2013年11月16日土曜日

ソーラーパネルメーカーの憂鬱

設置したソーラーパネル。日本製か外国製か?今回、内外メーカー2社が淘汰されました。最近まで、有力メーカーのシャープの危機が大きくクローズアップされておりました。
国産メーカーの一角、大手自動車メーカー、世界のホンダの子会社だったホンダソルテックがソーラーパネルからの事業撤退を発表しました。化合物系のパネルで市場シェアが拡大出来なかった。化合物系はSF社と競合でしたが、勝てませんでした。これで、国産メーカーが1社減ることになります。一方、外国メーカーでは、サンテックが弱小メーカーに飲み込まれる事が決まりました。国内外メーカーが1社減ることになります。
パネル業界はこのように、パネル生産量世界1になっても、親会社が世界の大企業であってもうまくいかない位厳しい状況です。日本のFITにより一時的に息を吹き返しつつ有ります。その一方で、優遇価格や優遇税制の見直しの期限が有るので予断を許しません。その辺を見越してかSF社は設備増強をしない方針です。
メーカーだけでなく、ソーラー設置業者に有っても、システム価格の下落で利益率が減っています。業績好調として有名だったとされた企業であっても、実際には粉飾で資金繰りに困り企業トップが詐欺で捕まりました。
新規案件を取り、やっていくのが健全な姿ですが、40円案件でいえば10年分くらいのバックオーダーが有ります。優良資産であれば安泰といえば安泰なのかもしれませんが制度が変わった場合、一気に無価値になる可能性もあります。
将来はどうなるのか見通せないようになってきました。ということで、少々弱気になっております。


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