ソーラーは、売り上げが上がるような構造になっていません。しかし、売り上げを上げたいと思うのが人情です。
手取りの金額を増やすには、何らかの改善が必要です。その方法には節税ということもあります。今回は節税によらず増やす方法。PPSという言葉を聞いたことがあろうかと思います。
エネ庁から公開されている事業者一覧
http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/summary/operators_list/
我らがLooop社も登録あります。(事業者番号119)現在は登録のみですが、近日事業開始の予定です。
この事業者というのは、電力を電力会社よりも高く買って安く売るということをします。それでも利益が出るように知恵を絞っています。
売る方、つまり私たちのようにソーラーを所有している側は、電力会社にはFIT価格で売りますが、PPSはそれよりも0.5-1.5円程度のプレミアムを付けて購入してくれます。
100KWの設備であれば1円のプレミアムで年間12−15万円くらいの増収ということになります。メガソーラーなら100万以上(20年で2000万以上)になりますので、経営者であればぜひとも検討して欲しい所です。
PPS事業者によっては、高圧のみとか個人は対象外という風な所もありますが、探せば対応をしてくれる所もあります。+1円というのが多いですが、探せばそれ以上という所もあります。私は+1.5円という所で契約をしようか検討をしております。
デメリットとして、
PPSも色々で(登録が簡単に出来てしまうため)、経営がしっかりした所でないと売電収入が入って来ないリスクも考えないといけません。PPS先を変えることは出来ますので、再び電力会社にするということも出来ます。(契約を拒否出来ない)
電力の自由化にともないプレミアムも上下していくと思います。その時々で見直すことも大切であると思います。
電力会社との代金振込サイトが違うので、初回は収入が遅れて入って来る場合もあります。
契約がFIT終了までという所と1年契約の自動更新などという所もあります。1年契約だとその時の情勢でプレミアムが上下したり、契約解除ということも考えられます。
どこと契約するかは自由なので、みなさんの自己判断でお願いいたします。
なお、PPSには売り一辺倒ではなく購入することも出来ます。電力会社から購入するよりも安くなる場合もあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