2013年1月3日木曜日

サニックスとの比較

ソーラーフロンティアとの比較をしましたが、今回はサニックスとの比較です。
新聞広告にも出ています。
野立てだと50KWで税込み1460万円です。
パネルは韓国製、家庭用のパワコンで単相での低圧連係になります。
工法は置基礎で角度10度となっています。
工事費込みのKW単価も29.4万円と安いです。

これに対抗するため、ループも新しい商品投入しました。
14.58KWで335万円(税抜き)。パネルは中国製、パワコンは産業用で3相低圧連係です。
工法はパイプ打ち込みで角度は20度30度など選べます。
58.32KW 契約は40KWになります。工事費込みで1596万円(税込み)
工事費込みのKW単価も27.4万円。

サニックスは50KWなのでループの40KWよりも多いかというとさにあらず。
パワコンの能力を活かすには、パネルを多く乗せることになります。
発電効率はロスがあるのでパネル出力の80%位が精々です。
従って、発電はループに軍配が上がります。
1年でみると発電条件がいい時などは、出力抑制が掛かりますが、そういうことは年間にしても余りないのが通常です。
安川のパワコンPV1000は10KWですが、実際には10.5KWまで発電します。
電流は28.6Aで抑制が掛かります。この時のパネルの発電は11KW位になります。
1系統約12.5KWなので、かなり効率の良い発電ということになります。

ソーラーシェアリング坪井第1発電所は、58.5KWでパワコン50KWになっています。
パワコン1台分60万円くらいが低減出来ていることになります。
こういったことでコストパフォーマンスをあげての設定になっております。
ただ、1系統12.5KWでも出力抑制が掛かりましたので、14.58KWだともっと掛かることになります。冬場に強いシステムともいえると思います。

安川のパワコンは系統連係する場合、絶縁トランスの設置を求められる場合があります。
下記に中電からの見積もりを記します。
これを回避する場合、専用のトランスを中電に用意してもらうか、他社のパワコンを使うかということになります。
絶縁トランス設置だと1台約60万くらい掛かります。
電柱設置場所などがあれば専用の方がいいです。
今回設置しているものは、案①で行くことにしました。5設備でシェアするので、台あたり30万で済みそうです。絶縁トランス設置でいくと台あたり80万になります。
ですので、何系統かある場合は専用回線を引いてもらった方が安くなります。
トランスなどは中電の所有になるので、管理や修繕は中電がやってくれます。
専用回線の話ですが、こちらからいわないと中電はやってくれません。このことを知らないと絶縁トランス設置ということになります。今回もぎりぎりまでこの問題が解決せずやきもきしました。最後の系統連係になってストップしてしまいますので、事前に協議をしておくことが大事と思います。

以下中電からの見積もりです。

案①(建柱1本・トランス3台のデルタ結線・5台連係)
・建柱・トランス3台設置費用 ¥974,400
案②(建柱1本)
・建柱1本設置費用 (絶縁トランス5台お客様用意) ¥843,200
案③(建柱2本・トランス6台のデルタ結線・3台2台連係)
・建柱2本・トランス6台設置費用 ¥1,948,800
共通設備費・メーター10台 ¥229,500・引き込み線 ¥291,200

絶縁トランス設置例 50KVA 重さ約300Kg 価格約50万円。
設置者の所有になるので、管理や修繕は設置者の責任。

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