2013年11月14日木曜日

低圧複数台連係は高圧扱い

低圧の複数台連係は認められております。電力会社にもよりますが、低圧複数の合計容量が50KWを超えると高圧扱いになるという通告を受けました。色々と低圧ソーラーのいい所が減ってきています。
これは同じ電柱のトランスからの物になります。ですので、一つの低圧設備であれば問題有りません。後から同じ電柱とトランスを使用する場合、手動復帰になります。今回の決定以前に設置された物は対象外というので、後から設置すると手動復帰になると思います。2台設置するのであれば、時間をおいて設置するのであれば先行設備は自動復帰でいいのかもしれません。この方法だと手間がかかります。
具体的には、停電等が有った場合、高圧設備は手動復帰、低圧設備は自動復帰だったのですが、手動復帰になります。復帰しない事には売電収入が入ってきません。設置場所は近場の場合はいいですが、遠くなるとどうするのか?近くの人に復帰してもらうのか?オーナーが現場に駆けつけるか?遠い所に分散させると管理が大変になります。
これを回避する方法は、設備毎に電柱とトランスを用意することになります。費用は50ー100万くらいかかります。それなら手動復帰を選んだ方が良くなります。
停電を検知するために発電モニタを設置する事が必須となりますので、その費用も上乗せになります。2015年問題の前に、色々な壁が出てきそうです。
この事例のように、規則や仕組みの不備が次々と是正されてきます。これに対抗するには不備の有る内にやったもの勝ちとなります。後でやった方がいい場合も有りますのでその辺をどう判断するのかということになってきます。

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