2015年8月30日日曜日

公共サービス 除草作業

発電所に隣接している市有地ですが、年に3回か4回草刈りをしてくれます。こちら側まではさすがにやってくれませんが。次回の草刈りは11月になります。その頃になるとまた草がしっかり伸びています。
一応高い税金を納めていますので、相応の公共サービスだと思います。道路から見ると草刈りして綺麗になったように見えますので、得してるのかもしれません。


2015年8月29日土曜日

楽天が電気の小売へ参入

当社発電所の売り先を中部電力からPPSに変更しました。その後、中部電力からの買取は新規受付は停止となりました。プレミアム買取は対象電力会社を絞ったり、事業縮小したりということで、将来的にどうなのか見通しがはっきりしないところがあります。
そんな中で、パナソニックが自社グループで使う電力を確保することで、プレミアム買取を始めています。
楽天が楽天モール出店者向けに電気の小売を始めるとのことです。楽天ソーラーという事業をやっているので、電気の小売に合わせてプレミアム買取を開始するような気がしないでもないです。
企業にとっては、電気代の節約とクリーン電力使用というアピールができるのでイメージ的には有利になると思います。
原発の稼働が再開されたりしているので、再エネに対する需要も出てくることを期待しております。PPSの事業展開も縮小から、拡大に向かうのではないかという感触を感じます。

2015年8月28日金曜日

保険金が支払われるまでの手元現金

台風等で被害が出ても、保険で復旧して休業補償を受ける場合があると思います。保険金が支払われるまでは、融資の返済は粛々と来ます。。売電収入を全て返済しているとショートしてしまいます。
仮に3ヶ月で復旧した場合で考えると、3ヶ月分に相当する手持ち現金が必要になってくると思います。保険金の支払いは後になるので、立て替えないといけないということもあります。そうすると、半年分は必要なのでは?
融資を受けている金融機関はどういう対応をしてくれるのか確認をしたほうがいいと思います。延滞金利を払えばいいのか?
手元に置いていても金利がつくわけではありません。金利が上がることを考えて、手元の現金を全て繰上げ返済に回したくなります。株で運用というのも視野に入れたいですが、暴落ということもあるので、なかなか思い通りにはならないと感じています。

2015年8月27日木曜日

修理後のパワコン出力

DCDCコンバータ交換後のパワコンの出力です。7日に雷の影響を受けて、それからは出力ダウンです。稼働ストリング分に比例しています。21日に修理完了後は、出力が戻っています。
ソーラーは天候に左右されます。今回台風で被害を受けたものが出ました。電柱が倒れていることを考えると、風速60mの風が吹いていた可能性があります。架台は40mに耐えるように設計されていると思います。
ですので、壊れるのは仕方が無いことと思います。こういうニュースが出ると、ソーラーは危ないとかバッシングされます。確かに壊れましたが、すべてのソーラーが壊れたわけでは無いことに留意したいと思います。

2015年8月26日水曜日

台風被害

熊本に上陸した台風15号ですが、東海地方ですら結構強い風が吹きました。直撃した地方はさぞやと思います。ニュースを見ると死者などは少ないようなので、それほど大したことがなくてよかったのではと思いました。しかし、電柱が倒れたりするくらいの強い風をもたらした台風は福岡で、休耕田にスクリュー杭で設置したソーラーが倒壊させたりとか、屋根に設置したパネルが民家に飛んで行って壊したという事例が発生しています。
http://togetter.com/li/865216
http://rkb.jp/news/news/28329/
こういった事例を見ると恐ろしくなります。自分のところはどうなのだろうかと、配線の後始末もあり、現場に行ってみます。

