農地の場合、田舎の農地だと評価額が非常に安い。1m2=100円程度だ。これが、宅地になると?万円になる。仮に1000m2で1万円/n2の土地で農業をした場合、固定資産税で14万円になる。農業の利益が10万無いのだから成り立たない。
1000m2の農地だと賃借料1万円が相場だ。場合によっては只ということもある。条件が悪いような所だと只でも借りてもらえない。そういう土地は草だらけになっていく。
今回千葉県でやるソーラーシェアリング案件での借地条件が1m2/=186円とのことだ。
これだと1000m2で186000円で売電収入の10%に相当する。先の相場からするとかなりの金額、20倍近いからだ。
http://solar-sharing.org/topic/2013/08/13/営農型発電設備の一時転用許可が千葉県で許可さ/
事業者に取っては不利かも知れないが、地主に取っては有利な条件。こういったことで、土地がどんどん出て来ると思う。土地がないことにはソーラーシェアリングは出来ない。農家に取っても塩漬け農地が長期間有効利用される。ある程度まとまれば、農家の生活も助かる。事業者だけが儲かるのではなく、地主も潤うようになればWINWINということになっていくのではないか。そういったことで田舎が活性化していくと思う。
この前のソーラーの事業性の所で取り上げたシミュレーションには地代が含まれていない。自前が前提条件となっている。今回の地代を考慮すると利回り1%、何かあれば即デフォルトだ。全額融資だと期間にもよるが元金返済中は赤字先行になる。体力がない所はやってはいけない。
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