2013年3月31日日曜日

SBS イブニングアイ

こちらで放映された番組に付いて。裏話になります。
遮光したことでみかんは育たないのではないかという前振りが有ります。そもそも私がTVに出演するということは結果が明らかということです。
生育結果が悪かったら、恥ずかしくてTVに出られる訳がありませんということです。
撮影する前に他の果実を糖度計測したら14%でした。他の果実では16%とか出ていましたので、この低めの数字には愕然としました。が、撮影は粛々と続けられ、前回撮影された果実を収穫して一発勝負で計測したら17.4%という数字が出ました。
もちろん、全ての果実がこの糖度という訳では有りません。同じ木でも生育に差があります。人間でも同じ親から産まれても性格、体格が違うのと同じ理屈です。
イブニングアイを見たデコポン農家の方が見学に来て、味見をした上で(自分の所よりも甘い)ソラポンを買っていかれました。
茶畑で挑戦ということも出ていました。見学に来られたお客様が茶畑でやりたいと言っていたという話がすり替わっていました。静岡県は茶の栽培が盛んですが、その一方で茶畑をなんとかしたいというニーズも多いです。茶畑の場合、霜対策として畑にファンを設置しています。3-5月の遅霜対策の電気代で10万位掛かるところもあるそうです。こういった設備は補助金もらっている場合は、勝手に撤去出来ないそうです。
映像を編集したため、当初聞いていた内容と違っていて戸惑いました。何回も撮り直ししたので、どの映像が使われるのかさっぱり分からなくなりました。

放映から少し経ちました。松下記者から番組DVD送られてきました。
TV見た人から、農業は農業で儲けるべきで、電気で儲けるのは違和感が有るという意見を頂きました。残念ですが、この方の頭はかなり固いです。農地で栽培しているのだから電気も農作物というのが私の考えです。これがイノベーションなのですが、理解出来てないようです。農家は今まで通り補助金をもらって農業をする、これが農業の有るべき姿でしょうか?自身でリスクを取る意欲の有る農家が報われないようでは、お先真っ暗です。農業委員のなかには、売電で儲けすぎることに対して嫉妬している人もいるようだと、農業委員の方自身が言っていました。所得保証も導入せよという農業委員もいます。儲けた時は知らんぷりで、損したら補填せよというのは虫がよすぎます。
松下記者によれば、放映されてから問い合わせも有り反響が有ったそうです。放映の影響からか、見学者も有りました。
4月には農水省が条件付きでソーラーシェアリングを認めるとの情報も有ります。東京大学と京都大学の先生が農業とソーラーの共存というテーマで4/15にシンポジウムを開催する。実践している施設を見学して、色々と教えて欲しいとのことです。私も出世したものです。東大、京大の先生を教えるようになったのですから。こういった申込は時々あって、近畿大学や慶応大学からも問い合わせが有ります。

ソラポンは普通のデコポンと同様で、下記画像のようにデコの無いものもあります。味は変わりません。このようなものを販売していきます。
ヤフオクで出品していきますのでよろしくお願いいたします。
のんびり構えていて、販売体制が整いませんでした。(色々な人からどこどこに売り込めるかも知れないという言葉に甘えてしまっておりました)人任せずにせず、自分が主体してやらないといけないと深く反省しています。

ヤフオクの手続きでかんたん決済する場合、銀行口座の設定が必要です。他IDで設定している場合、別口座でないと設定出来ないとのことです。ご不便お掛けしますが、支払いは銀行振込一本でお願いいたします。ソラポンといえども生ものなので時機を逃すと痛んでしまいます。なるべく早く発売開始したいと思います。
待ちきれない方は お手数ですが、solapom@yahoo.co.jp  こちらまでよろしくお願いいたします。現在2名の方からオーダーいただいております。どうもありがとうございました。
4月1日より出品出来ましたのでよろしくお願いいたします。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/solapom