株安 円高

台風で天気が大荒れです。中国経済の変調で株や為替も大荒れです。円高になれば、中国製パネルも安く買えると喜ぶ向きもありますが、中国経済も深手を負い潰れる会社も出てくるかもしれません。かねてから不調が報じられている世界で2番のパネルメーカー インリーだけでなく、その他のメーカーも厳しいのではないでしょうか?
ソーラー工事まで時間があるからと、資金を株や為替で回していた場合、資金が消失してしまって設置自体がご破算にという事例も出てくるのではないでしょうか?
9月に金利をあげる予定の米国も見直しをするかもしれません。日本でも金利が上がると見て国債を増発しています。
ソーラーの場合、固定価格なのでインフレには不利になっています。インフレが起きてほしくない気持ちが強いです。今回の混乱でインフレ懸念も後退したのではないかと思います。気持ちとしては、まだまだデフレは収束していないと思います。デフレの勝ち組はソーラーだと思っています。
株なんて持ってないので関係ないよという方も多いと思います。年金は株で運用していますし、サラリーマンなら所属会社が影響を受けますので、これからじわじわと効いてくるのではないかと思います。


2015年8月25日火曜日

パネル増設完了

増設といっても大規模ではないです。発電所の1%位です。今ある架台を一部利用するので、足は片足で済ませました。
パネルは型式、型番は同じですが、以前のモデルです。厚さは現行が40ミリで、旧型は50ミリなので、パネル金具の互換性がありません。
旧モデルということで、お安く販売していましたので購入しました。
小雨の中、設置しました。晴れの日だと暑さで汗でびしょびしょです。小雨だと暑さは抑えられますが、雨でびしょびしょです。小雨のほうがいいです。
配線も終え、無事発電開始です。後の作業として、配線の取りまとめが残っています。配線がぐしゃぐしゃしていても発電には影響がありません。この作業はセンスが要求されます。センスがないので憂鬱です。


2015年8月23日日曜日

ソーラーで感電死

電気柵で死亡事故が起きてしまって、感電に対する注目度が上がっています。電気は怖いということを再認識しています。
高圧ソーラーの案件ですが、8月10日、点検中に感電死事故がありました。ソーラーに限らず、夏は汗をかいているので感電事故が起きやすくなっています。
恐らく電気のプロの方だと思いますが、プロですら事故を起こしています。素人に毛が生えた程度の人が、知ったかぶりで作業をする場合、危険性はより高いと思います。
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2015/08/270818-1.html
低圧の場合、色々な法規制がないです。だからといって、高圧ソーラーが危険で、低圧ソーラーなら安心というわけではありません。低圧でも十分に危険です。
活線作業をしないためにもブレーカーをしっかり落としてから作業をする。複数で作業する場合は、コミュニケーションを十分に取る必要があります。発電しているので止めたくないという気持ちはわかりますが、死んでしまっては売電収入を得ることはできません。
確認として、電圧が掛かっていないかの確認。ショートしているときは電圧が0ということもあるので、念を入れて電流を確認したほうがより安全です。保護具も装着するなど面倒くさいですが、安全第一で臨みたいです。
電気が来ていないのを確認しても、電気が来ているかもしれないということで対処したほうがいいと思います。こんなこと言われなくてもわかっているよと思われるでしょうが、勘違いや思い込み、油断大敵です。電気は怖いです。

2015年8月22日土曜日

パワコン修理完了

パワコン5台、10ユニットが故障ということでやきもきしていました。やっと修理完了です。
8月7日(金曜日)の夕方に故障、気がついたのは土曜日の朝。その後、連絡したのですが、盆休みということもあり、修理日の連絡回答が17日でした。21日に、田淵電機のサービスマンが修理に来ました。盆を挟んで2週間というのは早かったのでしょうか?
以前、パワコンのファームウェアのアップデートをしてくれたサービスマンでした。見立て通り、DCDCコンバータの異常でした。基板故障だとパワコン自体が立ち上がらないそうです。
DCDCコンバータは雷により焼損したのかと思いましたが、外見上はなんともなく異臭もしませんでした。1台交換に要した修理時間は1時間くらいでした。
対応にちょっと不満だったのは、不具合内容に対してしか対応をしてくれませんでした。雷による影響を考えて、他の機器についても点検して欲しかったのですが。雷ゆえ他の機器はどうなのかという不安は残っています。
とりあえず、修理完了して正常に発電しています。後は、売電補償の保険がどう決着するのかです。


