2013年8月30日金曜日

ソーラーの中古市場 売却は損か得か?

まださすがに中古物件は出てきていない。今後物件は出てくることを想定した仮定の話です。将来何らかの理由で売却しないと行けなくなったということも考えられます。
現在、新品分譲物件だと50KWで2000万くらいが相場と思う。色々な業者が出してきていて、売れ行きも好調と聞く。
土地費用を考えないとすれば、50KWで総額1500万(フェンスや連係費用など)くらいではなかろうか。だから既に500万くらいのプレミアムがついているということだ。
当然、1年毎に減価していく。評価法でもいろいろだが例えば、DCFで割引率5%だと取得費用と釣り合うのが5年後だ。ということを考えると5年で1000万売電収入が入るということを考えれば、新規物件2000万でも妥当ということになる。
現在、新規物件取得するとグリーン投資減税を受けることが出来る。初年度に即時償却が出来る。そうした場合、税法的には価値が1円になってしまう。これを5年経ってから売ると、売却額がそのまま譲渡所得になります。(正確には1円引いた金額)
税率は15%ですが、これに復興税、住民税などがかかります。これよりも短いと譲渡税率は30%になります。だから売るよりも持っていた方がいいのではないかと思う。買う場合は関係ありません。買った値段で残りの期間(5年なら残り12年)を償却出来ます。将来のために、領収書などは保管しておきましょう。
仮に総額1700万円で取得して5年償却後の価値は1200万円です。これを1700万で売ると利益が500万となりここに税金がかかってきます。分離課税なので、本業が赤字であっても損益通算出来ません。上記は地上権だけなので、土地に関しては別になります。
売買すると言っても色々な制約があり、なかなか複雑で難しいです。株のように売買が簡単で税金もシンプルになって欲しいと思います。

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