2015年3月18日水曜日

過積載の限界

複数低圧が禁止されたので、パネルを多く設置する過積載が主流となってきています。
実際にはどれくらいがいいのでしょうか?ループの商品だと60%というものもあります。
上が過積載率20%で、下が50%となります。春以降は、発電抑制がかかりまくると思います。そういった無駄を許容することで、通年で利益が得られるような戦略が立てられる人は問題ないですが、無駄を許容できない人は選択できません。
後から増設することはできますが、コストがかかる上、発電期間は短くなります。やるなら最初からというのがセオリーだと思います。
低圧81KWで試算すると山梨県で107000KW。こういうシミュレーションは低めで出ていますので、期待としては11万KW。毎日400KW越えという感じなのでしょうか?
36円案件なら400万円台前半見込みとなります。そんなに儲かるのでしょうか?イマイチ実感がわきません。
1設備から得られる収益で考えるのか?効率で考えるのか?利回りで考えるのか?それぞれの視点で設備仕様は変わってくると思います。
今後はどうなっていくのか?私は、蓄電池を設置することで、送電できなかった電力を貯めて、発電が低調になったら時間差送電する仕組みができるということを期待しています。
経産省は蓄電池に補助金を出す方針です。蓄電池の量にもよりますが、そうなると過積載率100%くらいの製品が出てくる可能性があります。低圧複数連系があったときはそういう需要はなかったと思いますが、低圧という枠組みが制限となっている現状では、有望と思います。
こういう商品は、どこが先発して出してくるのでしょうか?私が知らないだけで、もう出ているのかもしれません。敷地が余っているというのであれば、パネルを増設して検討する価値はあると思います。


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