2013年11月4日月曜日

ソーラー設置の地目

ソーラー設置の1丁目1番地は土地です。土地がないことにはどうしようも有りません。土地といっても色々な種類が有ります。地目でいうと、よく知られているのは宅地、雑種地、農地、山林など色々。この他、池沼、原野というのも有ります。耕作放棄地という言葉をよく聞きますが、これは地目では有りません。
今回、原野という土地を紹介された。隣接地は農地であり、何ら変わる所が無い(草が生えている)のだが、決定的に違うのは、農地にはソーラー設置出来無いが、原野だと設置が出来るという事である。おひさま農場(かつて農地にソーラー設置して撤去に追い込まれた)が茶畑の隣りの原野にソーラーを設置した事例が紹介されています。
原野とは、雑草や低木の生えている荒れ地や草原。未開拓で人の手の入っていない野原。ということで、野菜などを作って手を入れてしまうと、農地になってしまう所でもある。
というか、地目の変更は簡単には出来無いが、現況が変わるという事で、野菜を作れば農地になるし、ソーラー設置すれば雑種地になるという事だ。この辺がややこしい。
いついかなる時にどうなるかは分からないので、下手に手を入れない事が大切であると感じている。生産性の低い土地なので価値は低いが、ソーラー設置となると無価値の土地が息を吹き返す。永年塩漬けだった土地が、道路が通るという事で化けるのと同じ感覚である。
年に1回、固定資産税の課税通知書が来ますので、一度見直してみるとお宝がみつかるかもしれません。えてしてこういった土地は、固定資産税も安いので埋もれてしまう事が多いと思います。
原野というとどんな所だろうか?と思われると思います。画像の手前が原野で、向こう側が農地になります。差はほとんどないと思います。地目という名前が違うだけです。

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