2013年7月10日水曜日

雲の影響

天気はよく晴れていても、雲の状態によっては瞬間的に出力が落ち込む場合がある。実際どれくらい落ち込むのか当発電所で検証をしてみる。
天気はよく晴れていて正午頃晴れたり曇ったりした日(上2画像)と翌日快晴日(下2画像)である。
天気がよくても、雲の影響を受けると一瞬で出力が下がるのが分かる。2番目の画像と4番目の画像を比較すると、曇った後に晴れた場合、出力がそれまで出ていた以上に跳ね上がるのが分かる。これは、影になることでパネル温度が低下するためだ。ただ、これは一瞬で、パネルが高温になると発電効率が落ちる。したがって、春、秋の方が発電量が多いということになってくる。
ちなみに、トータルの出力差は正午頃という一番出力が出ている時に曇ったということで1時間というスパンだと-30%だが、1日の発電量で見ると-4%ほどに相当。大きいように見えて大きくないともいえる内容だ。これが朝夕であれば無視出来る量ではなかろうか。ただ、日照時間で見ると朝夕でも正午でも1時間は1時間の扱いである。だから、日照時間が少ないのに発電は多いということもありだ。時間ではなく質(日射量)が問題なのだ。実際日照時間は、上は13時間30分に対して下は13時間24分である。上の11時から12時までの日照時間は54分で、下は60分となっている。
1時間毎の積算電力

瞬間出力電流値




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