2013年3月27日水曜日

ソラポン販売に付いて

より多くのみなさんに食べていただきたいと思いますので、インターネット販売いたします。
ソラポンの特徴として、夏の高温障害を抑え、冬の寒冷障害を抑えることに成功しています。防虫ネットや防草シートを設置することで、減農薬栽培にも成功していながら肌のきれいさが自慢です。味わいも、ジューシーでいて濃厚な味わいが適度な酸味とベストマッチング。さわやかな味とさわやかな香りは味をより引き立てます。普通のデコポンよりも差別化、付加価値を付けたオンリーワン プレミアムデコポンになります。
自慢になりますが、この農法でのデコポン栽培は世界でここだけ、どこに出しても恥ずかしく無い商品と自負しております。日本がTPP参加しても国際的に太刀打ち出来る商品になります。
ソーラーを上に設置して栽培した柑橘をソラポンということで商標登録いたしました。英語表記は SolaPomになります。 デコポンはDEKOPONです。
今後は、ソラポンはソーラーシェアリング坪井の登録商標ということになります。
イノベーションとしての象徴ですので、デコポン同様にグローバルに広がるといいなと思います。
ソーラーシェアリング坪井が販売する柑橘はソラポンブランドとして販売していきますので、皆様に愛されるよう頑張っていきます。

発売条件ですが、当初楽天を検討していましたが、ヤフーオークションで販売いたします。
価格は約5kgで全国送料込み5000円を予定しております。
約5kg、この重さは風袋(段ボール)を含んでおります。
サイズは大玉小玉混在になります。発送は宅急便を予定しております。
これ以外にも10kg箱というオーダーもお受けしたいと思います。
発送は週末のみを予定しております。支払いの確認が出来たオーダーについて発送いたします。
細かい条件は詰めていますので、変更も有ります。
売り切れ次第(約500kg)終了となります。このチャンスを逃すと来年まで有りません。
話の種にいかがでしょうか?
販売開始まで今しばらくお待ちくださいませ。
販売開始まで待てないという方は、
solapom@yahoo.co.jp  こちらまでよろしくお願いいたします。

2013年3月26日火曜日

本日3月26日 SBS TV 放映

当初放映は3月25日とのことでしたが、編集等の遅れにより3月26日になりました。
一部の人からはお問い合わせいただきました。
朝見た番組予告にも載っていますので間違いはないと思います。
時間帯は18:15−19:00になります。
豊田市では三重TVが映ります。しかし、SBSは映りません。豊橋だと映るかもしれません。
私自身、一番先に見たいのですが、自宅で視聴出来ないです。後日DVDを頂くことになっております。
マスコミに掲載等されると印刷物を1部ないし2部を頂くことになります。会社によってはくれないこともあります。金銭については有りません。
番組収録後、ソラポンは収穫を終えています。ですので、見学等に来られてもソラポンを見ることは出来ない状態です。来年に向けてつぼみが成長をしています。

2013年3月24日日曜日

サンテック 倒産

サンテックのパネルでソーラーやっている人結構いると思うが、サンテックが3/20に倒産したというニュースが流れた。日本でのシェア5%。サンテック関連の企業としてはヨカソルがある。ここも倒産している。
一方、サンテックの日本法人はリリースを出している。
http://www.suntech-power.co.jp/news/pdf/20130321.pdf
実質的に国有化された様なものなので安心して欲しいという内容だ。GMの様に再建が出来るか?
日経等にも出ているが、再建がうまくいかなかった場合、25年保証をうたっている保証等は受けることが出来なくなる。パネル自体は腐る物ではないのでそれほどこだわる物ではないと考えているが.....
サンテックは世界1のパネルメーカーだが、今のパネル業界の内情は非常に厳しいということになる。こういうことが出ると、やはり国産でないとという話が出てくると思うが、シャープだって今倒産の瀬戸際にいるのを忘れてもらっては困る。先に出たヨカソルは国産メーカーだ。
中国製のパネルは国産よりも安いので設置コストを抑えるのに有効だ。これから設置を始める浜松市で500KWクラスの発電所は当初シャープにしようと考えていたが、サンテックにしたことで30%費用を低減出来たとのことだ。こちらも影響を受けるのではなかろうか?
今までの設置状況だと、メガソーラーのような物件ほど外国産のパネルを使用する方向になって来ている。しかし、一部は国産のパネルを使用した物も有る。理由は、融資の条件が国産パネル使用となっているためだ。今回のサンテック倒産で融資の条件が国産パネルでないとだめという条件が出ないことを願うのみだ。
設備認定では、メンテナンス体制がしっかりしていることが条件で、故障しても3ヶ月以内に修理が可能であることが条件とされている。国としても電力を安定的に確保する観点からそれを求めている。
倒産したメーカといっても事業継続になる場合も多いので、それほど悲観することはないと思う。私自身、ソリンドラに非常に興味が有ったのだが、ここは継続出来なかった。理由は、パネル価格が高すぎたということだ。パネルが安いと設置者に取ってはメリットが大きいが、メーカーに取っては赤字の積み上げになってしまう。利益が出ないのでは事業継続は出来ない。
サンテックユーザーには申し訳ないが、ここが、事業継続出来ない場合、パネル業界は恩恵を受けるのではないか?パネルの供給が絞られることにより価格が改善するからだ。
皮肉なことにソーラーで潤っているのは、投資側だけというのが現状である。

