2013年5月2日木曜日

報告 シンポジウム  農業と太陽光発電の両立に向けて

4/15に開催された、かずさDNA研究所と京都大学 SACIが共催のシンポジウム。
京都大学 SACIのIはイノベーションです。ソーラーシェアリングはイノベーションです。
シンポジウムには予定以上の人が集まり盛況とのことでした。
参加者の半数以上は太陽電池を開発している企業でしたが、ソーラーシェアリングに興味をもった農業関係者、および、ソーラーシェアリングを事業化したい企業の方などが参加されました。
セミナーの様子は、京都大学のホームページに掲載されています。
(かずさDNA研究所 センター長 東北大学客員教授でもある柴田大輔先生の発表風景)
http://www.saci.kyoto-u.ac.jp/?p=3012


当日の発表資料もここからダウンロードしていただけます。
何やら難しい資料です。百姓の親父が関わる場合、難しい理屈は知らなくても簡単に導入出来るようなものでないと困ります。研究者や技術者の課題になってくると思います。
ソーラーシェアリングの可能性、課題などいろいろな問題が提起されました。
今後、新しい製品が開発されていくことと思います。バイオ技術を使って光を必要としない品種改良もされていくと思います。
こちらのP16に出ている関西電力の発電コスト、石油の場合だと太陽光発電に匹敵する位コストが掛かります。その結果、電力会社は大幅な赤字に陥り、電気料金の値上げを申請しています。各国の趨勢でも、コスト高の石油火力発電の比率は低いです。最近、石炭火力発電を新設するとのニュースが出ていました。
ソーラーシェアリングはまだまだ完成したものでは有りませんので、普及する過程においていろいろな形になっていくと思います。普及学の観点からすると異文化間屈折ということになります。


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