インフレターゲットなどと言われていますが、現状では、長引くデフレの影響で、インフレって何という状況です。
100年前に契約した100年定期預金というものがあったとのことで、満期を迎えたもののインフレの影響をもろに受けているという記事です。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29H15_Z21C15A2CR8000/
金額的には、339倍になっています。100年間でインフレで物価的には1万倍になっています。当時の1円が現在の1万円だとすると、価値的には、3/100になってしまっています。預金が、インフレに弱い例です。
もし、銀行が資金を貸してくれるのであれば、6%複利で借りるとして、100年後に返済をする。インフレも同じように上がる条件とすると、1億円借りても300万円返せばいいという感じになります。ほとんど借金はチャラとなり、インフレ下の借金は有利ということになります。インフレを味方につけるのなら、借金の繰上げ返済ではなく、繰り延べする方が有利なのかもしれません。
生命保険なども、これに近いような感じだと思います。20年とか30年満期保険は、将来物価がどうなっているのか考慮しないといけないと思います。あまり若い時期に多額の保険に入るのもどうかなと思います。
ソーラーも20年という期間が決まっています。固定価格というインフレを考慮しないような制度は、やはりリスクを意識しないではいられません。
インフレ対策として、なるべく早くソーラー稼働して資金を回収、そして再投資をするということを考えないといけないのかなと思います。
返済15年くらいで資金回収して、残り5年で謳歌するという戦略だと、どうかなあという不安感を感じました。
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