2015年2月27日金曜日

雑草状況

3月も目前となりました。発電所敷地は、草まばらという状況ですが、これからどんどん出てきます。雑草対策が一番手がかかるとも言えますので、メンテをどうしていくのか?悩むところです。
昨年秋に植えたリッピアですが冬眠中です。今後、芽を出して繁殖して、緑の絨毯で覆われることを期待しております。背後にある雑草が青々していて、たくましさを感じます。


2015年2月25日水曜日

PV EXPO

本日からPV EXPO 2015開催です。それに伴って、Looopがリリースを出しています。
PPSの開始と小型風力とCIGSパネル発電所。詳細は、下記で確認していただくとして
http://looop.co.jp

小型風力について。
私の発電所の前方にオムロンの工場があって、そこに風車が設置されています。
風車は100m位離れています。風が強い日はよく回っていますが、ビュンビュン風切り音が聞こえます。住宅地の真ん中では厳しいかなと。私の所だと、最寄りの民家まで100mあります。
後ろを振り返ると、山の頂上に2MWの風車が10基設置されています。風に関しては、ロケーションはまあまあなのかもしれません。そういったこともあり興味を持っています。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/019_03_00.pdf
こちらの19ページに出ていますが、わずか2件しか設置されてなくて、KW単価も325万円となっていて、ソーラーの10倍以上の価格です。想定が125万円、5倍くらいの価格です。設備利用率、売電価格(55円)共にソーラーよりも高いので興味津々です。
ループのものが3KWで230万。税、送料、工事費別とのことだが、想定と同じくらいになるのだろうか?
ただし、可動部があるためメンテは必須になるということと、小型風力なので、20KW未満、複数連系はダメなので、量を稼ぐことができないということで考えさせられます。風力は事例が少ないので、電力での扱いがスムーズかどうか?今の時点では、ソーラー有利かもしれません。
ただ、状況を見ているうちに、売電価格が下がってしまうかもしれませんので、ソーラー同様先手必勝かもしれません。

2015年2月24日火曜日

来年度の売電金額29円、27円。

本日決まりました。26円という予想でしたが、それよりも高い金額です。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/019_04_00.pdf
過去の40円とか36円というのが非常に高く感じられます。6月までは29円で、それ以降は27円です。優遇金額が2円というのは安いのか高いのか?32円という金額でも案外高かったのかもしれません。27円でもやるという人はいると思います。
私は、新規に一生懸命ということは考えておりません。すでに認定を受けたものを全力で作るしかありません。

資材の受け入れ なんとか完了

雨こそ降りませんでしたが、事前に雨が降ったおかげで、資材受け入れに用意したフォークリフトが地面に沈んでしまい満足に使えませんでした。
フォークリフトは、舗装したようなところで使うものであり、ぬかるんだようなところでは全く使えません。認識を大いに改めないといけないです。ユニック車という選択もありますが、納入に時間がかかります。なかなかうまくいきません。
とはいえ、架台、パネルの受け入れが終わりましたので、本日から工事に入ります。2週間で終わって欲しい(希望)です。
電材は金曜日に納入になります。電材は盗難に遭いやすいので、倉庫へ保管します。

2015年2月23日月曜日

予備パネル

本日から工事開始ですが、資材の受け入れがメインになります。コンディションが良ければ進めますが、設置は明日からになります。
ソーラーパネルは出力保証が25年になっています。しかし、メーカーが倒産になってしまった場合は、空手形になってしまいます。そういったことを考えると、保証を信頼したり頼りきるのは現実的ではないと考えました。
そこで、故障したり入手困難になることを見越して、予備パネルを入手することにしました。といっても、放置して埃を被らせるのでは芸がありません。
システムに組み込み、トラブルに備えることにします。有事には、パネルの入れ替えをするか、間引き運転にするかの方法で対応をしたいと思います。
パネルなどは技術革新で変更が頻繁にあると思います。日本製なら製造終了後、何年かは対応可能かもしれませんが、中国製だとどうなるかわからないこともあると思います。
20年という事業期間を考えると、保証に頼るのも一つの考えですが、保証に頼らないで自衛するのも一つの考えになると思います。

