幕末の頃、アメリカではゴールドラッシュだったが、儲かったのは金を掘る人々ではなく、周辺産業が儲かった。出るか出ないか分からないような一攫千金を夢見た多くの人は破産して終った。
同じ頃日本では、金と銀の価格差に目を付けた外国人が日本で金を買いあさり大儲けした。これは、誰でも儲けることが出来た。
今回の固定買い取り制度は後者の事例になる。設置さえすれば儲かるのだから。元金融大臣の竹中氏のように絶対といってはいけないかも知れない。
こういうことは最近でもあった。円ドルの為替が固定から変動制に移る時、わずかな時間差があった。この時、ドルを売って円を買って大儲けしたのは金融機関だった。このようにチャンスがあれば機動的に行動する決断力が無いとチャンスを逃すことになる。そのチャンスも後1年で終るが、その前にだんだん絞られてきている。今からでは乗り遅れ気味だが、変な投資よりも有望と思います。
私は昨年までは、土地を買ってまではというスタンスだったので失敗したと考えている。そのときどきで臨機応変に対応することが大事と思う。こういう対応の仕方を軸がぶれていると批判されることもありますが、行く河の流れは絶えずして元の水にあらずということになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