に加入しないといけないのですが、加入していないという会社が多く存在しています。マイナンバー導入に伴って、こういった会社があぶり出されて、強制加入に持っていく方針のようです。相互扶助とか福祉のためという御旗のもと、国には保険料が10兆円転がり込むことになります。所得が把握できないことによる、課税漏れも是正できるのでさらに膨らみます。その結果、社会保険料と税金が安くなればいいのですが。
元々ソーラーの場合、電力会社からの振込なので明朗だと思います。サラリーマン並みの透明さではないかと思います。
消費税の簡易課税のように、収入に対していくらというふうに税金の請求が来るような時代になるかもしれません。そうなれば、帳簿などの記帳も不要になって便利になると思います。
将来なくなる職業として税理士とか会計士が出ていましたが、案外現実になるのではないでしょうか?

2015年11月26日木曜日

ソーラー2019年問題

FITが開始される前に、2009年から余剰電力が48円で売れるようになりました。期間は10年なので、あと4年後に終了することになります。
それ以前は、売電は2段目料金(約25円くらい)でした。この路線を希望したいのですが、電気の自由化もあり、10円から15円くらいになるのではということがでています。
買電の単価は20円を超えていますので、それなら使った方がお得になります。深夜電力が安いからとこちらを使っていた方も多いかもしれませんが、昼間にシフトしてくると思います。こういったことで抑制が抑えられるかもしれません。
今後そういった市場を見据えた商品が出てくるのではないかと思います。
この2019年問題によって、FIT期間終了後の売電金額の目安となってくると思います。あまり期待しすぎてはいけませんが、気になります。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO94179660Z11C15A1000000/

2015年11月25日水曜日

繰上げ返済資金の使途

繰上げ返済資金の使途をどうしようか考えています。銀行との信頼関係上、繰上げ返済は避けないといけません。金利が1.5%なので、2%以上の運用でないと持ち出しとなります。いろいろとネット上で探しているとあることはあるのですが、怪しいものもあります。
当方としては、リスクをとって株で運用をしようかと思います。値下がりや減配のリスクはあります。
例えば、不動産投資信託だと5%を超える銘柄もあります。これを貸し株にすると6%超えになります。20%税金で引かれて、1.5%の金利を引くと3%位の手取りとなります。
優待銘柄を複数という方法もあります。優待には税金がかかりませんので、有利ですが年中外食をということになります。
年収そのままで、社会保険料を減らすという方法も出ていました。制度を知ることで、負担を減らすという方法です。
こういった方法は気がつかないだけで、多々あると思います。

2015年11月22日日曜日

金利引き下げ手続き完了

米国では金利が上がるとか上がらないとかです。
当方の融資は2%なのですが、このほど1.5%に変更してもらいました。この話は、実はもっと前から出ていて、引き延しされていてどうなるのかと思っていましたが、やっと終わりました。12月支払い分からなので、11月支払い日以降の金利が引き下げとなります。
支払い方法は元利金等です。支払い元金は同じで、金利分が下がるという元金均等のイメージで思っていたのですが、違いました。
元金分は上がって、金利が少し下がるという感じです。トータルでは、金利分は下がりますが、元金分のカーブが変わるということになります。
問題は、繰上げ返済しなかった資金の使い道です。繰上げ返済していれば、1.5%相当の金利負担がなくなります。現在のところ、資金使途の予定はありません。銀行預金では金利がほぼ0%なので、知恵を絞らないといけなくなります。
ロクでもないことに使ってしまって損をするという、小人閑居して不善をなすということを実践するわけにはいきません。

2015年11月20日金曜日

外部成長 内部成長

私は50代半ば、体は横には成長しますが縦には成長しません。会社の成長を目指したいのですが、ソーラーの場合、固定価格なので売り上げが上がるというのはありません。むしろ劣化による長期低落傾向はあると思います。
外部成長とか内部成長といいますが、外部成長は新規に発電所等を取得することになります。内部成長というと経費削減とか増設ということが考えられます。資産価値を上げるためには、管理などをしっかりすることになります。資産価値が上がれば、いざ売却という時にも評価されます。土地の値上がりの期待できる地域に、物件を持つということも対策になるかもしれません。内部成長というものは、伸び代としてみると少ないです。
新規は、売電価格の下落、規制等の強化ということを考えると、中古物件の取得がいいのでしょうか?ソーラーの場合、そういう市場がありませんので物件取得はなかなか難しいと思います。