2015年8月21日金曜日

ゴミ捨て場

発電所を見ていた所、花火の燃えカスが捨てられていました。爆竹のようなものではなく、子供がやるようなものです。ちょっとショックでした。ここでやって火事になりでもしたら困ったことになります。以前、ヨシズが捨てられていたりしました。山林の谷の部分ですので支障はないですが、気持ちのいいものではありません。ゴミの不法投棄場所になると嫌だなという気持ちです。常駐しているわけではないので、目が届きません。
発電所は私有地なので、立ち入り禁止なのですが、奥の農地へ行くための道があります。ということで、部分開放をしております。
通行を容認していますが、こういったことが続くようだと、入口を封鎖して、立ち入り禁止にすることも検討しないといけなくなってきそうです。こうなると奥の農地に行けなくなりますので、隣地地主がクレームをつけてくると思います。
田舎の人は図々しくて、発電所設置に関して色々と難癖をつけられました。対決したくはないですが、保安上の問題として対策していかないといけないのかもしれません。

2015年8月20日木曜日

グランドカバープランツ

最近雨が降らなかったので、さすがのヒメイワダレソウも一部枯れています。このヒメイワダレソウは日照りにも強いとのことでしたが、限度があるようです。繁殖のスピードもダウンしています。
雑草を抜いたりしたものは、そこそこ綺麗ですが、放置したものは雑草に埋まっています。除草剤を使えないので面倒です。


2015年8月19日水曜日

真夏の電力事情

真夏で晴れるとエアコンを使うので電気の使用量が多くなって、発電がギリギリというニュースを目にすることが多かったのに、最近は目にしなくなりました。
これは、真夏の晴れた日にはソーラーが頑張っているからでしょうか?
FIT導入から3年で、約2000万KWのソーラーが発電を開始しています。原発約20基分に相当します。どうのこうのと色々と批判を浴びているソーラーですが、こういったことで電力危機の回避に貢献できたと胸を張ることができるのかもしれません。
直近のGDPが発表されましたが、マイナスでした。新聞などのニュースでは、最高益を更新する大企業続出です。景気がいいのか悪いのかよくわかりません。
大企業が絶好調なのは、海外生産分も含んでいるので、GDP(国内総生産)とはイコールになりません。電力が足りてきているのは、ソーラーのおかげではなく国内の生産活動が停滞しているからでしょうか?
となると、我が世の春を謳歌しているソーラー事業者は、目立たずひっそりと発電ということになってくるのかもしれません。

2015年8月18日火曜日

パネルの汚れ

晴天続きでしたが昨日は激しい雨が降り、パネルも洗浄されたかと思います。パネルの汚れを高圧洗浄機で綺麗にして1ヶ月半。見てみるとそこそこ綺麗で、効果が続いていると思います。
ところが、一部のパネルには汚れが出現しています。表面を見るとなにかブツブツのものが着いています。何がついたのかわかりませんでしたが、見ているとトンボが来て尻をパネルにツンツンとやっています。これは、トンボの卵です。しかし、パネルは熱いので目玉焼きになってしまうと思います。パネルが光っているので水面と勘違いしているのだと思いますが、トンボの哀れさを感じます。
高圧洗浄機で洗浄しましたが、早速トンボが来て卵を産んでいきます。疲れます。


