この日、連係工事の配線ミスで接続するとパワコンが異常で動きませんでした。中電の理解不足で複数台連係に関してクレームをもらうなど。トラブルを取材に来ていた日経新聞記者に見られるなどいろいろとありました。こういったことから予定を過ぎて午後5時からやっと発電開始となりました。初日は4KW168円の売り上げでした。くしくも、第2発電所以降も同じような時間からスタートになりました。発電開始日は朝でも夕方でも同じ扱いになります。この日は天気がよかったので、朝から発電すれば300KW位は発電したと思います。12000円くらいの機会損失を被ったといえると思います。
それから1年が経ちましたので、売電期間はあと19年になってしまいました。
この1年での発電量は、(1、2系列:12.54KW 3、4系列:11.88KW 5系列: 9.9KW=58.74KW、中電契約49.9KW)で75367KW税込み売り上げ3165414円になりました。売電メータの数値と違うのではないかと気がついたあなたは鋭い。設置したときが47KWでした。こういうメーターは校正して使い回すので、全くの新品でない限り0ではありません。当初の見込みでは、270万円ほどなのでまずまずといえると思います。パワコンの待機電力が2万円ほど掛かりました。
パワコンの発電量は78275KWなので、配線やトランスのロスが3.7%有ったということになります。パワコンの表示は計量法の規定になっていないので正確かどうかは分かりません。電気メーターは計量法クリアしているので正式記録ですが、パワコンは追い風参考記録ということになります。ソーラークリニックのデータもパワコン出力なので留意が必要です。
表面利回り的には20%越えになりました。理由として天気がよかったということと思います。中国製であってもしっかり発電するということです。高い国産パネルに遜色がない(それ以上?)レベルだと思います。近日、1年間の決算報告を経産省にする義務があります。
1年前は天気がよかったのに、今日は天気があまりよくありません。というふうに、将来を予想するのは難しいです。無謀(?)ですが、今後19年を予想したいと思います。
このままの発電が今後続くと仮定すると、20年間の総発電量150万KW。消費税が上がるのを勘案すると6570万円の収入。これを1500万円で設置したとすれば差引利益5000万円ということになる。ここからメンテ費用や租税公課を引かないといけないので、実際には少なくなります。ソーラーも総事業費を考慮した発電利回りで選ぶ時代と思います。
売電収入から必要経費を引いた金額を総事業費で割ったものとすれば(IRR=営業キャッシュフロー+所得税/総事業費)、20%越えになりました。
IRR=内部収益率6%ということで売電価格40円に決まりました。IRRは条件(自己所有地、自己資金等)により変わりますが、メガソーラーで11%位、巨大メガソーラーで9%位になります。
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