2015年7月2日木曜日

ギリシャに学ぶソーラーローン返済

ギリシャが実質的に債務不履行になりました。ギリシャは、返せないような金額を貸す方が悪いと貸し手責任があると主張しています。借りた金を返すのが当たり前というのが普通の考え方なのですが、返せないものは返せないと開き直りです。
普通の人だと、住宅ローンに何千万か借金があるという人も多いと思います。ちょっとしたソーラーを設置するとなると、1億とかそれ以上の借金があるという人もあると思います。個人として巨額な借金を考えると将来が不安になるという人も多いのではないかと思います。20年間のうちには金利上昇、天候不順、抑制、システムの低下などの環境変化で思うような収入が得られないということが起きるかもしれません。
ソーラー自体には借金分に相当する担保がないという場合も多いと思います。事業的には健全だと思いますが、なんらかの理由で債務不履行状態になった場合、今回のギリシャの対応を思い出して、銀行側と交渉をする必要があると思います。こちらを潰せば、銀行側にも損害が出るということで、相手にペコペコするのではなく、むしろこちらの方が有利だという対応です。
借金が多すぎるが故に簡単に潰せなかった会社も多いので、それが教訓になります。ですので、借金返済できなかったならどうしようとビクビクするのではなく、開き直って堂々と対応することが大切だと思います。
借金返済を最大限努力をするということが大前提で、借金を踏み倒せと言っているのではありません。

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