2015年2月22日日曜日

現地現物での最終レイアウト

いよいよというかやっとというか週明けから工事が始まります。連系は3月中の予定です。予定通りになりますかどうか?雨の降らないことをお祈りしております。しかし、天気予報だと早速雨マークです。
スペックは田淵三相9.9KW、パネルは255W多結晶になります。
http://looop.co.jp/product/ground_type_76/index.html
現地で、パネルのレイアウトしています。図面上でやるのと違って実際の土地でやるのでは、色々と問題が見えてきます。真四角で平坦な土地であれば問題はないと思います。
土地に高低差があるとか、傾斜があるとかで工事がしにくいとか、設置すると影になるということがわかってきます。現地現物でやる現場主義の良いところだと思います。
工事遅延、半年遅れですが計画を塾考することで、より良いものが出来ていくと思います。レイアウト案は案として、最終的には現場で決定をしたいと思います。
敷地の関係で東や西に振っているような感じで、真南ではないです。どれくらいの発電量になるのか大いに期待していますが、果たして?
とりあえず、これが計画最後の設置になります。これ以上増やすかどうかは未定ですが、設置完了したら、もぞもぞしてくるかもしれません。

2015年2月20日金曜日

サニックス また業績下方修正

サニックスが3Qの決算発表を行いました。やはり、業績をまた下方修正しました。ソーラー業界の苦境が感じられます。
もっとも、市場ではすでに織り込んでいて、下方修正発表後も株価は反応しておりません。
http://sanix.jp/ir/release/news/pdf/27-2b.pdf
4Qは、東日本へ売上を求めてシフトする計画です。
経費節減のため、人員を減らしたり、業務の内製化に努めるようです。
インターネットを開けば、サニックスの広告だらけでした。4Qでは、広告費0としています。
通期の売上予想は970億ということで、1000億を目前として、ソーラー終焉を迎えることになります。永遠に届かない幻の売上1000億になってしまうのでしょうか?
ソーラーを低圧50KWで設置した場合、総額1300万円、20年間発電すると仮定。年間65万円平均となります。年間発電量6万KWとすると、1KWのコストは約11円となります。来年度は26円という噂ですが、この差額が粗利ということになります。
税金やメンテ費用等を引いてもペイしますが、複数連系ができない、売電金額の低下により、絶対額の増加は見込めないので積極的には取り組めないように感じます。こういった状況下で売上がどこまで伸びるのでしょうか?状況は厳しいように思います。
ソーラー業界に限りませんが、経営者の資質、判断などによって大きな影響を受けることがわかります。実際には、運が大きな要因かもしれません。

2015年2月18日水曜日

エナリス復調か?

PPSのエナリスが決算発表を行った。昨期は色々とあったが、今期は改善するという内容で、売上が2.5倍になり黒字化の見通しとのこと。これを受けて株価も上昇しています。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1216905
売上が大きく伸びますが、営業利益率で見ると0.6%くらいしかないです。100万円の売り上げがあっても6000円の儲けしかありません。寝ていた方がマシという声が聞こえてきそうです。売り上げの伸びが大きすぎるというかそんなにいくのでしょうか?500億の売り上げ確保をPPSで補うとすると1000MWの契約が必要になります。
世界のトヨタの決算発表では、売上27兆円で、営業利益が2兆7000億円。営業利益率は10%で稼ぐ力が際立っています。27兆円というのは、今問題になっているギリシャのGDPに匹敵します。
ソーラーの場合はどうなのでしょうか?減価償却費、維持費や経費を引いても50%は行くと思います。世界のトヨタよりも稼ぐ力があるということになるのでしょうか?もっとも、人件費は入っておりません。

2015年2月17日火曜日

過積載

ソーラーの過積載が標準になってきているのを感じます。浜松に今度できる43MWの場合、40%位らしいとのことです。総額200億くらいという話です。
私の場合、20%でスタートしましたが、今では50%で設置しています。当然、ピークカットが起きています。パワコンの稼働率は上昇しています。よく言われるのですが、パワコンに負荷がかかって機器の寿命が短くなると言われています。メーカーはそんなことはないと言いますが、どうなのかははっきりしません。
田淵のパワコンは、出口で制御するのではなく入り口で制御してしまうため、過大な出力が出ないようになっています。安川などは、10.5KWまで出たりします。
低圧過積載の場合、1日の最大発電量はどれくらいでしょうか?
8時から17時まで最大発電(50KW/h)したとして朝夕を足して500KW位ではないかと思います。現実的にはここまではいかないので450KWではないかと思います。
当発電所は秋に開始したので、まだここまで発電していませんが、最大で350KWくらいでした。同時期に同じような発電所が400KW越えでした。発電量が日々増加していて、今の時期でも330KW近く出ています。どこまで行くのか大いに期待しています。
2月分の検針データからすると、天候に恵まれ日射が強くなってきているので、1月よりも30%くらい効率的に上がっています。過積載効果が効き始めています。ただ、検針期間の関係で売電金額の上昇はイマイチです。3月に期待です。

2015年2月14日土曜日

ソーラーは宗教?

