いまさらどうこうということではないですが、ソーラー市場が失速しています。
2013年度が前年度比2.2倍になりました。2014年度は14%と伸びに急ブレーキがかかり、2015年度1Qが前年度比マイナス14%になりました。九州を地盤にしているサニックスの業績は前年同期比で40%マイナスとなっています。
http://www.jpea.gr.jp/pdf/statistics/japan_co_pv_forward_h271q.pdf
http://www.jpea.gr.jp/pdf/statistics/summary_h26.pdf
昨年度2014年のデータからすると、種類別その他というのは、ソーラーフロンティアなのですが、先細りになっています。生産増を見込んで設備増強したのが、仇となりそう。しばらく前までは、減価償却の重みで赤字が続いていて、黒字転換を果たしたのですが雲行きは危うい。CISという独自のパネルはほぼ独占だが、市場が縮小する中では拡大が難しいです。
低価格に走れば収益が減るので、量でカバーということに走って経営危機が表面化しているインリー。市場が伸びていれば成り立つが、市場が縮小となると利益が出なくなる。こういったことから、シャープやパナソニックなどは数量重視から収益重視へ移行し始めています。
戦略の誤りからパネルメーカーが立ち行かなくなる、自分のパネルメーカーは大丈夫なのか?25年保証といっても、メーカーが無くなってしまえば関係ありません。認定量からするとバックオーダーはあるが、設置がままならない状況では先行きは暗いです。
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