2015年8月17日月曜日

パワコン修理状況

パワコンの不具合ですが、ひょっとして回復したのではないかとモニターしていますが、現象はそのままです。拡大もしておりません。
連休明けとなります。田淵のパワコンに関してのサービスは、連休関係なく稼働です。ただし、工場などは止まっていたりして、部品などの入手が影響を受けているので完全に動き出すのは週明け以降のようです。現在、日程調整中で今週中には回答をするとの連絡をもらっています。
2度手間3度手間にならないように、怪しいところはすべて交換して一発で決めて欲しいと思います。

2015年8月16日日曜日

夏の屋外作業

真夏に屋外で除草作業をするとなると、暑いので大変です。動作も緩慢になり効率も良くありません。猛烈に喉が乾くので、水分補給の量も多くなります。
2リットルとか3リットルは飲んでしまうのではないでしょうか?水だけでなくジュースなどを飲むと思います。ジュースだと1リットル飲むとカロリーで500Kcal、糖分で100gというくらい摂取することになります。2リットル3リットルともなると大変なことになります。1日だけならともかく、毎日ともなると病気になる可能性が高くなります。
カロリーは体温を上げるのに使われます。夏はあまりカロリーを消費しないので、ジュースの糖分は肥満に結びついてきます。
外注に任せるというのも選択肢になってきます。引き受け手はいるのでしょうか?夏に屋外作業をしなくてもいいような体制作りをしておけるように、みなさん色々と知恵を絞っていること思います。

2015年8月15日土曜日

パナソニックのプレミアム買取

PPSでもプレミアム買取から撤退したり縮小するところ続出ですが、パナソニックは新たに買取を始めるようです。買い取った電気を自社グループで使用するためで、パネルメーカーはどこでもよくて、プレミアムは1円です。買い取り対象は東電と中部電となっています。5年間の時限ではなく、FIT全期間最長20年買い取るみたいです。ただし、状況によっては見直すということがうたわれています。
NTTのようにエコメガネのような監視装置の設置は義務付けられていません。監視装置つけると50万円くらいかかりますので、費用倒れになることもありません。パナソニックのような会社なら安心感が違います。
しかし、最大の問題は支払いです。6ヶ月に1回になります。余裕のある人ならいいですが、ちょっとこれは厳しいです。
今後こういうような会社が出てきて追づいしてくれることを期待します。
http://sumai.panasonic.jp/solar_battery/solar-premium/

2015年8月14日金曜日

猛暑で電気が値上がり

梅雨明け後の晴れ続きで発電も絶好調。暑くてエアコンを使う機会も多いのではないでしょうか?
電気は契約によって供給を受けています。使用量は常に最大というわけではありません。ということで、供給側は需要を見込んで確保しますが、暑さで需要が多くなりすぎると不足分を調達しなくてはなりません。この時の需要と供給によって値段が変動します。日本卸電力取引所の平均スポット価格は5月頃の不需要期は9円/KWだったのが夏の需要期では16円/KWという具合です。発電所のトラブルで停止したことによる影響で、40円/KWに高騰したりと変動が大きいです。転売業者にとってはウハウハになります。
エナリスの決算でも、こういった価格の変動というか季節要因で損失計上となっています。電力のスポット価格は博打的な側面がありますので、PPSによっては大きな打撃を受けることも予想されます。体力のない業者だと潰れてしまいます。
昨日は久しぶりに雨が降り、気温も下がりました。私たちのようなソーラー設置者にとっては、固定価格なので関係はないです。年間を通すと市場で売買するのとどちらが有利なのでしょうか?

