2013年1月30日水曜日

続メガソーラーって儲かるの?

メガソーラーは余り儲からないということを書いた。しかし、企業はメガソーラーをやろうとしている?なぜだろうか?
メガソーラー設置する企業は業績好調で儲かっている企業が多い。つまりグリーン投資減税のせいだ。
からくりは、法人税の実行税率40%にある。業績好調で3億の利益が出たとする。このままだと40%1億2000万の税金を取られる。そこで、融資でもいいのだが、3億でメガソーラーを設置する。グリーン投資減税で即時償却にすると3億の利益は0となり、1億2000万の税金支払いから逃れることが出来るのだ。その上、消費税分も還付される。つまり、メガソーラーが約半額で出来てしまうのだ。そうなると表面利率は24%を超えることになる。これで、儲からないとしたら経営センスがないとしかいいようが無い。
企業は3億を他の事業に使うことが出来るのでさらに業績は好調になるという好循環。企業イメージは上がるし節税は出来るしということなので、メガソーラーは赤字にならなければいいというスタンスだ。赤字の企業にはこういうメリットが活かせない。
個人でも同じようなことは出来るが、年収?千万というサラリーマンは非常に少ない。税務署に個人事業主として開業届を出せば、事業所得とすることが出来る。色々な物を買って経費にすれば節税にもなるが、元々仕入れがなく、売り上げがほとんど利益になるのでそれなりの税金は覚悟しないといけない。税金の心配をするほど大儲け出来れば満足なのだが.....
このブログを読んだ方はきっとソーラーで大儲けできると信じていますので、ぜひやりましょう。

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