2013年10月22日火曜日

ソーラー売電会社 決算期はいつがいいか?

ソーラーを設置して売電収入が入ってくると、それ以上に設置したくなる。その結果、売電収入がある程度以上になると税負担が大きくなってきます。今度は節税をということになってきますが、雑所得の場合だと節税が難しい。そこで、ソーラー売電専業会社設立という流れになります。諸費用を払っても有利な場合が出てきます。損して得取れということになります。
設立する時には決算月を決める必要が有ります。1年をどこで締めるかという時期です。個人は12月期、会社はそれぞれです。多いのは3月期で、全体の20%になります。普通に考えれば、各月ともに1/12なのですが、この時期に集中しています。当社は9月期決算になります。
一番儲かる時期をスタート時期にするのがベストです。というのは、多くの利益が出た場合、1年を通してどうしたら有利なのか余裕があります。利益を再投資するとか、納税に対してどうするとか。ところが、期末になって予想外の利益が出てしまうと税対策が出来無いまま決算を迎えてしまうことになります。
ソーラー専業なら春から秋に掛けて売電量が多くなるので、このことを考えると3月期決算がいいのかなという気がします。ただ、売電専業では特別利益が出るようなことは考えられにくいので余り関係ないとも思います。決算期は後で変更することが出来ます。
売電に飽き足らなくなって、事業の多角化ということになると、その事業により取り組み方も変わってきます。売り上げは平準化出来ればいいのですが、季節的な要因によってばらついてきます。
決算前に売り上げが急増して納税を迎えるというパターンでは、会社儲かった時にボーナスはずむという事も考えられます 。従業員は出来ますが、役員は出来ません。よく企業で何か問題があると責任を取って社長などが役員報酬を返上とかやりますが、ああいったことは出来にくい仕組みになっているのです。ですので、年間の業績予想を見通す事が大事になります。役員報酬多額でもいいのでは?とお思いかもしれませんが、赤字決算になると融資で苦労することになりますので、なかなか難しい所になります。
こういった事は、サラリーマン専業の方では思いもよらなかった事で、経営者とは利益相反関係にあると感じております。

0 件のコメント:

コメントを投稿