2014年5月5日月曜日

風力発電

ソーラー以外にも気になるのが風力です。
株式会社Looopが風力発電参入というニュースが日経産業新聞で取り上げられました。
ソーラーだけでなく、風力にも参入することで多角化をするとのことです。
記事ではKW=50万以下と出ていて、5KWクラスでソーラーの倍くらいの価格になるが、売電価格が55円(税別)で、設備使用率が高いのでソーラー並みというかソーラーを凌駕する利益が出る可能性がある。メンテナンスの問題もあるのでどこまで受け入れられるかは不明。でもおもしろそうです。
Looopの業績ですが2013年3月期売上高17億と出ています。これは、2012.4.1-2013.3.31までになります。前期2013.4.1-2014.3.31は売上高50億とも。今期はそれ以上になろうが、ソーラー逆風となるので今後はどうなのか?

http://looop.co.jp/media/20140502.html
太陽光発電設備のループ、小型風力発電機に参入、中国製使い1~2割安く、売電価格見直しで多角化。
 太陽光発電システム販売のLooop(ループ、東京・文京、中村創一郎社長)は今夏までに小型風力発電機の販売に参入する。中国製の装置を輸入し、日本の競合品に比べ1~2割安い価格で提供する。2014年度に太陽光発電の買い取り価格が下がり、市場の伸び悩みが懸念されるため、風力発電に事業領域を広げる。16年3月期に600基の販売を目指す。
 風速数メートルの弱い風でも発電する出力3~5キロワット程度の複数の風力発電機の輸入を検討している。機種が決まり次第、日本で発売する。メーカーから直接仕入れて中間マージンを省き、1キロワット当たりの価格を50万円以下に抑える考えだ。
 風車で発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で1キロワット時当たり55円(消費税抜き)で売電可能。パワーコンディショナー(電力変換装置)などの関連設備や工事費を含めて、7~8年で投資を回収できる水準を目指す。
 企業や自治体のほか個人の購入も見込む。建設地の風速や風向に関する情報を提供し、設置場所を助言する。風車の設置には重機が必要。施工マニュアルを用意し、購入者の地元の工務店などが建設できるようにする。自社でも数基の風車を設置し、発電所運営のノウハウを蓄積する。
 11年設立のループは購入者が工具で自作できる割安な太陽光発電設備の販売を手掛ける。買い取り制度の導入後に販売が伸び、13年3月期の売上高は約17億円と前の期に比べ10倍以上に膨らんだ。
 だが、政府が14年度に太陽光発電の買い取り価格を引き下げたため、今後の受注が伸び悩む可能性がある。
 一方、政府は太陽光への偏重をなくすため、風力発電の買い取り価格は据え置き、導入を後押しする考え。ループは割安に建設できる風力発電機の市場投入で需要を取り込む狙い。

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