2015年4月6日月曜日

日本卸電力取引所で電力は売れるの?

PPSが日本卸電力取引所で転売して利益を得ている問題が取り上げられていました。今回の規制案は取引所での転売のみのようです。こういった利益は、国民負担増になるので問題視されています。
電気、農作物などに限らず、高く売りたいというのは当たり前のことで、それが経済というものだと思います。合法な取引にもかかわらず、日経記事では荒稼ぎとも書かれていて、とんでもないことのような扱いです。事実を淡々と書くのではなく、記者個人の思い入れというか感情が入っているように思います。新聞報道は公平であってほしいと思います。
嫉妬、妬み、やっかみというか人間の心理を伺い知れます。ソーラーやっているなんて、軽々に口にできないです。
PPSに売らずに発電した電気を日本卸電力取引所で売ってしまえばどうか?個人でも参加することはできますので、株や商品を普通の市場で売買するのと同じ感覚です。これも転売行為だとすると、規制でメリットは無くなってしまいます。
http://www.jepx.org/outline/pdf/jepx_tr_resume.pdf?timestamp=1428013369155
農産物の場合でいうと、市場で売るよりも個別に売り先を見つけて売ったほうが利益が大きいです。電力の場合は、違うということです。
PPSは+1円程度が多いです。取引所だと、それ以上で売れる場合もあります。取引所の約定価格を見ると昼頃の価格が安くなっています。
建玉の単位が1000KWなので、売れない端数はFIT価格になるのでしょうか?例えば、1日1500KW発電した場合、1000KWを取引所で、500KWをFITで売れるのでしょうか?それとも、500KW分は売れないということになるのでしょうか?天気が悪くて発電が不調だった場合は、空売りはできないのでペナルティが発生します。
売電も色々と奥が深いものだなあと思います。市場としてはまだまだ未成熟で、こういったことを研究して制度の歪みを見つける人はすごいと思います。こういったことを見つけて実行すると、妬みややっかみかわかりませんが、すぐに欲が深いと叩く人がいます。どちらが欲が深いのでしょうか?
FIT終了後は、売電金額が下がると思いますので、漠然とした不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?電力会社に売るのか取引所で売買するのか?それまで(20年後)には、環境が整備されていると思います。ですので、こういった仕組みを知っておくのもいいのではないかと思います。なんでも人任せにせず、自身で調べるということは大切だと思います。


2015年4月5日日曜日

電力転売益の召し上げによるエナリスへの影響

経産省としては、電力を転売して儲けているのは、国民負担増になるので規制する方向との報道が出ました。電力を転売して儲けるこの方法は、今現在は合法です。
供給先を確保した上での買取であれば別にどうこうということはありません。供給先を確保せずに、転売目的に仕入れることを問題にしております。
卸売市場での転売部分だけが該当するだけで、普通の小売販売は関係ありません。一般の事業者はPPSと契約するので、一般事業者は関係ありません。PPSが影響を受けることになります。転売に注力しているPPSは収益が減ることで、プレミアムが減ることは考えられるかもしれません。健全なPPSであれば問題はないと思います。

エナリスが出している資料で見てみたいと思います。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=14118&code=6079
エナリスに問い合わせると、こちらのP10 パワーマーケティング事業の電力卸売りが該当するとのことです。
昨期利益21億のうち半分を電力卸売りで利益を得ているということです。しかも利益率は13%近く、ダントツに稼いでいます。規制が入って転売益が入ってこなくなると、この利益自体は目減りするのではないでしょうか?明細までしっかりと書かれてはいませんので、推測するしかないです。
電力卸売りは昨期80億を今期160億にする売り上げ計画。全体では800億の売り上げで営業利益が5億ないのですから、稼ぎ頭の部門が影響を受ければ先行きは厳しいと感じます。
不適正な会計処理からの脱却を目指して再建途中のエナリスが、国民負担増になるような方法で利益を得て会社を立て直そうとしているというのは、モラルからするとどうなのでしょうか?
トップは変わってもなかなか体質というものは変わりません。ましてや、前社長関係者が持ち株の50%近くを保有しているような状況では、生まれ変わりようがないのかもしれません。



2015年4月4日土曜日

誕生日を迎えて

4月4日生まれ、54歳になりました。ループ社も同じ4月4日生まれ(設立)です。
27年を一区切りとして、81歳まで生きるとすれば、残り27年ということになります。ソーラー設置したので、何としても長生きしたいです。
FITが決まるとき、ソーラーシェアリングはイノベーションであり、農地に設置したいという需要は大きくて、市場性は有望という見通しを立て、ソーラーシェアリングにターゲットを絞りました。事業化するにあたり会社を設立して臨みました。
結論からいうと、もくろみは外れ失敗だったと言わざるを得ません。農水省もソーラーシェアリングを認めて追い風と思ったのですが、諸法規制、電力の対応にくわえ売電価格の減少で、環境が激変してしまったということになろうかと思います。
話題にはなりましたが、市場拡大はせず盛り上がりませんでした。システム価格も高いし、農家がわざわざ衰退産業である農業を継続したいということではないので、積極的にやりたいという流れにはなりませんでした。農家からすると、わざわざソーラーシェアリングするよりも、普通に転用したほうがいいということでした。
事業的には失敗してザマーミロでしょうか?しかし、私としてはソーラーシェアリング市場の拡大は難しいということで、自社発電所設置に舵を切りました。こういうところを見て、軸がぶれているなどと批判される方もおられます。
経済情勢は動いていますので、なんとかの一つ覚えではダメで、その時々で臨機応変に対応することが必要だと思います。
ソーラーシェアリングを冠する社名にしてしまいましたが、今後はソーラーを共有するということを目指していきたいと思います。
新しいチャンスはいつ来るかわかりません。いつでも対応できるように備えたいと思います。