2013年3月20日水曜日

ループ社代表取締役中村創一朗社長 来訪

3月20日(春分の日)。中村社長が静岡県浜松市の当発電所に来られました。当方ループ社の代理店をやっておりますが、初めてお会いしました。
この方はまだ35歳と若く、業界初という商品を次から次へと出してきます。会社は成長途上にありまだまだ伸びシロはあると感じています。行動力もあり、この方と組んだのは正解かなと思っています。何しろビッグな方です。
この第1発電所設置のとき色々な企業に問い合わせしました。ありがたいことに他の企業からも一緒に組んで成長していきたいとの申し出を頂きました。私はその中でループ社を選びました。
今回は、ループ社として農業分野へ注力すべく、当発電所をモデルとして展開するための視察ということでした。
これ以外色々なアドバイスを頂きました。中村社長と話していると何でも出来てしまう様な気がしてきます。
イノベーションの象徴のソラポンを試食いただきながら歓談しました。このソラポンをループ社に一括で買い上げてもらい、ソーラーシェアリングキット購入者に販売促進のため配ってみてはどうかということを提案しました。
答えはソラポンはループ社が楽天を通じて注文を取り、当方が発送するということに決まりました。ソラポンの嫁入り先が決まりました。
まだ、販売開始していませんが、近日開始です。オーダーはこちらから。
http://www.rakuten.co.jp/looop-shop/

まだまだ農業分野への導入はハードルが高いのが現状です。農地は国土に占める面積が大きいので、市場としては非常に有望と思います。それをどうアプローチしていくかがポイントになってきます。詳しくは守秘義務契約があるのでここまでです。株を先回り買いしたいのですが、非上場会社なのでそれもできません。増資する時は応じたいと思います。

これ以外にも、最近はサニックスからのループへ乗り換えが多いとのことでした。理由は値段が高いのと業者の動きが悪いからだそうです。新聞ではKW28万と出ていますが、実際には30万台前半だし、諸手続き等や対応が鈍くて間に合いそうもないことが理由だそうです。ソーラーも高い買い物ですので安心出来るに超したことはありません。

ループ社は祝日休みですが、幹部社員の方々も一緒に来訪されました。休みも取らずに頑張っていて士気やモチベーションも高いです。普通のサラリーマンだと会社行きたく無いという反応が一般的なんですが、ループ社の社員は違いました。マザーズ上場を目指しているそうなので、上場された場合写真に写っている人は億万長者になる可能性有りです。なれるといいなと思います。


