2013年1月19日土曜日

太陽光売電価格来年度も42円維持か?

1/19の日経1面に出ています。これが決定ではないですが、誤報ということは考えられないと思います。売電価格高いという意見が有るのも事実です。業界筋の観測では下がるという見方も有りました。
日経は、2011年8月には、42円20年ではという観測記事を出していて見事当てています。昨年も維持との予想を出しています。さすが天下の日経です。その日経新聞に私は掲載されたことを自慢出来ると思います。エヘン!知り合いの中には日経を読むことよりも取っていることを自慢する人が少なからずいます。
ところが、1/22になるとどうも怪しくなってきました。設備価格の低下を受けて37円になりそうという報道が出て来たのです。現在のKW単価は32.5万円から28万円に下がっているということです。1/21の会議資料。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/008_02_00.pdf
私は来年度は下がると見て、現在設置を進めています。外れているので、私の読みなどはあてになりません。ということを考慮して、今後の設置費用はどうなるのでしょうか?
政府、日銀などではインフレ誘導をする見込みです。仮にそうなった場合、設置費用は上昇します。1ドル70円台が90円まで円安になって来ています。輸入物価は上がります。ガソリンなども上がって来ています。中国製のパネルも上がると思います。こういった中で、売電価格は据え置きとのことで、微妙な感じです。来年2014年は、消費税が3%上がりますので、1500万の設置費用だと45万円負担増となります。駆け込みで上がる可能性もあります。
設置価格が、来年度後半に向けて下がると見れば様子見だし、上がると思えば設置です。正式に売電価格決定まで今しばらくということになります。
設備認定をとり電力会社と受給契約を結べば価格は確保出来るので、その後タイミングを見計らうということも出来ます。
工事自体は1ヶ月弱で完了しますが、現在、パワコンの受給が逼迫していて納期に4ヶ月くらいかかっています。現在契約しても売電は夏頃になります。現在の再エネ法以前のRPS法の時は、系統連係がいつまでにと期限が切られていましたので、そういうことがお示しされる可能性もあります。以前、九州電力では、2013.6/30までに系統連係が完了することと出ていたこともありました。
http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/company/liberal/elec/taiyoko_tankahyo_l_1206.pdf
再エネ法には3年間は事業者の利潤に配慮するとの文言が有りますので、残り2年が勝負と思います。再来年の売電価格については全くの白紙です。
価格も流動的でどうなるかわからない状態です。やろうというのであれば即行動することが大事です。価格を確保すれば工事は後でも大丈夫とのことです。
しかし、天下の日経が誤報を出すのかとショックです。

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