2015年8月13日木曜日

サニックスの1Q決算

サニックスの1Q決算発表されました。予想通りで良くないです。市場も織り込み済みで反応がありません。通期利益40億予想ですが、人員削減による効果が24億なのでリストラした分がほぼ利益というかそんな感じです。
昨年の1Qと比較すると、KW単価は24万円くらいであまり変わっていませんが、昨期が56901KWの販売に対して、今期は33997KWと40%減となっています。
ソーラー市場の縮小の影響をもろに受けて、数量の落ち込みが大きいです。それでも、通期で780億という売り上げを見込んでいます。
1Qは29円でしたが、2Qからは27円になります。これまでの経験則では、売電金額が下がるとそれに比例してシステム価格も下がるということを繰り返しています。単価の下げをカバーするためには、それ以上の売り上げを確保しなくてはならず、現在の逆風下では新規需要が少なくなっています。通期の見通しに変更はないと強調していますが、怪しくなってきます。
売電金額の低下など新規が減っているということと、申請済みのところは、申請したパネルでないと設置できないルールから考えると、他のメーカーの案件を奪い取ることは難しい。こういった状況では、新規案件の掘り起こしには限界があり、通期目標達成は厳しいと考えています。多くの方はこのように考えていますので、今後決算が悪くても株価は反応しないと思います。事業性に難があるところはいっぱい残っているんですけどね。
http://sanix.jp/ir/release/news/pdf/28-8a.pdf
http://sanix.jp/ir/release/news/pdf/28-8b.pdf

2015年8月12日水曜日

エナリス業績下方修正

エナリスの決算発表もあって、やはりというか下方修正しています。それでも、売り上げの伸びはすごいものがあります。しかし、質が悪いので赤字です。黒字転換予想が赤字継続です。これを受けて売られています。やはり、黒字という期待を持っていた人が多かったとうことになります。そこが、サニックスとの違いになります。
理由はいろいろと出ていますが、電力の転売市況の悪化による影響も出ています。新規のプレミアム買取はやめています。
今回も特別損失計上です。いつもいつも出すような損失は、特別ではありません。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1277006

2015年8月11日火曜日

ソーラー損害保険について

雷でパワコンが故障中です。間の悪いことに連休中です。聞くところによると、田淵は故障修理の対応で、ものすごく忙しいとのことなので、しばらくはこのままかもしれません。直るまでは鬱々します。雷なので、他のところにもダメージがないのか心配なのと、今後も大丈夫なのか?不安は拭えません。
パネルの配置図と被害が発生したストリングは下記になります。赤い部分が該当になります。中央部を中心に発生しています。
分電盤に付いている避雷器は作動しておりませんでした。パネルは単管の打ち込みなので、架台そのものがアースになっているような状態です。アース線は設置しております。
天候が原因だと売電補償が受けられます。私のところだと、2日間の免責となっているので、3日目からが対象です。復旧期間については期限(3ヶ月)もあります。連休中というのがもどかしいですが、修理をお願いしています。

2015年8月10日月曜日

雷でパワコンに不具合が

雷で田淵パワコンに不具合が出ています。非常に激しい雷があり、その後から特定ストリングの出力が出ていません。3ストリングなので、このパワコンだと最高でも4KWしか出ていません。
監視装置をつけていないと状況が把握できませんし、いつ発生したのかが記録として残ります。
パワコンの入り切り再起動や断路SWを入り切りしましたが回復せず。断路SWオンで電圧0、オフで電圧450V位になります。デジタルテスターだと自動スケールなので、450という数値が出た時は焦りました。単位はmvでした。てっきり正常なのかと勘違いしました。電流は最大限に流れていて短絡状態です。電圧0なのでケーブルを外すとスパークします。
天候災害なので、保険の適用で売電補償もされます。自然消耗的な故障とか原因不明となると、保険適用されない場合も出てきます。
保険の約款を詳しく理解していないと後で顔面蒼白となります。

2015年8月9日日曜日

特許や実用新案はすごいのか?