私は無宗教です。ソーラーも宗教のようなものでしょうか?のめりこんでしまった、そういう方も多いのではないでしょうか?
ある掲示板では循環教などとも出ています。初めどういうことか意味がわからなかったのですが、私も信者なんだなあと思いました。好循環で回っていますが、宗教というふうには意識していなかったのです。信念やポリシー、生活や心情がその教えに沿っていれば、宗教なのか???
スターホールディングスが失敗事例だとすると、成功事例はLooopだと思います。スタートはFXではないですが、ソーラーの販売、設置業に加え自社発電所設置、風力やPPSにも進出を目指し、再エネの流れにうまく乗っています。昨年度の売り上げが約70億。今期は100億越え?ソーラー逆風下で、ソーラー教循環派として、今後いかに業容を拡大していくのか?要注目です。
当初は、ソーラーバンクという社名にしたこともから、ソフトバンクを意識して設立したようです。再エネ業界のソフトバンクとなるでしょうか?
Looopの発電所実績をみると全国900カ所以上、総発電量は70MW越え。平均すると80KW位なので、低圧という枠組みの中でも過積載が多くなっているのかなと感じます。
http://looop.co.jp/project_reference/area/index.html

2015年2月12日木曜日

ソーラーは富裕層の生活保護

ソーラーは富裕層の生活保護だという人がいます。
富裕層とは、一般的に純資産1億以上を保有している人だそうです。メガソーラー(3億相当)を所有していても、借金で設置した場合は純資産ではないので対象になりません。貧困層かもです。しかし、順調に発電すれば富裕層への仲間入りは可能だと思います。
日本での富裕層は200万人弱、統計方法で数値が変動します。そこかしこにいることになりますが、1億あっても一生遊んで暮らすには心細い金額になります。富裕層といっても大したことはありません。だからこそ、資産運用をして防衛をということになります。
ポストソーラーをどうするのか?ということになります。株やFXも有望ですが安定しませんし、不動産は負動産になる可能性も指摘されています。なかなか厳しい状況だと思いますが、何もしないというのもリスクなので研究はしていかないといけないと思います。
FX事業から始めて、ソーラー事業にも進出した福岡のスターホールディングスの場合。
FX等の事業をやっていますが不振です。安定収益を上げるために自社ソーラーに進出したのですが、設置がままならず、ずっと赤字続きです。目の付け所は良かったのですが、進出時期が出遅れたのと、九州を地盤にしたのが原因のようです。
この会社はずっと赤字を垂れ流してきました。事業の継続に疑義が出されています。このままではまずいということでMBOに踏み切るとのことです。適切な対策をしないとリソースをどんどん減らしてジリ貧です。ソーラー設置がうまくいかないことには、今後はどうなってしまうのでしょうか?

2015年2月10日火曜日

確定申告終わる これから納税

確定申告が終わりました。所得税、消費税、地方税がこれで確定しました。
地方税として、住民税、固定資産税、償却資産税がかかります。これ以外に事業税(県税)もかかります。
法人の場合は、売上にかかりますが、個人の場合は所得にかかってきます。個人は、免税点が290万なので、100KW位のソーラーだとかからないのではないでしょうか?
個人事業でいくか法人でいくかということで、どちらが得かということが言われますが、色々と比較して費用や手間を考えて進めていく必要があります。
秋に発電が始まると、季節的に収入が少ない状態でスタートします。返済や支払は待ったなしなので、余裕を持った資金繰りが必要になります。ソーラー設置して余裕で暮らすということを期待していましたが、現実はなかなかそうはいかないのを実感します。

