2014年1月31日金曜日

水冷式ソーラー冷却システムで効率アップは?

ソーラーは温度が熱くなると発電効率が落ちるという特性があります。日射は夏の方が強いのだが、温度が高いので春の方が発電量が多くなる。こういったことから、水を使って冷却することで発電効率を上げようという製品が出てきました。
テックコーポレーションのテックミストシステムという製品である。夏場において使用すると最大20%位効率がアップするという。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820140127ceag.html
http://www.techcorporation.co.jp/product/panelmist/post_16.html
20秒分噴射して15分止まるということを繰り返すサイクルで1日500リットル。月10−15t、水道代2000円くらいかなというか実際には基本料金の方が高くなりそう。50KWだと、部材費などで130万位掛かるとのこと。
パワコン10KWにパネル12KWだと、発電は10KWくらいまで出るので、このとき冷却しても発電には寄与しない。発電が8KWなら2KW分増加する。なので、パネルの積載状況も影響してくる。
夏の晴天日の9時から15時までの6時間だとすると、1日の内70%の発電量に相当する。この時間20%アップしたとしても1日で見ると15%アップとなる。しかし、正午頃になると発電量も多く、20%アップすると発電能力を超えるのでピークカットされてしまう。1ヶ月で見れば朝夕や曇や雨の日を考えると10%位がいい所かな?春、秋、冬となるとどこまで効果があるのか?年間だと数%という所に落ち着くのかもしれません。元を取るのに10年位になりそうですが、残り10年は儲けですのでチャレンジする価値はあると思います。→検証が正しいと仮定なので、前提条件が違えば、結果も違ってきます。
送付された資料では、任意の一瞬の時間での結果しかでていないので分かりませんでした。ただ、パネルを冷却すると効率が上がるということは昔から知られていることで効果があると思います。にもかかわらず水による冷却が余り実施されていないというのが答えになろうかと思う。水面上に設置するシステムもあるが、発電効率は10%アップとのことなので、期待するほどの効果は無いということが結論かも知れない。
いやそうでは無いという人もいるかも知れません。ぜひともチャレンジして結果を教えていただきたいと思います。

2014年1月29日水曜日

ソーラーのメンテナンス

設置業としては、今後見通しは暗いですが、メンテナンス市場ということになると有望かと思います。事業展開としてはこういった方向に移ると思います。
近頃発電が芳しくないがという場合、どうでしょうか?時々はソーラーの状態を把握したい場合、発電モニタが便利です。ただ、これだとどこが悪いとか何が悪いということまでは分かりません。状況をチェックをしたいという場合、色々な計測機器が出ています。
IVチェッカーはストリング毎にチェックしますが、配線を構うということで手軽にはできにくいです。機器は50万くらいです。
パネルの状態を検査するのは、サーモグラフィカメラを使ってのチェック。これだと非接触型で機器は10万円位から。出力でているかどうかは分かりません。
磁器を検知することでパネルの状態を調べるソラメンテISという機器は35万円くらい。これは接触型で、1枚1枚調べる必要が有ります。
パネルのセルをカメラを使って調べる機器が出ました。エプティフという商品でエヌピーシーが発表しました。価格は1000ー2000万ということです。誰でも購入できるような価格ではないですが、それでも会社として3億円の売り上げを予想しています。手軽に導入は出来無いですが、今後低価格化を期待したいと思います。

2014年1月27日月曜日

工場・倉庫の屋根で始めるソーラー発電所経営

工場・倉庫の屋根で始めるソーラー発電所経営 遠山 知宏/著 幻冬舎メディアコンサルティングという本が出版されました。もちろん屋根だけでなく土地に設置してもいいです。
早速読んで見ました。読む前からなんとなく内容が分かります。一言でいうと、ソーラーは必ず儲かるのでやりなさいという内容である。ただ、土地の確保や資金繰りがクリア出来てということなので、読んだからといって誰でもできることではありません。資金調達方法や土地取得についての具体的な方法までは書かれていないので、後は個々に限られた時間の中でいかに実現するかにかかっています。
儲けることにこだわって書かれています。会社というのは、社会貢献も大切ですが、それ以前に事業を継続するということが大切です。いくら立派なことをやっていても継続出来無いでは責任を果たしたことにはなりません。その手段としてソーラー発電所を経営して経営を安定さなさいといっています。
個人においては、経営でなく家計と読み替えてご自身の生活、老後、家族のために設置することで、地域に貢献出来るのでやる意義は大いにあると思います。