色々な商品で、特許出願済みとか実用新案出願済みなどという言葉が出ています。果たしてどれくらい凄いのでしょうか?
ソーラーでも特許が使われている事例だと、最近では、京セラのパネルの3本バスバーが注目を集めました。特許に引っかからないように4本とか5本にすることで対応しているパネルもあります。当社のものは4本バスバーです。
バスバーはセルの上を走るので、その面積が発電量を減らすことになります。本数を多くして細くすることで対応をしています。多ければいいというものではないです。
原理特許のようなものから、どうでもいいようなところを改善した程度までさまざまです。世の中の特許のほとんどは休眠特許になっているそうです。特許を有効に使っているというよりも防衛するような感じです。特許というイメージによる、目くらまし戦略もあるのではないでしょうか?
売電するにあたって、売り買いをいかにマッチングさせるかということで、気象予報士を5名雇用して対応をしている会社もあります。メカニズムを特許としているような場合も出ています。これらが果たしてどのように機能して、どれくらい成果を出しているのか?数値による効果を知りたいと思っています。というのは、こういうことを問い合わせてみても、明確な回答がないからです。

2015年8月8日土曜日

ブレーカーが落ちる

最近の猛暑で、ブレーカーが落ちてしまったということをネト上でも散見します。
ソーラーの場合、分電盤を開けるとブレーカーが並んでいると思います。ブレーカーは2種類使っていると思います。普通のブレーカーと漏電ブレーカーです。形は似ていますが別物です。
電気が流れると抵抗で熱が発生します。発熱量によってブレーカーを遮断する仕組みになっています。気温が高かったりすると、電気は流れていなくても電気が流れているのと同じ状態になります。温度が高くなると容量を超えていなくてもブレーカーが作動してしまいます。単相の場合と3相では流れる電流が違います。3相の方が少ないので熱の影響を受けにくくなっています。パワコンも3相の方が電圧の範囲が広いので有利になっています。
落ちてしまうのであれば、冷却するとか色々な対策が必要になってきます。
もう一つの漏電ブレーカーというのは、入り口の電流と出口の電流を見ていて、差があると漏電しているということで作動します。設定値をある程度決めることができます。設定値を大きくすると作動しにくくなるので感電事故が起きる可能性が出てきます。電気柵事故の場合、漏電ブレーカーをつけていなかったので被害が大きくなってしまいました。
ブレーカーが落ちたかどうかは、監視装置でもつけていないとわかりません。同じようなソーラーを設置しているのであれば、検針票の比較でわかりますが、一つだとわからないと思います。現地に頻繁に行かないのであれば必須なのではないかと思います。

2015年8月7日金曜日

中国品質

高圧洗浄機が1週間で壊れたのですが、地面に穴を開けるエンジンオーガーが壊れました。オーガーを始動させるためのリコイルスターターです。
幸いなことに、部品のみの入手が可能でした。しかし、入手不可だと本体の買い替えが必要になってきます。
どちらも中国製ということで、品質問題が意識されてきます。当社のソーラーパネルも中国製ということで、将来的にはどうなのという懸念はぬぐいきれません。
オーガーのようにほとんど使わないというようなものであれば、使い捨て感覚で価格優先という選択はあると思います。これも何を重視するのかというバランスになると思います。


2015年8月6日木曜日

非住宅の設備認定量がマイナスへ

太陽光の設備認定量ですが、非住宅部門10KW以上の認定量がついにマイナスになりました。これは、認定の取り消し等によるものが新規認定以上に出ていることを表します。
住宅のほうは、認定の80%が発電を開始していますが、非住宅は80%が発電を開始していないという状況になります。最終的には、40%以上が脱落するという風に見られていますので、減少はこれからもっと多くなっていくと思われます。
ハードルの低い低圧は、稼働しているものも比較的多いですが、高圧設備の大きなものは稼働していないものが多くなっています。
現状では、権利の維持に関しては費用がかからないので放置しているものも多数あると思われます。また、報告自体をしていないもおもあろうかと思われます。
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html

2015年8月5日水曜日

サニックス 希望退職

サニックスが募集した希望退職に609人が応募したとのことで、来年3月までの削減額として24億円を見込んでいます。9ヶ月なので、年に直すと一人600万円ということになろうかと思います。
福利厚生を含んでいるのであれば、年収は500万円平均ということになろうかと思います。今の時代、年収500万というとまあまあかと思いますが、再就職先はどういう職業を選ぶのでしょうか?
ソーラーの業種って何になるのでしょうか?色々な書類で業種を書く場合があります。あまりはっきりとした区切りはないので悩みます。小売(販売)なのでしょうか?サニックスの業種はサービス業となっています。
まもなく1Qの決算発表があります。低落傾向に歯止めはかかるのでしょうか?

