2015年12月22日火曜日

電気の託送料

新電力の規模は原発12個分程度とのことです。1KWの電気を売っていくらという利益を得るわけで、規模が大きくないとビジネスとしては成り立ちません。
電気の自由化に伴い、電線の使用料である託送料が明らかになってきました。10社平均で、低圧だと8.68円/KWになります。1KW10円で発電してもユーザーのところに行くと、18.68円になってしまいます。
現状の電気料金が1KW25円くらいだとして、そこよりも多少割安に販売するのですが、営業力がないことには回っていかないと思います。
1KW25円で考えてFIT終了後を予想すると、よくて10円後半。FITによらない再エネの買取が10円程度ということを考えると、現実的には10円台前半ではないかと思います。現状の1/3になるのかなあというのが見えてきます。
これを厳しいと見るかまあまあと見るかですが、老朽化した設備での発電ですので、収益が多少なりとも得られるのは嬉しところです。200KWくらいあればなんとか生きていけるレベルだと思います。
20年後に色々と情勢が変わって、追い風に変わっていればいいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