2015年11月19日木曜日

中古発電所の価値

ソーラーも不動産のように中古物件があるはずなのですが、なかなか出てきません。ソーラーの中古市場はこれからでしょうか。
発電所の販売情報だと、新規で利回りが10%くらいが目安となります。20年なら、投資額の2倍が粗利となる計算になります。
中古のデメリットは、売電期間が短くなるのと優遇税制が使えないことがあります。メリットは、発電実績がはっきりしていること、すでに完成して発電をしていること。旧制度で設置されているので、抑制非対象とかいろいろと有利なこともあります。価格も、多少安くなります。
現在だと新規はKW20万円位でできます。40円とか36円の発電所はプレミアムがつきますのでKW30万円位のようです。価格は利回りで決まりますので、過剰品質の設備は厳しくなります。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ06HX0_R11C15A1TJC000/

2015年11月18日水曜日

ソーラー関連企業の見通し

各社の決算発表を見ていても先行きは暗いです。ソーラーの設置がままならないので、先細りです。減収減益という見通しが多く、見通しを変えないところはわずか。
今年、来年は微減ですが、それでも会社によっては、40%減というところもあります。再来年以降は一気に2/3に需要減となる見込みです。しかも、単価も下がりますのでダブルで効いてきます。
工場を増設したとか人員を増やしたというところは、大変だと思います。リストラして、更にリストラをしても追いつくのでしょうか?
付加価値をつけることやソーラー以外の新規事業を軌道にのせるなど、非情な努力が必要だと思います。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1511/11/news039.html

2015年11月17日火曜日

中国ショックでスクラップ価格下落

中国経済不振の影響で、資源関連が安くなってきています。というか、これまでは中国の需要が多くて資源関連の価格が高くなりました。
例えば、銅や鉄の価格です。スクラップ屋に売れば儲かるということで、電線などが盗まれるという事件も多発しました。
最近はというと、価格が下がってしまったので、手間ばかりかかるような状況だと思います。と言っても、盗難だと仕入れはタダですので。
ソーラー20年後に廃棄する場合、これまでは、架台などの金属類の売却で工事費用がチャラになるという見込みでした。ところが、費用を払わないと引き取ってもらえなくなるというような状況になりつつあります。廃棄費用の見直しも必要になるかもしれません。
すでに、チリ紙交換車は消えてしまったと思います。まだ、金属類の無料回収車が走っています。それが見られなくなる日も近いのかもしれません。

2015年11月16日月曜日

田淵電機の決算

当社採用のパワコンは田淵電機製になります。不具合が多いとも言われています。ソーラーの場合、不具合はパネルよりもパワコンの方が多いです。
決算報告書によれば、ソーラー需要の落ち込みが想定よりも酷くて、通気は減収減益となる見込みです。パワコン不具合による費用はどうなのか知りたかったのですが、それについての記載はありませんでした。強いて言うなら、売上は減っているのに、販管費は20%くらい増えています。これが相当するのかはわかりません。
パワコンに関しては、タイ工場を新設したり、増強を行っています。目的は、徹底的なコスト低減と品質向上を推進となっています。目的の第1をコストではなく、品質にしてほしかったです。
社長の理念では品質は命だとしています。いろいろと立派なことをおっしゃっていますが、実際とは乖離があるように感じます。
減収減益とはいえ、利益は出ているのでパワコン改修となっても、サポートについてはしてもらえるのではないかと思います。
http://www.zbr.co.jp/ir/news/docs/tanshin_e151030.pdf
http://www.zbr.co.jp/ir/news/docs/tanshin_m151030.pdf

