2013年4月2日火曜日

シンポジウム. 農業と太陽光発電の両立に向けて

京都大学、東京大学、東北大学のセンセたちが開催するシンポジウムです。
http://www.kazusa.or.jp/index.html
http://www.kazusa.or.jp/j/information/pdf/sm-20130415.pdf

農業と太陽光発電の両立に向けてのよい実践事例があるということで私の所に話がありました。私のことを知ったきっかけは、新幹線のグリーン車内でウェッジを見て知ったとのことでした。
現地現物で4/6に視察に来るそうです。ただし、天気予報では雨なのですが、それでも来たいとのことです。
本来なら晴れの日の方がいいのですが、なかなかうまくいかないです。
私の人生そのものです。

当日は雨、これから天気が荒れるという中お見えになりました。
センセたちは3人とも博士号を持つ方で、そういう人達に説明をするのも気後れがしました。おかしいんじゃないかというネガティブな意見が出るのかと構えてしまいましたが、好意的な捉え方をしていただいたように感じました。
現状のソーラーシェアリングに問題がない訳では有りません。
今ある技術を使っていますが、今後色々と技術革新は進んでいくと思います。
費用が掛かること、系統連係に関しても改善すべきことは有ります。
シンポジウムに参加する人(技術者など)がこれらを改善してくれるものと期待しております。
センセたちにはイノベーションの象徴であるソラポンを試食していただき、TVなど紹介された資料をお渡ししました。
1年前、設置中に見に来られた方はネガティブなことを言われる方ばかりでうんざりしました。私が、いくら大丈夫だということをいっても信用されなかったです。
上記大学の生徒さんは優秀な方ばかりです。日本のエリートぞろいです。それゆえ、安定した生活が出来ると思います。だから、あえてリスクを取る必要がないという事になるのではないでしょうか?日本を代表する会社でも安定しているが故、リスクを取らない所も多くその結果、競争に負けると言ったことも出ていると感じます。これでは、未来は暗いです。アップルの創業者ジョブズは、愚直であれ、貪欲であれという名言を残しています。私は(エリートではなかったので、)外部からごちゃごちゃいわれながらも愚直にソーラーを設置して、貪欲に売電で儲けようとしました。今になって、いいなあとうらやましがられても困ります。
日本では格差があると不平等だという人がいます。大儲けしたりすると僻んだり嫉妬するのです。リスクを取ってリターンを得るのは当たり前ですが、リスクを取らずリターンだけを求める傾向が強いように思います。

1 件のコメント:

  1. 坪井様
    本日、突然お電話差し上げた菅野です。
    坪井さんのこのブログには大変共鳴しました。
    実は、私もリスクをとって12年間、木材ベンチャーとして
    国産材の生産販売をやってきましたが、相手にした木材の世界が
    大きすぎて、変えることができずに悶々としています。
    13年前には、トヨタ自動車のバイオ緑化事業部に所属して、
    今の私の会社をベンチャーで立ち上げる社内企画をやりましたが、トヨタでは認めてもらえず、独立してはじめました。
    その前は、8年間、林野庁の役人として森林行政にも携わりましたが、坪井さんがおっしゃる「先生」「エリート」の立場に甘んじるのが嫌で、飛び出した過去があります。
    今は、木材ベンチャー発起の原点に立ち戻って、
    里山景観を維持するために、ピザ屋で薪を燃やそうと、
    湯谷温泉の鳳来峡のレストハウスを借りてピザ屋も始めています。
    この周辺山間部の耕作放棄地や遊休地をソーラーシェアリングで活かしたいなと本気で考え始めました。

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