2014年3月6日木曜日

変色パネルの性能2

パネルは変色していても、腐っているわけではありません。ヤフーオークションで 中古 ソーラーパネルで検索すると三菱の製品が同じような状態で出品されております。この時代の、バックシートの素材はどこも同じ物を使っていたのでしょうか?シャープはブラックソーラーを売り出しています。それが茶色に変色していたのでは見栄えが悪いです。それでも、製品には問題無いという立場でしょうか?
私の自宅屋根はIVチェッカーという機械で計測して、その結果問題有りとして交換に至った。その後、外されたパネルがどういう状態だったのか、どの程度劣化していたのか知りたかったが、一切報告がなかった。
普通、電気をショートさせた場合どうなるでしょうか?膨大な電流が流れて機器類を焼損させてしまうことになります。ところが、太陽電池というのは、最大出力になるように動作させることを目的としていますので、ショートさせてもパネルの出力以下しか電気は流れません。大きなアレイとなると、電力も大きくなるので、スパークするので危ないですが、1枚だけなら大丈夫と思います。とはいえ、スパークはしますので注意が必要です。
最大出力動作電流は5.05Aです。短絡電流は5.7Aです。ショートさせても電流はそれほど流れない仕組みになっています。ショートさせると太陽電池が136Wの電熱器になるということです。なお、こういった現象を利用して融雪に使うという試みも有ります。やり方を間違えると、危ないのでご注意をして下さい。
角度は水平で1KW/平米の放射照度ではない状態で、変色パネルをショートさせた時の電流は3.6A出ておりました。そこそこの性能は維持していると思います。現在だとパネルには保証がついています。例えば、20年で80%以上というものです。この範囲に収まっているかどうかまでは分かりません。

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