2015年2月20日金曜日

サニックス また業績下方修正

サニックスが3Qの決算発表を行いました。やはり、業績をまた下方修正しました。ソーラー業界の苦境が感じられます。
もっとも、市場ではすでに織り込んでいて、下方修正発表後も株価は反応しておりません。
http://sanix.jp/ir/release/news/pdf/27-2b.pdf
4Qは、東日本へ売上を求めてシフトする計画です。
経費節減のため、人員を減らしたり、業務の内製化に努めるようです。
インターネットを開けば、サニックスの広告だらけでした。4Qでは、広告費0としています。
通期の売上予想は970億ということで、1000億を目前として、ソーラー終焉を迎えることになります。永遠に届かない幻の売上1000億になってしまうのでしょうか?
ソーラーを低圧50KWで設置した場合、総額1300万円、20年間発電すると仮定。年間65万円平均となります。年間発電量6万KWとすると、1KWのコストは約11円となります。来年度は26円という噂ですが、この差額が粗利ということになります。
税金やメンテ費用等を引いてもペイしますが、複数連系ができない、売電金額の低下により、絶対額の増加は見込めないので積極的には取り組めないように感じます。こういった状況下で売上がどこまで伸びるのでしょうか?状況は厳しいように思います。
ソーラー業界に限りませんが、経営者の資質、判断などによって大きな影響を受けることがわかります。実際には、運が大きな要因かもしれません。

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