2013年5月23日木曜日

発電効率向上の試み その2  途中経過

最近、気温上昇のために出力が少し落ちているように感じます。パネル温度が上がると出力が落ちる特性を持っています。逆に温度が下がると出力が上がります。
リフレクターシステム取り付け後の 累積発電量です。PV電力は天気で振れますので無視してください。U9-11で見てください。画像2は比較のため非取り付けシステムの発電量です。
系統としては12.15KWのパネルになります。パワコンはPV-1000安川電機になります。
同じ角度同じ方位なのでほとんど同じ発電量になります。
設置して約4ヶ月で電柱の影の影響などもあり発電量に0.44%の差が生じております。
金額では、約1000円、月250円。日では8円です。誤差の範囲になります。
発電量は、ほぼ同じということになります。ここでのほぼという言葉ですが、長崎の佐世保という地名ですが、昔はサセホといっていたのがサセボというようになりました。こういったことから、どちらも同じという意味でほぼ同じという風に使われるようになったとか。
どれだけ差が出るのか出ないのかを見て行きたいと思います。



設置してから48時間後の数値です。48時間ですので参考記録に過ぎません。
リフレクタ有り:発電180.8KW
リフレクタ無し:発電177.2KW
その差2%です。
今後はデータロガーで記録、分析してみたいと思います。ただし、安い機種であるので精度に問題があります。明らかに違うというのであればはっきりしますが、微々たる物だと因果関係が分かりません。やらないよりも効果はあると思いますが目に見えるほどのものだとうれしさがあります。一目瞭然と言うことです。
日射といっても直接あたる光以外に乱反射や散乱光などがありそれぞれが発電に寄与しております。リフレクターを付けることにより、直射日光が反射してパネルに行くのと、パネルにあたって反射した光がリフレクターに反射してパネルに戻るということが考えられます。本来ならアレイ全体をカバー出来ればいいのですが、精々1/3くらいしかカバー出来ておりません。
朝夕に強いのか?昼に強いのか?
季節によってどうなのか?
角度可変で発電量はどうなるのか?(最適角度は?)
テーマとして取り組んで参りたいと思います。
こういった課題に付いてヒントをお持ちの方はぜひともお知らせください。

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