2015年11月15日日曜日

落ち葉 掃除

枯葉が落ちてきます。パネルに乗っていなければ放置でもいいです。排水溝などの場合は、詰まることで溢水するので清掃が必要になります。
バキュームブロワーで作業をしてみました。バッテリー式なので、1バッテリーで30分くらいです。ブロワーだけでなくバキューム機能があるので集めることもできます。
使ってみると、へばりついているのはなかなか吸い込まないです。手で取った方が早いかもしれません。手が届きにくいところではいいです。
(画像下:落ち葉の粉砕前と粉砕後の比較)バキュームした葉を破砕するのでカサが少なくなります。すべてが粉状になるわけではないです。袋もついているので後が楽です。
1年を通じてしょっちゅう使うものではないですが、これからの季節、活躍すると思います。


2015年11月14日土曜日

サニックス 追加リストラ

ソーラー関連企業の決算発表を見ていると、これまで我が世の春を謳歌していましたが、環境の激変にはついていけないところ続出です。
サニックスの決算発表がありました。やはりというか業績の下方修正です。業績は、前年同期比30%減ということです。営業拠点の集約と300名のリストラをすることで、通期はかろうじて黒字予想をしています。
すでに600名のリストラをやっていますが、300名追加です。今回の特別退職金として1億円を見込んでいるということは、一人当たりにするとわずか30万円です。こういうリストラの場合、退職金などだんだん条件が悪くなります。応募するなら早い方が手厚いです。次回は、この手当すらないかも。半期の赤字が約30億で、純資産が43億です。このままだと、見通しは暗いです。会社も以下のように認めております。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度において重要な営業損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、また当第2四半期連結累計期間においても営業損失及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上していることから、継続企 業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
ワタミも苦しかったのですが、介護事業を売ることで特別利益が150億くらい出てなんとか助かりました。どうにもならない時は、メガソーラーなどを売ることになってしまうかもしれません。
http://sanix.jp/ir/release/news/pdf/20151113-a.pdf
http://sanix.jp/ir/release/news/pdf/28-11a.pdf

2015年11月13日金曜日

本日サニックスの決算発表

本日サニックスの決算発表です。縁起的にも13日の金曜日ということで、気になります。
以前はサニックスの広告をよく見ましたが、最近ではLooop社の広告をよく見かけます。
市場が縮小している中で、広告を打っても効果はあるのでしょうか?最近、ヤフーが業績拡大のため広告費を3倍に増やす方針だと表明しました。しかし、市場からは広告費を増やしても、売り上げがどこまで増えるか疑問だとして売られました。
Looop社の業績はどうなのでしょうか?株式会社は決算広告をしないといけないのですが、それによると
株式会社Looop
第4期決算公告(2015年3月期) 2015.07.28官報より
資本金4.99億円 資本剰余金0.75億円 利益剰余金12.84億円 当期純利益6.93億円
第3期決算公告(2014年3月期) 2014.08.07官報より
資本金1.56億円 資本剰余金1.41億円 利益剰余金5.90億円 当期純利益5.03億円
となっています。昨4期で売り上げ100億を超えたようで、今5期がどうなるのか注目しています。サニックスのように新規設置はさすがに影響を受けていると思います。
エナリスのように新事業のPPSがどれくらい寄与するのか?もっとも、アグリゲートビジネスは売り上げは大きくても利益は少ないという事業です。チリも積もればという内容です。一度捉えれば後はずーっと利益が出続けるので、旨味はあると思います。

2015年11月12日木曜日

溝掃除

排水溝を見ると、砂や枯葉がたまっています。時々は清掃が必要です。
防草シートを敷いても、砂や土の流出はあります。チリも積もれば式でたまってきます。
今後の季節は、枯葉の処理がメインになってきます。こういった作業は、したところで発電量が増加するというものではないです。やらなくて済むようなことを考えていくことが大切です。

2015年11月10日火曜日

エナリスの決算発表

9日に3Qの決算発表がありました。
少し前に株価が倍になる謎の急騰がありました。粉飾決算をやるような体質だと、事前に内容が漏れてもおかしくないとみられます。事実、エナリス株ではインサイダー取引でも挙げられています。
決算の内容は3Qは黒字転換していますが、4Qは赤字見込みです。もしこのままで行くと後1年で債務超過となります。私は見通しは暗いと思います。市場はどのように評価するのでしょうか?
エナリスでプレミアム買取をされている方については、まずい状況ではないでしょうか?もし、プレミアム買取の代金が債権者への未払い金として残ることになる恐れがあります。売電代金だけ特別に保全はされていないです。債権者への配当率は通常は低いです。つまり、売電代金10万円だとすると、1万円しか入ってこないということも考えられます。入ってきても何年か先になります。
現状だと、プレミアム買取は乗り換えが出来ます。他社でFIT価格での買取はされますが、乗り換えてもプレミアム買取は適用されないです。
しばらく前に、PPSに関してのお知らせを出しています。プレミアム買取をやめるという内容なのかと身構えた方も多いと思いますが、条件そのままで継続です。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1301339

