2015年3月19日木曜日

グリーン投資減税による減税効果

グリーン投資減税の即時償却や割増償却は税金の繰り延べになりますので、税金を早く払うか遅く払うかの違いでしかなく、納税額は変わりません。後年度負担が重くなるということです。という風に説明されています。だから、使わないというかたもあろうかと思います。当社の場合は、即時償却を選択しております。
今、法人税減税する方向で進められております。将来減税になるということになると、先の前提が崩れてきます。
現行実効税率40%が将来減税されて35%になると仮定、後年度負担の方が5%得をすることになります。つまり、即時償却して赤字に持って行き、何年かして黒字になる場合、その時の法人税率が低くなっていればグリーン投資減税効果があったことになります。後年度負担の方が有利となります。
その時々の情勢、条件で変わってきますので一概にどうだということはなかなか明確にできません。このへんは難解ですので、欲が深いだけではダメで、読みの深さ=戦略が必要になると思います。

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