売電収入の扱い

売電収入は雑所得になるのか?事業所得になるのか?
毎月継続的に収入になるものは事業所得ということなのでそうしている。不定期のものは雑所得になる。
消費税については、
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shohi/otherinfo.htm
にもあるように課税収入が1000万を超えると適用になる。
今年の収入が基準を超えたらその時点で課税業者となる。来年からではない。
こういうことは税務署にきちんと確認をしたい。個人の思い込みで判断をすると後でしっぺ返しを食らう。田舎の税理士さんだと実務面でこういった事例を取り扱うことが少ないので、精通してない場合がある。
消費税納税業者でも、簡易課税を選択するとソーラー設置の消費税の還付はされない。一般的には、手間がかからない分、簡易課税の方が納める消費税が多くなる。
普通のサラリーマンではスルーされる問題だ。
来年から消費税が上がるが、外税なので売電収入は問題がない。その一方で、設置時には不利になるということで、需要が低迷する可能性もある。そうなると設置価格が安くなる可能性もある。消費税課税業者に取っては、還付が受けられるのでむしろチャンスとなる可能性もある。2014年度の売電価格が決まってないので何ともいえない部分はある。
3月31日までになっている今年度の価格の確保だが、実質は29日までである。泣きを入れてでも電力会社に受理をしてもらう必要が有る。事業者や規模、設置場所は変更が利くので(設備IDが変わる場合は駄目)とにかく、申請受理をしてもらう。それから融資や土地の確保に動くということも可能だ。
来年の今頃もこういう状況になっているのかも知れない。

2013年3月19日火曜日

愛知県初 農地転用してソーラー設置へ

農地へのソーラー導入が遅れている愛知県としては初めての農地転用許可が出ました。2月5日申請した許可申請が通り、3月18日にやっと許可が下りました。こういった事例は全国的にも出ています。浜松市で数件、長野県上田市では12件といった具合です。
浜松市のように政令指定都市では権限の委譲のため市が許可を出しますが、愛知県豊田市は県が許可を出すので、時間も手間もかかります。
これからは晴れて設置ということになりますが、現在工事が殺到している状況なのですぐにという訳にはいきません。半年くらい先に売電開始となると思います。そのときから42円20年なので損はしません。融資の場合、先に支払いが開始となりますのでぎりぎりで借りた場合、苦しくなります。
設置価格ですが、高くなるのか安くなるのかよくわかりません。高くなると設置意欲が衰えますので、単結晶ではなく多結晶でシステムを組むような方向になると思います。多結晶は変換効率が落ちますので、設置面積が若干多くなります。しかし、価格は抑えられるのでそれなりにメリットはあります。売電38円時代を乗り越えるのはそれなりに努力しないといけないです。
シャープのシステムを設置している業者さんが、私の所を見に来ました。初めは中国製と言ってバカにしていましたが、売電実績を見せると認識を改めていました。私自身、自宅のシャープ製よりも発電が多いと感じております。

2013年3月17日日曜日

SBS TVが取材に来ました

SBS TV 静岡放送株式会社報道局情報センター 社会部 松下広司記者が取材に来ました。今回は本人自らカメラを担いできました。
2012.9.5に日本経済新聞に掲載されたことから浜松市農業委員会経由で連絡があり取材の申込がありました。
前回の取材で疑問として出された課題として、遮光しても柑橘は育つのか?
ソーラーはどれくらい儲かるのか?
といったことの追加取材になります。
ソラポンの糖度は果たしてどれくらいだったのか?
デコポンを名乗るには糖度が13.5%以上無いと駄目である。というのは、酸っぱいものやまずいような品質の悪いものが市場に出ると果物としてイメージが悪くなるからだ。
そのため、歯止めとして基準を設けている。
前回松下記者に示した果実は3Lサイズまで大きくなっていました。デコポンは80-88ミリが2Lで88-95ミリが3Lサイズとなりこのくらいが一番人気が高い。この果実を収穫して、糖度計で計ったのだが、その結果は放映されますのでお楽しみに。ちなみに、県の栽培試験上のデータだと(夏の高温、乾燥により?)小玉化、酸高とのことである。平均でサイズはL75-80ミリで糖度は14%ほどである。

ここのブログでも公開しているが売電金額も放映される。
視聴者に取って知りたいのはこの2点に尽きるのではないか?
ただし、農地へのソーラー設置ということがポイントなので、転用して設置した設備については触れられない。
これを見た人が俺もソーラーをと決断することになればうれしい。来年度の価格は下がるがまだまだ儲かる水準なので遅くは無い。
SBS TVは3/25のイブニングアイ(18:15ー)で放映される。
http://www.at-s.com/sbstv/program/eye/
前回同様18:30ころかと思う。静岡県の人は録画の準備をお願いします。格好のいいことをいおうとして言葉が出ませんでした。言葉に矛盾があるかもしれませんがご容赦ください。私は放映されてからしばらくしてDVDを頂くことになると思います。
松下記者にはソラポンのお土産をお渡ししました。本人の腹に収まるものもありますが、放映時スタジオで展示されると思います。

