2016年11月16日水曜日

オプジーボに見るリスク

高額薬として話題になっているオプジーボの価格ですが、半額となるようです。これを見て、ふーんで終わってしまっては危ういです。
そもそも、薬価は2年に1回改定されることになっています。異例なことですが、大きく売り上げが伸びた薬剤に対して1年毎の改定、特例拡大再算定が導入されました。25%引きで決着するかと思ったら、再び迷走を始めて、拡大解釈して結局半額になりそうとのことです。ルールを勝手に変えて無理に半額にしても、削減できる費用は100億円なので、騒いだ割には大したことがないです。
これをソーラーに当てはめると、国民負担を減らすという大義名分をかざして、というドタバタが始まっています。オプジーボで悪しき前例ができてしまった以上、前途が晴れ晴れと見通せない不安があります。

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