2014年1月11日土曜日

日射の強さ どこをターゲットにするか?

冬の日差しであってもよく晴れている正午頃だと10KWパワコンで10KWを超える出力があることもあります。なかなか侮れません。ソーラーを設置する時に、どのくらいの日射をターゲットにするか?ほとんどの人は一番強い時をターゲットにするのではないでしょうか?
しかし、日射の強さでいえば、0から30%が全体の60%であり、100%の時は1年で見ても僅かでしかないというのにはショックを受けました。日の出、日の入りはこれに該当するし、曇などの天気の悪い日も該当すると思います。雲一つ無いような快晴日は年間でも40日程度です。そういう日であっても、正午頃でないと強い日射が得られません。つまり、雲ひとつ無いような快晴日であっても、朝夕などは日射が弱いので、半分以上の時間は期待値を確保出来ないということになります。1年の日照時間が2000時間あっても半分以上は大したことが無い、発電に寄与しないということです。
こういった状況から、どこをターゲットにすればよいのか?
パワコン能力以上にパネルを乗せる過積載をすることで、効率よく発電を得るという製品も出てきています。カットされる分もあるのですが、得られる物も多いということになります。
メリットとして、パワコンを減数することが出来ること。パワコンの稼働率を上げることが出来ること。土地の有効利用、朝夕などの日射の弱い時でも取り込むことが出来るなどメリットも多いと思います。自社発電所ではこういった事を取り入れていきたいと思います。
下記によれば落とし所は1.3-1.4倍という風に出ております。ということは、50KWなら65-70KWが最適ということになります。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20131216/322790/?ST=msb

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