シャープ太陽光発電から撤退

シャープがソーラーパネルの生産から撤退する方針を固めたとの報道がありました。といっても、米国市場での話です。日本市場ではFITがあるので暫くはいいでしょうが、今後のことになると見通しは分かりません。ホンダも事業撤退を発表しております。2014年度は売電価格低下のためソーラー市場14%減少するとの報道もあります。先行きの見通しは暗いということになります。
撤退の理由として、中国製のパネルとの競争に勝てないということが主因になります。欧米や日本でも中国製のパネルが幅を利かせていますので、投資目的のソーラーの場合は生き残れないのではないでしょうか?
その一方で、名古屋地区で豊田ソーラーという新しいブランドも出てきています。株式会社TOYODAが扱う商品で、世界のトヨタがソーラー事業に参入かと思いましたが、違いました。ドイツのパネルメーカー ソーラーワールド社からOEMを受けて自社ブランドでの販売です。以前、豊田商事という会社がありました。名古屋地区では絶大なる信用があるネーミングです。
ドイツで生産されているパネルにはQセルズもあります。ドイツ品質と主張しておりますが、L社はソーラーワールドを販売しております。こちらの方が信頼性が高いということだと思います。因に、250Wパネルだと中国製のものよりも1枚約1万円ほど割高になっております。
ということは、メガソーラー設置すると4000ー5000万円費用が多くかかります。この費用は1年分の売電収入に匹敵しますので、19年間しか売電期間が無いということになります。

シャープは3月末までに米国での太陽電池の生産から撤退する方針を固めた。メガソーラー(大規模太陽光発電所)向けの製品を米国内や日本に供給していたが、中国企業などが手がける低価格の海外製品との競争が激しく、採算が悪化していた。生産停止に伴い、最大約300人の従業員を解雇する見通し。シャープは英国でも太陽電池の生産を近く停止することを決めており、海外での太陽電池事業を抜本的に見直す。

2014年1月26日日曜日

ソーラーシェアリングメガソーラー発電開始

ソーラーシェアリングといえば農地という風なイメージとなっています。下の地面で農作物の栽培を行っている場合でも、地目が山林、雑種地、宅地ということもあります。こんなのはソーラーシェアリングではないとお怒りになる人もおられますが、ソーラーシェアリングになります。農地だけがソーラーシェアリングではないと思います。農地で無い以上、農地転用の許可は必要ありません。
今回、岐阜県美濃加茂市で完成したのがそれに当たる。
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20140125/CK2014012502000020.html
イメージ的には、三重県のタマリュウ栽培農家の場合と同じです。施工業者も同じです。
イメージ的にはこんな感じになります。今回の土地の賃料は約400円/m2で固定資産税が250円位というから余り儲からないような感じです。投資というよりも社会貢献事業ですね。

2014年1月25日土曜日

貸し出し金利

公庫で借りられるのがいいのですが、担保が無いと厳しいので金融機関に頼ることになります。融資を受けて設置する場合、気になるのは金利ということになる。金利といっても融資実行された時の金利となるので、上がるかも知れない下がるかも入れないということになる。ソーラーの場合、ノンバンクで2.7%くらいの水準である。
直近の金利は低いものの、将来的には上がると予想されている。財務省が予定している来年度の国債の発行でも、金利の安いうちに発行を予定している。
0.63%は無理としても1.18%で借りたいが、地方銀行に問い合わせると、平均であってだとか逃げを打たれてしまいます。2%位で決着でしょうか?融資金額、金利水準も信用力なので誰でも一律にはなりません。

 銀行の貸出金利低下が進んでいる。平均金利は2007年末の直近ピーク2%前後から足元では0・7ポイント低下し、1%未満の金利での貸出金が全体の4割を超えた。貸出金残高は増えているが、収益性は悪化している。海外で収益を確保するメガバンクに対し、地銀は5年後に利益が半減するという試算もある。
 日銀によると、昨年10月時点の貸出金利の平均は3メガバンクなどで1・12%、地銀は1・37%、第二地銀は1・64%。ピークだった6年ほど前はメガで1・81%、地銀で2・08%、第二地銀で2・35%という水準だった。
 大手地銀では、常陽銀行や京都銀行などで貸出金利回りが1・3%台に低下。静岡銀行の法人向け貸出金利は1・18%で、大・中堅企業に限れば0・63%まで下がった。「新規融資の金利は法人向けで0・7%台、住宅ローンでも1%程度」(地銀関係者)。過去に貸し出した比較的金利の高い貸出金の借り換えが進むと今後も金利低下が進む。

2014年1月24日金曜日

地方自治体によるソーラー条例制定 

ソーラーに対する逆風といってもいいかもしれません。健全なるソーラー市場の成長にはいいことではあると思います。
ソーラー設置に対して地方自治体として条例を制定する所が出てきている。ソーラー自体は建築物ではないので、それほど厳しいものではありません。
静岡県浜松市においても設備500m2以上のものは届け出が必要である。5000m2以上になると緑地、貯水池などの設備も必要になる。土地利用条例もあり中型以上になると引っかかる恐れがある。
長野県佐久市でも条例ができた。大分県由布市でも条例ができた。こちらは事業面積5000m2以上が対象。
こういった条例に引っかかると設置コストが上昇するだけでなく、設置期間も余分にかかってくる。条例の場合、努力義務だけで済む場合とそうでない場合があります。対応として行政指導か行政処分ということになります。

今後は、ソーラー過密地帯など条例が制定されていくのではないかと思う。こういったことだけでなく、色々なハードルはどんどん高くなっていく傾向にあり、波風は強くなってきています。こういったことになる前に何としても設置を進めたい。条例制定前であれば関係ないからです。空申込して、設置を遅らせることにより設置費用を浮かすというメリットがでるかどうか分からなくなってきました。