2013年12月4日水曜日

ソーラー優遇税制

来年度の税制の見通しが出てきた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131203-OYT1T00568.htm?from=main2
投資減税として機械などの固定資産税減免は断念となったとのこと。
ソーラーに関しては固定資産税は3年間2/3に減税されるし、グリーン投資減税もあるので、優遇されている事は確かである。再延長があるかどうかは分からないので崖っぷちかも知れない。
売電金額に関していえば、優遇されているともいえる。来年度以降の価格が下がるという事はコンセンサスになりました。とはいえ、各国と比べてみると見るとまだまだ高いです。
中国でもFIT導入されました。17円です。本家のドイツは19円といった具合で日本の価格の高さが際立ちます。しかし、日本のシステムコストはドイツの1.5倍くらいかかっています。中国の物価の低さを考えると必ずしも有利といえるかどうかはいえない所があります。
中国はGDPこそ世界2位ですが、一人当たりの所得は日本の1/10くらいです。だからといって、物価も1/10というわけではありません。パネルだって国際価格なのでそれなりです。人件費は安いと思います。17円であっても、売電市場は急激に伸びているそうですので、やり方によっては投資に見合うという事かもしれません。儲かるようにやらないと儲かるものも儲からないということです。
日本も今後下がっていくと思いますが、それ以上にシステム価格が下がれば旨味はあります。最近円安が進行中です。デフレ脱却で諸費用も上昇しています。景気が良くなると金利も上がりますので、融資受ける人に取っては逆風です。

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