2013年10月8日火曜日

設備認定 紙くずになる日

かねてから問題視されていた設備認定空申込問題だが、とうとう経産省が実際に動き出した。これまで噂におびえ、デマにびくびくしていたのが現実となって来ました。対象者にはお知らせとともに報告の徴収が来ていると思う。期限は1ヶ月以内。待った無しということになる。そろそろ回答期限になる。
「報告の徴収」を受けたのにもかかわらず、報告をせず、又は虚偽の報告をした事業者は、30万円以下の罰則に処せられます。おかしいと思われるものに付いては立ち入り調査も辞さないということ、今回の報告の徴収は行政指導ではなく一段重い行政処分で対応するという事で強い意志を感じる。
工事着工するか、権利を譲渡するか、廃止するかを選ばないといけない。400KWだとソーラー初期費用1億位は掛かるので、キャッシュリッチな場合でないと事実上紙くずになる。こういった権利はこれまではプレミアムがついていたが、今後は値崩れを起こすのではないか?
今回は400KW以上の設備対象だが、今後は裾野が下がっていく事も予想されるので、安閑とはしていられない。ある程度は事情を斟酌するかも知れないが、今後は、設備認定取得後1年以内にアクションが無いと紙くずになってしまうかも知れない。売電期間が規模で区切られているように規模毎に期限を付ける方法になるのかもしれない。当然、小規模の方が条件はきつくなる。
再エネ法の不備が色々と塞がれていくので、先送りが有効でもなくなってきています。有利な内にやったもの勝ちと思う。ですので、この辺が年貢の納め時なのかもしれません。その年貢が無いという場合は、いい夢を見たとあきらめましょう。
今回の場合、紙での申請なので紙くずになりますが、今後電子申請分にも効力が及ぶようになりますと紙くずではなく電子のクズとなります。痕跡は無く自動的に消滅です。下手をすると罰金も付いてきます。

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