パネルは国産信仰があるのではないか?国産外国産どこで線引きすればいいのか?
外国製、例えばカナディアンソーラーはどうであろうか?会社はカナダだが、パネルは中国で製造している。東芝でもパネル製造は外国でしている。
家電メーカーでも、中国で製造しているところもある。日本の会社が中国で製造しているのだが、外国製ということになるのか?中国の会社で正信ソーラーが福岡県で製造を始める。これも海外製になるのか?例えば、部品は中国で作り組み立てを国内という場合、部品を国内で作り中国で組み立てという場合もある。こうなるとどっちがどっちだか分かりません。
こうして考えると国産,外国産という区別は余り意味が無いように感じる。パワコンも国内メーカーであっても、個々の部品を見ると中国製造であったりする。国内メーカーが関わるとパネル価格も20−40%位価格が上がってしまう。これがブランドでありのれん代という事であろう。
浜松市の600KWソーラーは、当初国産パネルを採用しようとしたが、中国製のパネルにした結果30%安くなる事が分かり、浮いた費用を付帯費用などに充てた。どちらがいいとか悪いとかは一概にいえない。事業者次第ということになります。
中国製は不良品が多いという先入観などもありなかなか払拭出来ない所でもある。産総研が公表したデータでは、5年以内の不良が20%位あったという。国産であっても不良率は0ではありません。不具合に気がつかなければ、不良は0です。
こうしてみると。外国産だからとか国内産だからという事は余り関係ないと私は考えています。こうした事に費用を掛けても発電に寄与しない。壊れたらどうしようかとウジウジ悩むよりも、壊れたら壊れた時という事で割り切った対応をした方が良いのでは無いかと思います。
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