2013年8月12日月曜日

8月の売電収支

先月とは一転して検針日以降、好天が続きます。日差しは強烈であっても、暑いと発電効率が落ちてしまいます。これはパネルの特性なので仕方が無いです。屋根に設置だと熱がこもりますので、野立ての方が放熱性はいいと思います。
この強烈な日差しは、発電に良くても作物にはよくありません。庭を見れば植物がしおれたようになっていると思います。高温障害、光阻害、水分の蒸散を緩和するのがソーラーシェアリングです。下で農作業する人にも優しい。そして、売電収入が得られるということです。こういったことは夏の過酷な環境ほど実感出来ると思います。良い事ずくめで悪い所は一つもないといったことを実感出来ます。
前回の検針期間中(6/10−7/7)、日照時間0の日が9日もあり、2時間以下は7日ありました。一日の天気を晴、曇、雨の3段階で表すと一日中雨とか曇なら判断は簡単です。曇り時々晴れとか曇一時晴れという場合は晴れとなるので日照時間とはギャップが生じてしまいます。この場合だと、晴天が多いのに発電が少ないということで実態とはあわなくなってしまいます。最近はともかくとして過去1ヶ月で見ると平年比107%ということでべらぼうに日照時間が多いという訳ではないです。

8月8日検針の結果。7月8日から8月7日までの31日間。振込は828予定。
第1(58.74KW)は売電7867KW=330414円。日当り253KW、10658円/日。買電87KW=1859円。差引328555円。
第2(48.6KW)は売電6680KW=280560円。日当り215KW、9050円/日。買電21KW=841円。差引279719円。
先月比40%増期待としましたが、70%増という結果になりました。あと2週間ほどで発電開始から1年になります。その結果はどうなるのでしょうか?年間収入250〜300万円と予想しておりましたが、楽しみです。検針日以降も好天続きなので、来月も現状維持を予想します。

単結晶、多結晶、化合物などのパネルでの実発電量は実際にはどうなのだろうか?ソーラークリニックでは化合物によるものが発電上位を占めている。ソーラークリニック自身もある特定業者が発電量は多いと宣伝の場に使っているような所も見受けられるとの見解。意図的な感じがしないでもない。明らかにおかしいようなものもあり、データの信頼性には疑問もある。SBも発電量状況を公開している。
今回グリーン電源という会社が公開を始めた。国内多結晶、国内化合物、海外多結晶、海外単結晶それぞれ100KWの発電状況をリアルタイムで公開するものだ。メーカーやパネルスペックなどの詳細は公表されてない。国内化合物はソーラーフロンティア、海外単結晶はカナディアンソーラーと想像される。
http://www.greendengen.co.jp/experiment.html
発電量だけ見るとCISが優勢である。これは発電能力に対してである。しかし、面積あたりになると結果は逆転する。限られた土地を有効に利用するということになると視点も変わってくると思う。
SBや他のサイトでは単結晶、多結晶は出力同等ということになっているが、ここでは多結晶の方が優勢という結果には残念な気がした。今使っているのが海外単結晶なので。

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