2016年9月12日月曜日

発電事業者に新たな負担増?

電気を送るには託送料というものがかかります。配線の使用量です。現在、小売事業者が負担して、小売料金に上乗せしています。
電力会社が発送電分離するのに伴い、2020年実施を目指すとのことで、発電事業者が全部か一部を負担する方向で検討をするということらしいです。
末端の電気料金が変わらないとすれば、使用者にとっては関係ありませんが、どこが負担をするかによっては大きな問題になります。
低圧だとKW10円程度になります。仮に半分の5円だとすると、50KWだと50万円くらいの減収になります。40円案件と20円案件だと24円案件の負担は20%になります。24円のところだと19円と同じことになり、過積載しても200万稼げないことになります。
私としては希望的に見ていて、FITに上乗せされるのではないかと思います。つまり、40円+5円なので45円で売電、託送料5円支払うということかと思います。差し引きは変わらず。
ただ、事業税は総収入にかかってきますので、税負担が増えます。売り上げが1000万とか5000万に近い事業者だと、消費税の納税が発生してくるので、手取りが減ることになると思います。どちらにしてもいいことはないです。
全額負担という最悪の状況になるかもしれないリスクを取って、ソーラーをやるのか判断が難しいです。こういう後出しジャンケンのようなことは、やめてほしいと思います。

http://www.emsc.meti.go.jp/activity/emsc_system/pdf/010_03_00.pdf

0 件のコメント:

コメントを投稿