2015年8月4日火曜日

地震が怖いから不動産は買わない?!

建物やソーラー設置して地震で壊れて、借金だけが残ったというのが怖くて踏み出せないという人も多いのではないでしょうか?大地震が起きると言われて久しいですが、なかなか来ません。
宮城県の不動産ですが震災後しばらくはだめでした。最近は値上がり幅が大きくなっています。大きな地震があったようなところは、しばらくは地震が来ないということで安心感があるのかもしれません。
地震後しばらくして地価が上がるということは、地震が来るから買い控えというのは賢明な判断ではないのかもしれません。ソーラーはパネルが傾いていても発電はしますので、それほど心配することはないと私は思っていますが、安心しすぎでしょうか?

2015年8月3日月曜日

地震保険

地震が起きるといわれていますが、なかなか起きません。地震対策といえば、保険加入が真っ先に頭に浮かぶと思います。よくいわれるのが保険料の高さです。起きなかったら全くの無駄になります。
ソーラーの場合、家と違って仮に傾いても発電さえすれば問題はありません。問題としてはそれほどナーバスにならなくてもいいのかもしれません。
J-REITなど不動産投資信託の場合、地震保険加入してないものが多いです。理由は保険料の高さです。その代わり、耐震性の高い不動産を選定しています。こういったバランス感覚も必要と思います。ということで、どういう折り合いをつけるかということになろうかと思います。
設置コストを抑えて償却が早くなるようにして、短期逃げきりを狙うというのが当社の戦略になっております。

2015年8月2日日曜日

保険金の支払い要件

保険会社の支払いが渋いということで叩かれたのは記憶にありますが、今はどうなっているのでしょうか?
飛び石等でパネルが破損するということは時々はあるかもしれませんが、システムが全損というのはなかなかないのかと思います。突風で倒壊した群馬県の物件に関しては、その後どうなっているのでしょうか?
保証の規定によれば、稚拙な工事の場合は対象外との記載があります。群馬県の場合は、高さが4mを超えていますので、建築確認が必要なのに許可が取られていない。引き抜き強度も低かったなどという問題点が指摘されています。
保険加入していてもそういったことで満額でない可能性があります。この責任は、DIYとなると施主自身が負わないといけなくなってきます。手軽にできるDIYも慎重に進めないといけないと感じます。

2015年8月1日土曜日

老後崩壊 健康寿命

ある程度の歳になったのか自分の寿命のことが気になります。平均寿命で女性は世界1位、男性は世界3位だそうです。平均なので、若死にしている人もいますので、実際には60過ぎれば、30年は生きられるのではないかと思います。
ただ生きるだけでなく、健康寿命という健康上の問題で日常生活に制限されないこちらのほうが重要で、不自由な期間が10年くらいになっています。病気や介護によって費用がかかるとか予期しなかったようなことが起こると計画も狂ってきます。
最近、下流老人とか老後崩壊とかなにかと気になる言葉を目にします。私からすると、今の老人というのは年金なども優遇されているという感覚なんですけど。
私は老後に備えてソーラーをやったのですが、これを逃していたらどうなっていたのか思うことがあります。こういうチャンスは誰しも平等ですが、これを掴みうまく活用することができるかできないかが肝中の肝になると思います。
シャーロックホームズの言葉に、興味深い名言があります。
ただ眼で見るだけで、観察ということをしない。 見るのと観察するのとでは大違いなんだ。