2013年10月11日金曜日

来年の売電価格

最近の部材市況からすると、来年度の売電価格下がるのを見越した動きが出始めていると思う。今回の大阪のPVフェアではっきりした。東京と比べると規模などで劣る大阪だがそれなりに存在感を示したのではないか?
今年は春に売電価格下げが決まり、年度明け一部の部材で価格見直しがありました。同じパターンだとすると、年度が替わって新製品、新価格という事が想像出来る。そうなると買い控えが出て来るので、それを一足早く取り込もうという動きだと思う。
今年だと、単価の高い単結晶を多結晶にする事で価格を見直した。今回はそういうことが出来ないのに加え、為替が円安になっている。ガソリン価格やアップルのパソコンなどの輸入物価も上がっている。他の方法でコストダウンを図ってこないといけないが、各社ともに競争が激しいのでどこまでやれるのか?行き過ぎた競争は業者の脱落も出て、設置ユーザーにとっては、何か有ったときの受け皿問題で困る事になる。つい最近までパネルメーカーがバタバタ倒産した。
アベノミクスで価格上昇が見込まれるのと消費税増税もありどうなるのか読めない。綱引きはどちらが勝つのか?なお、経産省に報告するときは税抜き価格での報告になります。潤っているのは投資家側だけといわれているが、来年度が優遇価格最後の年となる。今からでも焦ってやらないと間に合わないと感じています。今焦ってやれば20年食っていけると思います。

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