条件は、アレイ1(赤)は12.54KW、アレイ2(青)は11.88KWである。アレイで約5%の能力差がある。アレイ1は東側(画像の右側)にあるので午前中は電線の影がかかる。アレイ2は西側(画像の左側)にあるので電線の影が掛からない。当日の天気は曇時々晴れのような感じでなので、出力はお椀を伏せたようなグラフになりませんでした。一日中雲一つ無いという天気の方がむしろ少ないと思います。(年間40日程度)なお、9時から10時に掛けての落ち込みは雲の影響です。電線の影響以前の問題になります。
データロガーで計測をしてみると午前中はアレイ2の方が発電能力が低いのにアレイ1を上回る発電量を示す。午後からは影の影響が無くなるので本来の発電能力を示している。影の影響は瞬間的には10%位になる。画像のような曇りや日の出、日の入りなどの時は影響は少なくなるが、晴れて来ると影響が顕著になる。毎日毎日の積み重ねなので、塵も積もれば山となってきます。天気次第なので発電出力に関してはどれ位減るのかは読めません。50KWクラスだとアレイは5個くらいと思います。アレイ全てに電線の影が掛かる訳ではないので発電データからすると精々1%2%の世界になります。電線の影は以前にもお知らせしましたがパネルにホットスポットを起こす原因となります。
ソーラーが電源として期待出来ないというのは、雲の影響を受けて出力が安定しないためだ。発電出力のグラフを見れば一目瞭然である。だから、ある程度以上設置されてしまった場合、電気の安定供給に支障をきたすということで、北海道電力は受け入れ拒否をしている。災害時など家庭用などで非常用の電源として1.5KWまで確保出来るというが、消費電力の小さなものでないと対応出来ないと思う。炊飯器やレンジは厳しいのではないか。
アレイ1:12.54KW(赤)、アレイ2:11.88KW(青)
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