2014年1月9日木曜日

農産物の小売価格

ソーラーシェアリングしてもその評価は未知数です。環境に優しい農法ということで消費者が支持をしてくれれば高値にあります。まだ評価が固まっていません。
ただ農業をやるためのソーラーシェアリングなのか、栽培方法にこだわったソーラーシェアリングなのか?今までの農法と同じやり方で栽培するのか?違った農法で行うか?ソーラーシェアリングも色々ということです。こういった方法については種別で区別されていくかもしれません。
ミカンが、近くのスーパーで段ボール1箱1000円で売られています。産地に行けば流通経費が掛からない分安いのではと思ってしまいます。実際どうなのでしょうか?
仕事で蒲郡に行ったおりに、Aコープ店頭でのミカンの価格を見ると1000円のものはありませんでした。もっと高いものが売られていました。産地だと安そうなのですが、見当たりませんでした。農協等で扱う事で製品保証をしているからです。変な品質のものだと、ブランドイメージが傷つくからです。農協は、品質維持をするために色々な縛りをつけています。それをクリアしないと販売しません。農協直営店で購入するとかなり高価ですが、高品質になります。贈答品でもらったミカンが1000円だったのでは、もらった人としてはありがたみが薄れてしまいます。
生産、出荷者がはっきりしている場合は品質保証をすることになりますが、出所がはっきりしない場合、責任の所在が曖昧になります。段ボール箱のみなら色々な所で売っていますので、それに詰めて販売することができてしまいます。産地や品質が保証されるものではありません。米でも、生産量以上にブランド米が流通しているのが事実で、それだけ偽物が多いということになります。
段ボール1個のコストは100円とか150円します。これにミカンを詰めて1箱1000円で売るという事は生産者の出荷価格は10Kgで200円くらいか以下かも。この金額だと、買った方が安くなります。こういう状態だとミカン栽培をやめる人続出ということになります。

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