2015年11月9日月曜日

中部電力より停電の電話

中部電力から、朝9時頃電話がありました。土日は休みの中部電力なので、ビクッとしました。内容は、夜中に停電があったのでソーラーを確認して欲しいとのことでした。
確認するとパワコンが1台が動いていませんでした。リセット起動をしたら運転開始しました。気になったので、故障履歴を調べましたがありませんでした。
停電が復旧したことで、何らかの原因で立ち上がりませんでした。原因は不明です。現場で確認した時に、ファンが止まっていた時は焦りました。ファンの故障が結構あるようなので。
高圧やみなし高圧の場合、自動起動ではなく手動起動することになっています。FIT最初の頃は、みなし高圧という概念がありませんでした。このころ設置されたものは対象外になります。停電時は遠隔地だと、バックアップ体制がないと困ったことになります。
電力会社からの停電のお知らせは嬉しかったです。メールによるお知らせの設定はできますが、小さなものを含めるとメールがたくさん来すぎるので使えません。

2015年11月8日日曜日

消費税増税に伴う議論

ソーラーは固定価格ですが、消費税は外税なので消費税が8%から10%に増税されると売り上げもあがります。これはありがたいです。
消費税の増税に伴って、いろいろと議論されているようです。この中で、益税問題についても取り上げられています。
消費税は、課税売り上げ1000万円を超えると納税義務が生じます。中小企業は負担が大きいということで、売り上げ5000万円までは簡易課税が認められています。
業種により10%から50%ということになっています。ソーラーの場合は、30%なので、消費税が100万円の場合、30万円の納税で済みます。70万円が益税=利益ということになります。(免税業者だと100万円が益税に。)
もっとも、これに税金がかかりますが、50万円くらいは懐に入ることになります。非常に高いものを購入した場合、還付は受けられませんので、必ずしも益税が発生するということはありません。
免税法人をいくつも立ち上げる人もいるようですが、事務手続きや税理士費用を考えると微妙ではないかなと思います。ただ、こういった行為は徴税忌避と認定されると、かけた手間や費用がすべて無駄になります。

2015年11月7日土曜日

家庭用ソーラーは家庭菜園と同じ

家庭用ソーラーの場合、余剰分は販売しますが、自家消費分があるので購入する量が減ります。本来購入していた分が減ることになります。全量売電の場合は、購入量は変わりません。
10KWを余剰にした場合、3KWを自家消費、7KWを売電と仮定。購入が0とすれば、7KWの電力しかないことになります。
10KWを全量にした場合、3KWを購入、10KWを売電と仮定。13KWの電力ということになります。余剰電力というのは、GDPが増えない原因にもなってきます。影響は軽微ですが。
家庭菜園も同じ理屈になります。俺は家庭菜園をやっていると自負されている方も多いかと思いますが、農水省では家庭菜園は農業としてカウントしていません。GDPにもカウントされていません。ですので、家庭菜園やっていても職業は農業とはなりません。趣味になります。

2015年11月6日金曜日

電力会社の決算から

電力会社の決算が出揃いました。全て黒字とのことです。しかし、電力の供給量が減っているので、先行きは暗いです。今後は、真夏などの電力使用量が最大を更新していくことはないのかもしれません。
省エネ、人口減少、景気などによる需要減ですが、ソーラーに関しても多少なりとも影響を受けます。需要が少ないということは、抑制が発生する可能性が出てきます。
とはいえソーラーの場合、全体で見ても1%2%の世界ですので、これが20%、30%になるということはないと思います。新規の場合、規制等があって増えすぎないように色々とやられていますが、既設に対して減反を打ち出されたらどうしようという恐れはあります。コメの減反の場合補償金が出ますが、抑制の場合は補償をしないというのが一般的です。