松下記者から連絡が有り、社内で試食をしたところ非常に評判が高かったそうです。
ループ社にもばらまきましたが、女子社員に大変好評だったそうです。
女にモテたかったらソラポンプレゼントが有効と思います。

2013年3月15日金曜日

ソーラー補助金やっと受領

静岡県の事業者向け補助金が3/15やっと入金された。後払いになるので、設置費用の資金繰りはクリアしないと駄目というのがまず最初の関門だ。
この補助金は、1設備1/10か100万円のうち、どちらか少ない方が補助されるというものだ。この補助金にはさんざん手こずった。
まず、申請時に書類の不備があるということで何回か差し戻しを食らった。何とか1ヶ月後補助金の受付完了となった。
計画の変更に伴い計画変更届を提出したが、ここでも何回か差し戻しがあり何とか1ヶ月後受理へ。
そして、完了届けを出したのだが、ここでも何回か差し戻しがありなんとか2週間ほどで受理。
最後に請求書の届けを出した。ここは、初めて一発で通って2週間後に補助金が振り込まれた。
差し戻しが多いのは、私がそそっかしいからではないかと指摘があろうかと思う。書き方の例が、分かりにくいのだ。(私は良く見て書いたのに差し戻された.....)
他の人においても申請時において、一発で通るのは全体の10%程度というくらい不備が多いそうだ。ほとんどの人は書き方の例を見て書くのにである。だから、私だけではないのだ。
印鑑関係以外の書類はメール、ファックスで再提出OKとの事なので楽は楽だが、お役所仕事の典型で一言一句間違っていると再提出なのである。補助金なので、厳格にしないといけないとのことだそうだ。他には、タイトルの字体が小さいとの指摘も受けた。字体が少し小さいくらいで、読めないのだろうか?不満は有ったが、1設備100万円という補助金は魅力なので頑張れた。

ほとんどの自治体は事業向け(10KW以上)の補助金出していない。しかし、出している自治体もあるのでチェックして欲しい。ただ、枠が少ないので静岡県浜松市は並ぶ人も出て瞬時に終了となった。静岡県も、最後の募集になると即日終了になった。
造成などで1設備200万円弱かかっているので補助金は非常にありがたかった。

2013年度は、補助金は無くなり、融資補助ということになる見込みだ。ソーラーで苦労するのは、土地確保と資金繰りだ。金融機関によっては担保がないと駄目とのことで、にっちもさっちもいかない。宅地や自宅でも、住宅ローンの状況によっては無理だし。農地は担保に取らないし、雑種地などは価値が低く、発電設備などの動産は駄目だし、売電収入は駄目とのことで無い無いずくしで非常に苦しむことになる。自己資金がある人の方がまれで、儲かると分かっていながらも泣く泣く事業を縮小断念せざるを得ない。
今回融資で補助を行うとのことなので設置も楽になる。金のある人は補助金の方がありがたいが、金のない人は融資の方がありがたいと思う。ここで書いた補助事業は静岡県内に設置の場合にのみ対象になるというものなので、他県在住者であっても受けられる。サラリーマンは対象外(非事業者のため)。自営業者、農業とか中小企業が対象である。とはいえ、抜け道がない訳ではないが。

2013年3月12日火曜日

3月の売電収支


3月8日検針の結果。第1は2月8日から3月7日までの28日間。振込は3/28予定。
第1(58.5KW)は売電6387KW=268254円。9580円/日当り。買電100KW=1774円。差引266480円。2月分と比べると日数28日にも関わらずかなり改善しています。
第2は1月31日から3月7日までの36日間。振込は3/28予定。1/31は0なので実質35日間。
第2(48.6KW)は売電6541KW=274722円。7849円/日当り。買電35KW=1037円。差引273685円。2月初旬は天候不良でしたので売電も伸び悩みです。第1と同じ期間だとすると日当り9000円弱となります。2月は天候不順だったが、3月になってからは晴天が続いている。日照時間は2月が80%ほどだったが、3月になって128%と発電日和が続いている。
第2以降は最良と最悪の差は3%程度あります。年間だと5万円くらい。20年で100万円。大きいといえば大きいし小さいといえば小さい。この金額を確保するためにどれくらいのものを犠牲にするのか?1年中影にならないように間隔を空けて設置するのか?多少影になろうとも多くのパネルを設置して収益を上げるか?設置者の考えになります。