2015年4月3日金曜日

表面利回り目標は20%以上

当初こそ1MW、2MWのメガソーラーは巨大だと思いました。最近ではそれ以上の数十MWの案件もチラホラという状況下では、低圧案件なんていうとハナクソ以下の存在にも思えてきます。個人では大企業には勝てません。
大企業の場合、過剰品質とも言える設備を作ります。個人だとそこまでの品質は求めないので、効率ということでは勝ち目があるのではないでしょうか?
FITが出来て間もなく3年になります。おそらくまだ誰も資金を回収していないと思います。ソーラーの目標として、表面利回り20%以上は欲しいところです。
20%なら5年で元が取れる計算になります。5年で返済を終えるような借り入れをしてしまうということもあるかもしれません。しかし、実際には、金利や税金、経費があるので6年から7年くらいはかかってしまうのが実情ではないでしょうか?
来週くらいには償却資産税、固定資産税などの請求がきます。最近の悪天候でスムーズに払っていけるかどうか気になります。

2015年4月2日木曜日

ソーラーいくつ作るの? 欲が深い?!

知人から、ソーラーいくつ作って、いくら儲ければ満足するのか?というふうに聞かれました。もちろんお金は欲しいですが、いくつ作れば満足か?と聞かれると答えに詰まります。ただ、私としてはいくら儲けたかというよりも、何をしたのかということの方が大切です。簡単に、楽に設置できたように思われますと心外です。
FIT成立と時期を同じくして、50にして天命を知ってから、ソーラー設置を始めました。モーツァルトのように35歳でなくなると、不惑すら関係ありません。その方が幸せだったかも。
「天が自分自身に与えた使命を悟った」ということ。
自分の人生に於いて最も重要なものは何かを知るということ。さらに言えば「自分はどのような役割をもってこの世に生を受けたのか」を知るということです。

今や日本一の金持ちとなった孫正義は、未だにソフトバンクトップとして事業拡大に邁進しています。一生使い切れない資産を持っていますので、リタイヤしてもいいのですが。こういう人になると、生きがいや充実感の方が金銭よりも重要になっていると思います。私などは、まだまだです。
会社というのは、継続することが重要ですので、そういったことを考えないといけません。会社に行けばお金がもらえるサラリーマンと、お金を稼ぐという経営者は別次元であるということを実感しています。
ただし、経営者として成功するには、善人ではなく悪人でないと務まらないような気がします。スティーブ ジョブズなどはよく引き合いに出されます。善人で会社潰してしまった方がいいのでしょうか?私はそうは思いませんと、至らなさを正当化させてください。

2015年4月1日水曜日

PPS市場に暗雲?

PPSに移行する予定ですが、本日の日経に気になる記事が出ておりました。
市場メカニズムで自由に取引することを阻止する規制でしょうか?
これも、再エネに対する逆風ということになるのでしょうか?
才覚でうまくやれるかどうかですが、再エネで利益を得るとそれを封じるような規制(例えば低圧分割禁止など)が、次々に出てくるような気がします。儲け過ぎずほどほどにしておけということなのでしょうか?

再生エネの転売益返納、経産省が対策。

2015/04/01  日本経済新聞 朝刊  4ページ  
 経済産業省は、太陽光などの再生可能エネルギーでつくった電気について、電力の小売会社が市場で転売して利益を得ないようにする。2016年4月から、電気の市場での販売価格が小売業者が再生エネを仕入れる価格を上回る場合、差額をすべて国の機関に返す仕組みを導入する。
 経産省によると、電力小売りが企業に売るより高い市場価格に目をつけ、転売で多額の利益を得るケースがあった。中には転売で、1億円を超える利益を得たケースがあるという。経産省は16年4月までに省令を改正し、再エネの転売による荒稼ぎをできなくする。

(やっと)連系しました

昨日やっと連系です。大安ではなく先勝、先んずれば勝つという日です。まさにソーラーの状況と同じです。20年越えの事業開始なので、縁起を担ぎたくなります。
ただ、連系したもののしばらく天気が悪いです。残念です。
防草シート、フェンスやその他が残っていますが、一区切りつきました。これからのシーズン、どんどん発電をしてくれることを期待します。3月31日ということで、グリーン投資減税も滑り込みセーフです。ここまで来るのに、1年半かかりました。
設置までに、法令によるもの、電力によるものなどソーラー環境が悪化してきて、逆風が吹く中進めてきました。それを思うと、感慨深いものがあります。分譲物件を購入するのとは違って、苦労した分、愛着も深いです。
FIT優遇が終了するのはわかっていましたので、それまでには設置をしようと、低圧で30基ほどを計画。資金繰りや土地取得など諸般の事情で、実現できたのは半分以下という結果になりました。自分の能力からすれば、満足できるレベルだと思います。