2015年11月5日木曜日

防草シートから草が

除草しなくてもいいように防草シートを敷きましたが、一部のシートからは草が生えています。シートとシートの隙間からも草が。
低いような場所だと、雨で土が流れてきて、そこに種が落ちて草が生えてしまいます。ですので、多少なりとも除草は必要です。何も除草対策をしていなというのと比べると、はるかに労力は少なくて済みます。


2015年11月4日水曜日

除草剤の発がん性の危険性

除草剤としてラウンドアップに代表されるグリホサート剤を使用しています。
世界保健機構(WHO)の付属機関のひとつ、国際がん研究機関(IARC)によれば、グリホサートはグループ2A:発がん性がおそらくあるとされています。これだけ見ると発ガンの可能性があって恐ろしくて使えないと感じることもあろうかと思います。
それ以上に危険性が高いとされるグループ1:発がん性があるに分類される。この中にはハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉。普通なら除草剤の方が危険という感覚だと思います。
ハムやソーセージをある一定量以上を食べ続けると、大腸ガンになるリスクが18%増えるというものです。日本人の場合、年間12万人が大腸ガンが見つかっています。今でも食べられていますので、食べなくなっても11万人くらいになる程度と思います。
人口10万人あたりでいうと12人です。ハムソーセージを食べるのをやめても11人に減るというレベルです。
日本人は、二人に一人ががんになるとされています。日常何をしても発ガンのリスクにさらされています。グリホサートの発がん性については、それほど恐れることはないと思っています。

2015年11月3日火曜日

ソーラーやるなら有名メーカーで決まり?!

中国製パネルはやばいとか、しっかりした施工会社でないとまずいということから、国内メーカー製で大手有名会社に施工してもらうといった方も多いと思います。やはり、わけのわからないようなところよりも名が通っていた方が安心です。
最近のニュースでは、有名メーカーが関わったマンションとか世界1の自動車会社による問題が明らかになってきています。こうなると品質問題に関しては、どこがいいのかわからなくなります。
パネル洗浄で、パネル1枚1枚に向き合ってみたところ、金具の締め付け不良や締め忘れが見つかりました。低圧だと、1000箇所以上の部材を使うと思います。それを、どこまで把握するのか?業者を100%信じるのか、締め忘れがあるという前提で臨むかということになります。
工事に関してなら、DIYの方が工事に対して目配りができて、細かいところにも配慮ができるのでいいのではないかと思います。
過去の住宅偽装で、問題化したヒューザーなどの会社は潰れて終わりでしたが、今回のマンションの件では補償をするとことなので、それなりに救われると思います。やはり大手有名メーカーは安心なのでしょうか?

2015年11月2日月曜日

ソーラー反対運動の裁判

ソーラーを設置したい事業者と地元住民との間でトラブルが起きています。今後は、今以上に頻発することになろうと思います。
長野県における裁判で判決が出ました。メガソーラーを設置しようとしたのですが、住民の反対にあい計画を変更したのに伴い、減収分を求めたもので、会社側の敗訴となりました。
個人に対する損害賠償請求が6000万円というのは高額ですが、規模的には100KW程度でしょうか?もしこれが会社側勝訴となると、口は災いの元といいますが、ソーラー反対などと安易に言えなくなります。
訴えられた人は、逆に会社に対して賠償を請求して認められています。
http://mainichi.jp/select/news/20151029k0000m040186000c.html

2015年11月1日日曜日

京セラの決算説明会から

京セラが決算説明会をしました。ソーラーパネルの出荷は計画通りみたいですが、パネル価格が前期比10%減であること。今後も年率で同程度下落していくと見ています。
今焦ってソーラー設置するよりも、半年先にやった方が安くできるということを示唆しています。パネルの占める設置費用割合が50%なら、5%安くできることになります。
先送りが必ずしも有効といえない事例として、PPSのプレミアム買取があります。5年間は現状のままとされていますが、事実上、今稼働している設備が対象になります。先送りすると、プレミアム買取対象外になります。
当社の場合、全てPPSに移行しております。PPSで困るのは、発電量の通知、支払いが1ヶ月遅れになることです。