PPSは5年の執行猶予。これを受けてプレミアム買取もしぼみつつあります。電力の自由化を掲げながら、自由化を阻害するという相反することをやっています。
FIT後はどうなるのでしょうか?余剰の場合は10年なので、後7年するとはっきりしてきます。以前のRPS時代は、売り買いが同額でしたのでそうなる可能性もあります。
ソーラーのコスト目標を7円/KWにしていると買取価格15円とか10円くらいになってしまうかもしれません。15円というのは、現状の電力市場の取引価格です。この価格は変動するので、固定価格ではなく変動相場制に移行するかもしれません。
安すぎてやめる人が殺到した場合、ベストミックスの比率が崩れますので、そこそこで落ち着くのではと思います。損もしない得もしない価格ってどれくらいなのでしょうか?
減価償却が終わっているので安くてもいいのではという乱暴な意見もあります。減価償却とは現金支出のない支出ですが、キャッシュフローでは関係ありません。
ただ発電所は今後、登録制となり新設や増設は認められなくなりますので、発電する権利がプレミアムとなる可能性があります。
となると二束三文の価値しかない土地とセットで売れば、そこそこの金額になると思いますので、負動産にはならないと考えています。設備を廃棄して更地にして売るということも考えられますが、今まで使い道がなくて困っていたものが20年後になったら新たな使い道があるというのは考えられにくいと思います。土地と発電所がベストミックスだと思います。
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