2014年3月7日金曜日

中国パネルメーカーの経営

以前、中国政府は500社あるパネルメーカーを134社に絞って優遇すると発表していた。ところが、日経にデフォルト案件になるのが出てきそうとの報道である。
下記リストの56番が該当する。134社については融資等でも優遇するとのことであったが、このリストにある会社であっても、安泰ということではないということかもしれません。最近では、パネル価格の下げどまりで経営が上向きという報道も有ったのですが、メーカー間でまちまちということかもしれません。そこは選別ということになります。
仮に倒産で、事業継続出来ないということになりますと、20年とか30年の出力保証が有っても一切の保証が受けられなくなります。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM05044_V00C14A3FF2000/

中国の太陽光発電大手「社債利払い難しい」 

2014/3/5 21:10

 【上海=土居倫之】中国の太陽光パネル大手の上海超日太陽能科技(上海市)は5日、7日に予定している社債の利払いができないと発表した。業績悪化で資金繰りに窮しているため。中国国内の公募普通社債市場で、初の債務不履行(デフォルト)案件となる可能性が出てきた。
 超日太陽能の発表によると、7日に予定している利息8980万元(約15億円)のうち400万元しか支払えないという。同社は太陽光発電パネルの値下がりで業績が悪化しており、格付け会社は2013年5月に、同社が発行した社債をトリプルCに格下げしている。今後は元金10億元の返済に向けて、政府や銀行が同社を救済するかどうかが焦点となる。
 中国では金融市場の混乱を避けるため、社債や信託商品に債務不履行の危険が高まると、政府や銀行が返済期限の延長や同業他社による買収などによって救済してきた。山西省の採炭会社に投資していた信託商品「誠至金開1号」が政府の介入によって債務不履行を回避したことが代表例だ。こうした慣行が投資家のリスク意識の乏しさや企業の安易な資金調達による無駄な投資につながっていた。

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