場所的に、第1の場合、電線や電柱の影になって出力が出ません。特に午前中はその傾向が強いです。こういったことからKWあたりのパフォーマンスはよく有りません。しかし、KWあたりの収益は第1と第2の差が開いて来ています。これは、パネルの傾斜角度が小さいので、春から夏は出力が出るようになります。条件の悪い冬場は我慢して、条件のいい夏場に挽回するということになります。
日照時間とは、直接日光が当たり0.12KW/m2以上の照度。照度0.12KW/m2では、発電は1/8になる。だから、日照時間が長いだけでは、発電量が多いとは限らない。目安ということになります。しかし、晴れてないことには発電量は期待できない。
ソーラーも100KW程度有るとサラリーマンの年収分位になるので、この辺が目安となるのかなという気がします。政治同様、数は力なりだ。皆さんの設置状況を見ると規模の拡大を目指されます。
マスコミ等では、第1に関して年間250−300万を見込むと出ています。1月の売電収支を見た方から無理なのではないかとお問い合わせが来ました。14.5万X12月=174万になる計算だからです。9.10-3.8までの6ヶ月の売電収支は126万です。これでいうと年間252万となります。冬という条件の悪い時期にもかかわらずこの金額です。これから気象条件がどんどん良くなっていきますので、売電収支は上ぶれもあり得ると考えています。とはいえ、天候に左右されますのでこればかりは分かりません。あなたは、来年の今、天気が晴れているかどうか予測出来ますか?

2013年3月9日土曜日

ソラポンが売れた

見学に来たお客様がソラポンをお買い上げです。初めての農業収入になります。
お客様はウェッジを見た(グリーン車で)そうです。記事が気になった場合どうするのでしょうか?普通は、編集部などに問い合わせるということなのですが、この方は警察に聞いて教えてもらったそうです。地元の警察も怪しげな設備を設置したとマークしているのかもしれません。
この方以外にも系統連係ネットワークの方から、ウェッジを見たというご連絡がありました。見る人は見ているということなのでしょうか?興味のない人に取ってはどうでもいいことです。有意注意、すなわち注意して何事にも目を配っていれば、ビジネスチャンスを活かすことが出来ると思います。何も考えずただぼーっとしているだけでは見通しは暗いと思います。ニュートンはリンゴが落ちることを見て万有引力を発見しました。世の中にはこのようにネタはゴロゴロとしていると思います。
3月にはいって連日の発電日和。週明けにはいよいよ検針結果が送られてきます。メーターを見ればこれくらいという金額は予想できますので儲かるというのは分かりますが、実際に紙を見ないことには確定になりません。
売電収入もある程度入りますので、農業でガツガツする必要が有りません。こだわりの農業が出来ます。

2013年3月3日日曜日

ソラポンの実力 TVで放映予定

ソラポンも順調に育って来ています。
ソーラーシェアリングの象徴として静岡県知事川勝平太閣下にまず試食をと計画をしましたが、多忙を理由に断られてしまいました。
そこで、急遽計画を変更してその部下である静岡県庁経済産業部農林業局みかん園芸課のえらい人に試食をお願いしました。
糖度は大玉で15.8%、小玉で13.8%とのことで、おいしく仕上がったとのことでまあ合格点をもらったという感じです。とれたてなので、酸味を感じたとのことです。しばらく放置することで酸味は抜けます。
これ以外に色付きが薄い、小玉、デコが小さいなどの指摘を受けました。
3/17に地元のSBS TVが取材に来ます。そのとき、実力がTVで放映されることになります。この日が雨だと困るなあと少し心配です。(この前の取材日の翌日は台風でした)
この前の取材(2012.9.29)では、イブニングアイという番組で放映されました。この番組のアナウンサーの内山エリカさんの出身地がここで、彼女のお父さんと私は中学の同級生になります。因縁というかご縁を感じます。本人は取材には来ないと思いますが、内山アナウンサーがどのようなコメントをしてくれるか楽しみです。