2015年2月9日月曜日

竹対策

丈の低い草でしたら放置できますが、竹や葛のようなものだとそうはいきません。1年前に購入した事業地(画像上)は竹藪もありました。
竹の場合、切り倒すのは簡単ですが、すぐに再生してしまいます。根がしっかりと生きているからです。完全に枯れさせる方法として、根をしっかり掘り出してしまう方法はとても大変で現実的ではないです。そこで、ラウンドアップに代表されるグリホサート除草剤を使いました。
竹にドリルで穴を開け、グリホサート原液を注入するという方法です。効果はすぐにはでないので効いているかどうかは即断できません。1年たってみると、2本は枯れずに残っていました。調べると、竹にはドリルによる穴がないので、打ち漏らしてしまったようです。
再対策をしたので、あとは枯れるのを待つだけですが、工事の方がまだ始まりません。ここにパネルが設置されるのか心配です。
隣地の方からは竹の件で苦情を言われていました。竹は隣地に侵入して増えていくからです。安易な気持ちで木を植えたりすると、大きくなりすぎたり、増えすぎたりで後々大変なことになるということになります。





2015年2月6日金曜日

PPSは美味しい

電力の小売化が始まります。発電事業者(私たち)やPPS事業者にとっては美味しい事業と言えそうです。
発電事業者は高い金額で電気が販売できます。電気使用者は安い金額で電気を購入できます。PPS事業者は、サヤを抜けますので旨味があります。
電気1KWの発電コスト(回避可能費用)は、FITで40円の場合で交付金が30円くらい出るので、PPS事業者のコストは1KW10円になります。プレミアム価格を付けて買い取って(原価11円)、15円で販売すれば4円儲かることになります。諸経費等を引いて3円くらいは残るのではないかと思います。数量をまとめて100MW位の規模にすると3億円くらいの利益になるのではないでしょうか?
3方1両得で丸く収まるかというと電力会社がその利益を取られてしまうということになります。電力会社、例えば東電ですが、この前の決算では2000億の黒字になったとのことです。儲からないようなことを言っていますが、実態は巨額の利益を出しています。
さて、LooopもPPS事業者に登録をしていて、いよいよ事業開始をするそうです。開始と同時に、垂直スタートさせるため色々と準備をしております。
先行するエナリス、SBとは違って色々な特典をつけています。携帯電話のように色々なキャンペーンをしていくと思います。もっといい条件になるまで待つという選択もありますが、FITの期限がありますので、遅くなればなるほど期間が短くなってしまいます。
PPS業者の中には、不適正会計処理をしていて特設注意市場銘柄に指定されているような会社もあります。どこを選ぶのかどこを選ばないかは自己責任でお願いします。
第1回 電力自由化 EXPO Looopはこちらに出典してお披露目をするそうです。
詳細は
http://looop.co.jp/notice/20150128b.html

2015年2月4日水曜日

冬は晴天続きのはずが

2月が晴天スタートでしたが、5日は関東で雪が降るとの予想です。量もそれなりのようです。昨年の今頃を思い出してみれば、大雪となって農業用ハウスが倒壊したり、ソーラー架台が壊れたという事例が続出しましたので、その悪夢を思い出される方も多いのではないでしょうか?
当地の場合、ありがたいことに積雪に関しては不安には感じておりません。天気が悪い日が多いので、工事が遅延するということで別の悩みを抱えております。業者に連絡を取っても、天気が悪くて工事遅れでスケジュールが立ちにくいと逃げられております。2月中に工事開始できるのでしょうか?

2015年2月1日日曜日

草対策 クズ

冬ということで、雑草は生えておりません。これからは、春の芽吹きとともに出てきます。特に問題になるのはクズ(葛)のようにパネルを覆ってしまう植物です。
蔦を切っても根の部分は生きているのでまた伸びてきます。根は芋のようになっていて地中深くにあるので、引き抜くことは非常に困難です。
私は、ラウンドアップに代表されるグリホサートを使用しました。普通に葉に散布する方法。これはあまり効果がないように感じました。
茎に傷をつけて原液を塗り込む方法。これだと、根が腐っていきます。
これ以外にケイピンエースという爪楊枝のようなものを茎に差し込む方法も併用しました。
今回、現地を見ると撃ち漏らしたりしたものも多々あるので、今年も対策をしないといけないです。
画像にある芋のようなものがクズの根で、でんぷんが含まれていて、それを葛餅や葛根として漢方薬にするということで利用されています。そういう需要以上にはびこっています。
当地の場合、隣地からの越境攻撃の結果で防戦一方。こちらで対策しても根治は難しいというのが実態になります。なんで、隣地の防草までしないといけないのか?
ちなみに隣地は市有地。放置されたままとなっています。こういう土地をソーラーで使わせてもらえるとありがたいのですが、使用はダメとのことです。