2016年1月22日金曜日

ループ社の大規模メガソーラー

ループ社が満を持して、長野県諏訪市に大規模メガソーラーを設置するとのことで、パブリックコメントを受け付けています。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/kurashi/kankyo/ekyohyoka/hyoka/tetsuzukichu/siga/houhousyo.html

パネル94M、パワコン75Mということで、過積載率は控えめ。角度は25度で、パネル31万枚、パワコン100台というもの。すでに設備認定や電力との協議は終了しているので、固定価格は確定しています。
今後の計画だと平成33年頃発電開始とのことで、少し気が遠くなるような話です。ソーラーの場合、リードタイムが短いということですが、大規模ソーラーともなると、工事に入るまでの環境アセスメントなど地元との調整が長引きますので、仕方がないのかもしれません。
認定を取ったものの未稼働のソーラーが多いと言われますが、大規模になると下手をすると10年くらいはかかってしまうという事情もあると思います。ループのものも40円か36円だと思いますので、その間に部材費は下がるので、有利といえば有利です。
ループのような小さな会社が20年とか30年生き残れるかどうか?統計によれば、新規起業して5年で90%くらいは消えていきます。このソーラーが稼働を始めれば、十分持ちこたえることができると思います。パネルの長期保証もこれで確保できると期待できます。
最近、岡山のソーラー会社が倒産しました。サニックスも状況悪いです。売電価格は下がることはわかっていたのに、人様の設置に力を入れるだけでなく、自社発電所にも注力することで、体力をつけるということは必要だと思いました。それを怠ったところは、ブームが去った後は、生き残れないと思います。
ソーラー設置をするような会社なら、部材や工事などもお安くできるはずなので、こういった有利な立場をフルに使うということは考えなかったのでしょうか?
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4117.html


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