2013年3月2日土曜日

データロガー はやわかり

太陽光発電のデータ収集装置というか監視システムを考えているが、金額が何しろ高い。インターネットで見れるものだと、毎月の通信料もかかる。せっかく得た売電収入を使うのももったいない。例えば、インターネットでもデータを見ることが出来る商品のエコめがねを検討したが50万くらい掛かるとのことだった。そこで、はやわかり という商品を9800円で買ってみた。
これは、電流センサを取り付けることで、電気の使用量を計測するものだが、太陽光発電でも使用が出来る。ただし、インターネットでは見ることが出来ない。データは記録されるので、パソコンに取り出すことが出来る。
電流センサ方式なので、精度に問題が有る。パワコンは系統電圧を見て送電しているので、電圧が一定ではないからだ。200Vと210Vでは、電力が5%違ってくる。それと、電流の向きを見ていないので、買電があるとそれもカウントしてしまう。大きくは無いが誤差を含んでいる。エコめがねも電流センサでの計測なので同じような問題を抱えている。電流センサも小さいものなので、最大で20KWまでしか対応できていない。50KWだと20+20+10という構成になる。その分費用が掛かるということだ。
はやわかりは標準品センサだと、10KW程度までのパワコンまで対応となる。仮に50KW未満のものだと、オプションのセンサが必要になる。3相はセンサが3本要るとのことであるが、2本でも計測が出来た。2本のセンサで電流を計測すると正しい電流は計測出来ない。パワコンの出力を読み、それに相当する電圧を設定すれば出力が得られるという具合だ。理屈からすると1本でも計測出来ると思う。ただし、出力が大きくなると系統電圧も上がるので誤差が生じて来てしまう。これには対応出来ない。10KWパワコン5台だと、パワコンごとに1台設置するか全体で1台で済ますかということになる。はやわかりだらけになるので、全体で1台設置の方向で行くつもりだ。電波の範囲は5mとのことだが、それ以上に電波は飛んでいたので、そこそこ離れていても見ることが出来た。電源は乾電池なので、新たに電気を引く必要もないが、乾電池の寿命が半年なので、その都度交換が必要になる。
ループから見えループという商品が出た。これは、携帯電話の電波を使っているものなので、エコめがねで必要なネット回線を引く必要がない。しかも、16台までのパワコンが接続可能。電力はパワコンからRS485でデータを収集するので、電流センサと違って誤差がない。なかなか優れものでは有るが、悲しいことにエコめがね同様設置に金がかかる。パワコンの出力であって売電メータを通過した電力ではないので、配線などロスが有るので実際には少なくなってしまう。どれにも一長一短が有り悩む所だ。
なんだかんだいっても、メーターの数値が売り上げになるということだ。パワコンで10KW出ていてもロスでメーターは9KWという事もあり得る訳だが、傾向は読み取れるので故障等の早期発見には役立ちそうと思う。
電流センサにも精度の誤差があるのではないのだろうか?48.6KWの同じ規模の設備で計測した。例えば、2013.3.9の13時だと第2=37.5KW、第3=38.4KWという風に若干の差があった。誤差の範囲なのだろうか?パネルも定格に対して+3%とあるので、良いパネルだと+3%出力が多く出るということだ。こういったことを考えると何が正しくて何が間違っているのかもうさっぱり分からない。細かいことは気にしない方がいいのだろうか?
遠隔地にいて監視するのもいいが、現地、現物主義で管理をこまめにするということも大切と思う。同じような設備なら、同じような出力のはずなので、見ていれば気がつくと思うから50KW毎に はやわかり を購入してしばらくは様子を見てみようと思う。
金融機関には、このような装置を付けることを融資の条件するところもある。トラブルに気がつかないため、売電収入が入って来なくて返済が出来ないということを防ぐためらしい。
私の融資の条件は、設備認定書を出せということだった。金融機関によって条件は様々ということになる。